
日経平均 | 37,160.47円 △174.60円 |
為替 | 1ドル=143.48円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億4,841万株 |
売買代金 | 3兆9321億76百万円 |
値上り銘柄数 | 1,118銘柄 |
値下り銘柄数 | 451銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 126.04% |
市況概況
円高、米国株が冴えない展開だが堅調
米国株はまちまちで円高に振れたのだが、前日に37,000円を割り込んだことで買いが入り、本日の日本市場は堅調な始まりとなった。
寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しも交えて指数先行で戻りを試す動きとなった。それでも37,300円を超えると戻り売りに押され、上げ幅縮小して前場の取引を終えた。朝方発表されたCPI(消費者物価指数)も上振れたのだが、特に材料視されることもなく、指数先行の買いで堅調だった。
昼の時間帯は上値の重い展開となり、後場もいったん安値を試す動きとなった。それでも前場の安値を意識すると買戻しも入り以外に値持ちの良い展開となった。上値を買い上がる材料もなく、戻れば週末の手仕舞い売りに押される展開ではあったのだが、指数は売られるでもなく小動きとなった。最後は手仕舞い売りに押されて売り直され、結局は安値圏での引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多く、総じて冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は小幅安だった。先物はまとまった売り買いも少なく、上がれば売り、下がれば買いと目先の動きについて行くだけという雰囲気で方向感は見られなかった。
堅調ではあったものの、明日につながるような買い方でもなく、買戻し一巡となったものから改めて売られそうだ。特に買い材料もなく、関税問題の進展に期待するもののあまり期待もできず、結局は失望売りに押されることになりそうだ。まだまだ冴えない展開が続き下値模索という状況には変わりないだろう。買われすぎグロース株売り、売られすぎバリュー株買いというスタンスで対処したい。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線にサポートされたが、まだ完全に底入れ感が出たということでもない。まだまだ75日移動平均線を割り込むかどうか試す動きが出てくると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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