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【Sponsored】(写真=リード・リアルエステート)

一時の勢いがなくなったという声もある新興国経済だが、国や地域によってはまだまだ可能性を秘め、開発が進められているところもある。今回フォーカスするマレーシアは、2014年の経済成長率が6.0%で、日本でも以前から高い人気を誇る。セカンドライフを過ごす中高年たちが「移住したい国」として9年連続1位だ。また今春には三井不動産が初の海外進出先として同国を選び、首都クアラルンプールに「三井アウトレットモール」を建設するなど、投資も盛んだ。

マレーシアのなかでもとりわけ規模が大きく注目されている大規模国家プロジェクトが「イスカンダルプロジェクト」。マレー半島の南端、同国第二の都市ジョホールバルで進んでいる。海外不動産の購入を支援するリード・リアルエステートに、同国への現状と不動産について聞いた。

――ジョホールバルはどういう街なのでしょうか?

シンガポール市街から30分足らずで行ける国境沿いの町で、日本ではサッカー日本代表が初めてワールドカップ出場を決めた場所として広く知られるようになりました。今はマレーシア政府が都市開発に力を入れていく「イスカンダル計画」で知られています。このプロジェクトが2006年にアナウンスされて以降、シンガポールからはもちろん中国本土からの不動産開発が進み、不動産市況は大いににぎわいました。

――かなり活況なんですね。

ただ現在は大幅な供給過剰に陥ったこともあって、ある種の悲壮感が漂っているといえなくもありません。結局はシンガポールという国の経済をあてにしたプロジェクトであるとも言えます。自国経済が厳しいマレーシアの政府が、単独で短期的に事態を好転させることができるかどうかは分かりません。

シンガポールからクアラルンプール、そしてタイまでつながるという高速鉄道、シンガポールからの地下鉄の延伸などと魅力的な話も多いですが、基本的にマレーシア政府がそれを最後まで形にできるかという事が鍵となります。

シンガポールとクアラルンプールをつなぐ高速鉄道は、シンガポールのリー・シェンロン首相とマレーシアのナジブ・ラザク首相が2013年に発表したものです。両都市間、およそ350キロの距離をわずか90分で結ぶ計画で、当初は2020年までに建設すると発表されていましたが、現在は2022年ごろに開通するのではと報じられています。シンガポールは土地も狭いですし、どこを掘っても地中はケーブルやパイプなどが通っていることもあって、工事が難しいようです。

――そうした中で投資する妙味はあるのでしょうか?

今回訪れた地元の大手企業シャングリラホテルグループ「べリンダ」が手がけているエリアは買いではないかと思えました。

地元一体の大地主のため、何十年とかけて計画的なコミュニティーづくりが行われています。その一環で日本人ファミリー向けのコンドミニアムも造成されています。有名なインターナショナルスクール、日本人学校、多数にわたるレストラン街、各有名金融機関の出張所などが家から歩いてすぐのところにあり、環境も非常に安全と思います。

また日本の大手ゼネコン大成建設が建築を請け負っており、出来上がった不動産の質も極めて高いものと言えることです。

シャングリラホテルグループのべリンダはマレーシアでも数本の指に入る大企業のため、クオリティの高い不動産を販売しています。

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(写真=リード・リアルエステート)

――日本人も多いのでしょうか?

そうですね。実際に訪れて驚いたのは、日本から数百ものご家族の方が実際に移住されているということです。引退された方々だけではなく、30代の若いご家族もお見かけしました。

街づくりにおいて日本人がコミュニティーを作ることの意味についても、うかがいしました。日本人は礼儀正しく、綺麗に環境を保ってくれるので、コミュニティーのイメージを押し上げてくれる重要な存在だとおっしゃってました。

――ジョホールバルから近いというシンガポールの不動産はどうでしょうか?

報道では「値段が下がった」などといわれていますが、全体としてそこまで下がった印象はありません。金利がなかなか上がってこないので、売るほうもあわてて売る必要がなく、買う側にいたってはかなり安い値段でビッド(買い注文)を入れるようなスタンスなので、成立件数自体かなり少なくなっているのでしょう。

――シンガポールといえば物価が高いことで知られています。

そのトレンドは沈静化するどころか、生活費は目が飛び出るくらい高いケースが多いですね。ちなみにある幼稚園では月8万円から10万円が基本コースです。また先日、新しくできた寿司屋に行って、おまかせで日本酒を2人で5合ほど空けて、会計は12万円くらいでした。

もっと安いお店もたくさんあるのでしょうが、こういった価格帯の店が普通に成功してしまうのがシンガポールという国の物価水準をよく表しているともいえます。

最近もシンガポールで起業される日本人の方々をよくお見受けしますが、すぐにキャッシュフローを生み出せるビジネスでない限り、成功は簡単なことではないと思われます。家賃、雇用のコストといったいわゆる基本的な費用が高すぎますから。日本から進出したものの、バンコクやジョホールバルに引越しをされた起業家を何人も知ってます。

何が伝えたいかというと、シンガポールとマレーシアで、質も広さもほぼ同じ物件を購入したすると、どれくらいの価格差があるかということです。当然マレーシアの不動産のほうがジムや公共スペースなど、物件以外の施設は充実しているといえます。

単純な比較は難しいですが、直近の為替状況でマレーシアリンギはシンガポールドルに対して20%以上下がっていることもあり、ジョホールバルの不動産はシンガポールの不動産の10分の1ほどの値段になっています。150平方メートルの不動産で一方は3億円、もう一方は3000万円といったイメージです。ジョホールバルの日常生活コストは、シンガポールのそれと比べて著しく安いです。

――どちらに投資するのがいいのでしょうか。

機会があるにつけ、タイクーンと呼ばれる超富裕層の方々に、「果たしてシンガポールが高すぎるのか、マレーシアが安すぎるのか」という質問をぶつけてみるのですが、その答えはたいてい「両方とも真であるのでは」というものですね。

もしシンガポールに通勤などで出かける必要がないのであれば、ジョホールバルに家を買って、クオリティオブライフを実感するのは悪いアイデアではないような気がします。

決して「すぐに儲かります」という類の話ではなく、投資した分に見合うリターン、生活の満足度がジョホールバルのほうが総合的かつ長期的に見て高い可能性があるのではないでしょうか、ということです。

(提供: リード・リアルエステート


マレーシア ジョホールバル不動産開発販売セミナー

総合不動産デベロッパーを展開する株式会社リード・リアルエステートは、シャングリラ東京ホテルにてマレーシアの不動産を紹介する 『マレーシアジョホーバル不動産開発販売セミナー』を開催する。

同セミナーでは、(株)リード・リアルエステートの業務パートナーである不動産開発会社「TANJUNG BINTANG SDN BHD社」が、新しい不動産投資や、住宅不動産等を紹介する。 同社はシャングリラホテルグループでありマレーシア有数の大企業グループでもある。

■講師
FRANK S. K. GOON(マレーシアに本社を置くTANJUNG BINTANG SDN BHD社 CEO)

■開催日時
2015年12月14日(月)

■時間
午後2時~4時半(開場:午後1時半)

■会場
シャングリ・ラ ホテル東京

■席数
限定40人

■参加費
5,000円(税込み)

■主催
株式会社リード・リアルエステート

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