羅針の子会社化でヨンドシーHDが今期売上高を460億円に上方修正
(画像=「セブツー」より引用)

ヨンドシーホールディングス(以下、ヨンドシーHD)は7月10日、2026年2月期の第1四半期決算を発表した。売上高は156億5900万円(前年同期比61.5%増)、営業利益は5億4900万円(同1.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億2200万円(同19.6%減)だった。高級時計のリユース事業を手掛ける羅針を子会社化したことで、大幅な増収となった。

「4°C」などのジュエリーブランドを展開するブランド事業は、売上高は92億2000万円(前年同期比162.6%増)、営業利益は3億9500万円(同58.8%増)と増収増益だった。ブランド事業に羅針が加わったことで売上高は大幅なアップとなった。

アパレル事業は、リーズナブルな価格帯の商品を展開する「パレット(Palette)」を運営するアージュが、出店効果もあり売上高の拡大に貢献した。アパレル事業の売上高は64億3900万円(前年同期比4.2%増)、営業利益は4億2300万円(同4.1%増)だった。

ヨンドシーHDの2026年2月期の通期業績予想は、売上高は660億円(前年比43.8%増)、営業利益は28億円(同42.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は16億円(同16.2%増)としている。