双信電機,株式投資
(写真=Thinkstock/Getty Images)

10月3~7日の東京株式市場は堅調に推移した。欧州金融危機への懸念が後退する中で、原油価格の回復や米利上げ観測を背景とした円安の動きが株価を支えた。日経平均株価は6日に一時1万7000円目前まで上昇した。週末7日は利益確定売りに押されて一服となったが、それでも下落は小幅にとどまった。

7日夜発表の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比15万6千人増となり、市場予想を下回る結果になった。市場関係者が有力視する12月の利上げシナリオを崩すほどの悪い結果ではなかったが、統計の発表直後は円安の流れが一服した。日経平均株価は今後も、円相場の動きに影響を受けた展開となりそうだ。

新規材料の出た低位株が目立つ

それでは、今回は東証1部の「出来高増加率ランキング」上位10社を見てみよう。

(1)双信電機 <6938> 7920 54.836倍
(2)クボテック <7709> 25060 13.368倍
(3)インテリックス <8940> 21720 9.056倍
(4)トランザクション <7818> 48620 6.582倍
(5)キリン堂ホールディングス <3194> 15480 6.382倍
(6)エスクロー・エージェント・ジャパン <6093> 34920 6.183倍
(7)ポプラ <7601> 7620 5.840倍
(8)メディアドゥ <3678> 41500 5.730倍
(9)ヘリオス テクノ ホールディング <6927> 33540 5.239倍
(10)日本カーボン <5302> 620800 5.214倍
※銘柄、証券コード、5日平均出来高、出来高増加率の順

出来高増加率の高い銘柄は、新規材料で売買が膨らんだものが目立つ。特に株価の安い低位株が多い。3日に東京工業大学の大隅良典栄誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞し、受賞理由となった「オートファジー」に関連した銘柄としてタカラバイオ <4974> など関連銘柄の商いも膨らんだものの、ランキング上位には入らなかった。