
(画像=「セブツー」より引用)
ブランド買取サービス「なんぼや」を展開するバリュエンスジャパンの嵜本晋輔社長が、世界的に注目を集めているオークションで大きな話題を呼んでいる。
2024年7月、フランス・パリで開催されたサザビーズ(Sotheby’s)のオークションにて、嵜本社長は故ジェーン・バーキン(Jane Birkin)が実際に使用していた「エルメス(Hermes)」の「バーキン」バッグのオリジナル・プロトタイプを約14億7000万円(約900万ユーロ)で落札した。
「伝説のバーキン」とは?
この「バーキン」バッグは、1984年にジェーン・バーキン本人と「エルメス」の当時の五代目社長だったジャン=ルイ・デュマとの出会いをきっかけに誕生した。「サック・オータクロア」という乗馬用バッグを元にした特注プロトタイプ。現在の「バーキン」はこのバッグから派生し、世界中で愛されるラグジュアリーバッグの象徴となった。
14億円超えという破格の金額で落札した嵜本晋輔社長は、「伝説のバーキン」が日本に到着次第、報道関係者とメディア向けの発表会を実施すると話しており、早くもお披露目を期待する声が広がる。
日本でも追悼イベントが開催
なお、2023年7月16日に76歳で亡くなったジェーン・バーキンの命日に合わせて、日本でも追悼イベントが行われる。東京・有楽町のヒューマントラストシネマ有楽町では、バーキンの実娘で俳優・歌手のシャルロット・ゲンズブール(Charlotte Gainsbourg)が初監督を務めたドキュメンタリー映画『ジェーンとシャルロット』が上映される予定だ。
上映後には、翻訳家・エッセイストの村上香住子氏と、音楽評論家でカルチャー誌「STUDIO VOICE」元編集長の松山晋也氏によるトークイベントも開催される。