「トップ5」を紹介 1位はダントツの…

5位:文京区「544万円」 犯罪率も少ない落ち着いたエリア

(写真=PIXTA 六義園)
(写真=PIXTA 六義園)

5位は文京区の544万円。山手線の内側にすっぽりと収まる文教地区で、犯罪発生率が約0.9%と治安がいいことでも知られている。六義園や小石川後楽園、東大植物園など緑も多く住環境の良いエリアだ。ゆったりとした造りの戸建て住宅が並び、学生向けに貸し出しを行っている家主も多い。しかし港区や中央区のタワーマンションのように、「飛び抜けたお金持ち」が少ないことがこの順位に収まっている理由だと考えられる。あまり時代のあおりを受けない、落ち着いたエリアといえそうだ。

4位:中央区「556万円」 まだまだこれからのエリア!

(写真=PIXTA)
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4位は中央区の556万円。銀座や日本橋など由緒ある名所が多いエリアではあるが、東は下町の風景を残す月島や工業地域である晴海まで範囲であることから、この順位になったと考えられる。しかしベイエリアの一端をなす月島は街の再整備も進み、高層マンションも多く建設されている。豊洲・有明エリアと並んで2020年の東京オリンピックに向けての注目エリアでもあり、数字は今後上昇していくかもしれない。区の平均年齢が42.24歳と都内で一番若いことからも、「これからのエリア」であることがうかがえる。

3位:渋谷区「703万円」 広尾や恵比寿など大人の街

(写真=PIXTA)
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3位は渋谷区の703万円。渋谷や原宿といった若者の街のイメージが強いが、広尾や恵比寿といった「大人の街」が数字を押し上げ、4意位との差を大きくつけた。

この2つのエリアをはじめ東京メトロ日比谷線沿線は、六本木や霞ヶ関、日比谷や銀座まで1本で行けるためビジネスマンに人気の土地だ。恵比寿駅周辺はサッポロビール工場跡地の再開発事業として開業した恵比寿ガーデンプレイスや駅ビルアトレのほか、商店街もあり買い物に困らないことなどから、特に女性の人気が高い。

2位:千代田区「784万円」 エリートが集う"働く街"

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)

2位は千代田区の784万円。真ん中に皇居があり、東京駅から永田町、飯田橋まで中央省庁などが集中している。住む街というよりは「働く街」のイメージが強く、夜間人口が極端に少ない地域でもある。それでも公務員宿舎や丸の内に住む「エリート」たちや、近年の都心回帰志向の高まりを受けて移住してきたビジネスマンたちが数字を押し上げた。一方で神田や九段下など古くから住んでいる世帯が多く残っているエリアも多いことが港区との差につながったと考えられる。

1位:港区「902万」 2位に100万円以上の差

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)

年収第1位は、言わずと知れた港区。その額はなんと902万円。会社員の平均年収が400万円台前半といわれているだけに、その金額がいかに多いかが分かる。六本木や赤坂、品川やお台場までを区域におさめており、大手の情報通信企業など羽振りの良い会社が集まっている。それらの企業に勤める裕福な層が「麻布」「白金」「青山」といったエリアに住んでいるとみられる。

古くからの町並みも残していた品川から田町にかけてのベイエリアにもここ数年で多くの高層マンションが建設されている。家賃50万円を超える物件も普通で、高収入の人しか住めないような物件が多くあることからもこの順位は必然といえるだろう。

東京23区在住者 平均年収ランキング

1位:港区(902万円)
2位:千代田区(784万円)
3位:渋谷区(703万円)
4位:中央区(556万円)
5位:文京区(544万円)
6位:目黒区(537万円)
7位:世田谷区(506万円)
8位:新宿区(477万円)
9位:杉並区(436万円)
10位:品川区(427万円)
11位:豊島区(412万円)
12位:大田区(395万円)
13位:練馬区(395万円)
14位:江東区(389万円)
15位:中野区(387万円)
16位:台東区(385万円)
17位:墨田区(350万円)
18位:板橋区(350万円)
19位:江戸川区(346万円)
20位:荒川区(345万円)
21位:北区(344万円)
22位:葛飾区(333万円)
23位:足立区(324万円)

*ランキングは、2013年度の各区の課税対象所得を納税義務者数で割り計算

(ZUU online 編集部)

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