新刊『 大富豪が実践しているお金の哲学 』(冨田和成著、クロスメディア・パブリッシング)から、一般人、小金持ち、大富豪の考え方を紹介するGW特別企画、その第3回をお届けする。大富豪の「マインド」「ライフスタイル」と来て、今回はいよいよ「マネー」編と題して「増やし方」をご紹介する。金額の差はさておき、真似できるものもあるので、要チェックだ。前回同様、クイズ形式にしてみたので、自分の考え方とどう違うか照らしあわせてみては?(クイズの回答はページ下方にあります)。

その1 ローンをしたらどうなる?と言われたら……

2016年2月にマイナス金利が導入されて、ローンを組むことを考える人も多いだろう。お金を借りるというと「大きな買い物」や「利息」というイメージがあるのではないだろうか。

一般人にとってローンは住宅や車など、高額な買い物をするときに使うので「ローンの利息に苦しむ」というイメージがあり、実際にその返済に苦労するケースもあるだろう。小金持ちになると、手元資金があるので利息を払って借りる意味はなく、「利息をケチって借りない」のだそうだ。

では大富豪はどう考えるのだろうか。彼・彼女らは「???」だと考えるそうだ。さてどう考えるのだろうか?

◎クイズ1 ローンをしたらどうなる?と言われたら……
一般人 「ローンの利息に苦しむ」
小金持ち 「利息をケチって借りない」
大富豪 「?????」

その2 投資信託で投資をすると……

初めての投資と言われて、イメージする商品が株という人は多いかもしれないが、筆者いわく、初めての投資商品として投資信託を選ぶ人は非常に多いそうだ。だが、実際に儲かっているかと聞かれると、そんな話は意外に聞かない。

一般人は儲かる以前に「毎月分配型で資産を食い潰す」のだという。毎月分配の商品性などはここで説明しないが、よく知らないまま毎月受け取れるものがある点に惹かれる人は多い。小金持ちになると、コツコツ分配を受け取るよりも「アクティブ投資信託を買う」傾向にあるようだ。

では大富豪はどう考えるのだろうか。彼・彼女らは「???」だと考えるそうだ。さてどう考えるのだろうか?

◎クイズ2 投資信託で投資をすると……
一般人 「毎月分配型で資産を食い潰す」
小金持ち 「アクティブ投資信託を買う」
大富豪 「?????」

その3 企業の将来性をどう読む?と言われたら……

お金の哲学
『大富豪が実践しているお金の哲学』(冨田和成著、クロスメディア・パブリッシング、2016/5/2発売)クリックするとAmazonへ飛びます。

株に投資をする際に、優待や配当利回りよりも、やはり気になるのはその株自体が値上がりするかである。だが世界情勢などの不可抗力以外で、株が上がる要素はどこから情報を取ってくるのか。そこにも違いが見て取れた。

一般人は専門家が分析したような「テクニカル指標を読む」ことで自分が持っていない知識や根拠を補強することが多い。小金持ちになると、普段から馴染みがあるであろう「財務諸表を読む」のだそうだ。財務諸表は俗に「企業の成績表」だと言われるので、過去の成績を見ることで優秀かどうかを判断するのだ。

では大富豪はどう考えるのだろうか。彼・彼女らは「???」だと考えるそうだ。さてどう考えるのだろうか?

◎クイズ3 企業の将来性をどう読む?と言われたら……
一般人 「テクニカル指標で読む」
小金持ち 「財務諸表で読む」
大富豪 「?????」

彼らが大富豪たる所以を知ることができるのがお金の増やし方だ。身近な部分で切り替えられるところは見習ってみてもいいだろう。 (ZUU online編集部)

回答はこちら↓

◎クイズ1 ローンをしたらどうなる?と言われたら……
一般人 「ローンの利息に苦しむ」
小金持ち 「利息をケチって借りない」
大富豪 「ローンでお金を生み出す」

◎クイズ2 投資信託で投資をすると……
一般人 「毎月分配型で資産を食い潰す」
小金持ち 「アクティブ投資信託を買う」
大富豪 「ETFで自前のポートフォリオを組む」

◎クイズ3 企業の将来性をどう読む?と言われたら……
一般人 「テクニカル指標で読む」
小金持ち 「財務諸表で読む」
大富豪 「経営者で読む」

【連載 その他の回の記事】
・第1回 大富豪のイメージは? ほか
・第2回 マイホームはどうする? ほか
・第4回 投資に失敗したらどうする? ほか

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