人口知能

(写真=Thinkstock/Getty Images)

「ディープラーニング」が、人工知能に革命をもたらす技術として注目を集めている。「深層学習」とでも訳すべきディープラーニング(Deep Learning)については、GoogleやMicrosoft、IBMなど米IT大手がその活用に積極的に取り組んでいる。さらには、米国企業ばかりではなく、日本企業も、いち早く商用化しようと鎬を削りあっている。

具体的には、ソフトバンク <9984> が販売している人型ロボット「ペッパー」もディープラーニングを採用して、人間との意志疎通を図ったり、さまざまなサービスの提供を実現しようとしたりしている。一般家庭に浸透し、接客などビジネス分野でも活躍が見込まれるなど、ディープラーニングの成果は今後も、社会に浸透していきそうだ。

画像や音声認識で大きな成果

ディープラーニングは、コンピューター自体が自動的に学ぶ技術である機械学習の一つ。その中でも、人間の脳など生物の神経網をモデルにした「ニューラルネットワーク(神経回路網)」を活用した、パターン認識技術を指す。このニューラルネットを何段階にも重ねて深く解析する技術を活用するのがディープラーニングで、音声認識や画像認識技術に生かされ、その精度を飛躍的に向上させてきた。

最近では、ソフトバンクの人型ロボット・ペッパーの人間との意志疎通を支える機会学習にも、ディープラーニングを活用した人工知能が応用されている。この人工知能の最たる例がIBMの人工知能「ワトソン」だ。同人工知能はソフトバンクの人型ロボットのほかにも、金融機関でのカスタマーサポート支援や医療分野で癌治療の方針策定支援などでも活躍している。

以下では現在、ディープラーニング技術を活用してビジネスに役立てようと取り組んでいる日本企業の代表例を紹介する。