アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

ウルトラスーパームーンの満月は見られませんでしたが、そろれよりもスーパームーンの時のニュージーランドの地震、というとどうも東日本大震災を思い出してしまいます。株式市場の調子が良くなっているということも同じような時間を思い出し、ちょっと複雑な感じです。昨日、掲載された四季報オンラインの連載です。 http://shikiho.jp/tk/news/articles/0/145004

トランプ大統領になると大暴落すると言っていた人たちはどうしたのでしょうか?トランプ大統領になると1ドル=97円になるということも言っていましたが、全く逆に円安に振れています。つまり、今回の大統領選挙も「決まった」ということでもうすでに次の「利上げ」を織り込むような動きになっているとみても良いのだと思います。英国の離脱にしても何にしても「大山鳴動して・・・」ということが多いような気もします。そして、今話題にもならなくなりましたが、中国人民元がどんどん値を下げています。昨年8月は中国人民元の切り下げが暴落の要因と言われましたが、現状を見るとやはり中国人民元の影響ではなかったということになるのか、あるいはここから改めて中国人民元安の影響で波乱となるか、一応頭に入れておいても良いと思います。

米国株が値持ちが良いことや為替がさらに円安に振れたことから、本日の日本市場も買い先行となりそうです。買い戻しを急ぐ動きやヘッジの先物買いなども見られそうで、輸出関連銘柄などを中心に堅調な展開が期待されます。主力銘柄でも売られ過ぎたものなども買い直されてくるのではないかと思います。

17,500円をあっさりと抜けて、いよいよ18,000円を試す動きになって来ました。ただ、さすがにいくら円安が進んだからと言って一気に18,000円を試すというよりはいったんは18,000円水準を意識すると上値も重くなり、いったん手仕舞い売りなどに押されるということになりそうです。まだまだ、17,500円~600円水準、あるいは17,200円~300円水準までの調整はあるのではないかと思います。

本日の投資戦略

注目された銀行の決算も特に問題視されるというほどのことでもなく、マイナス金利での効果も見えて来ていると思います。GDP(国内総生産)のなかでも個人消費や設備投資が伸びていないのですが、ここではマイナス金利効果がまだ出ていないということになりそうです。それでも、円安でのGDPの伸びも期待され、堅調な展開が続くと思います。

米国市場の上昇が止まりません。トランプ大統領になると暴落するという向きも多かったのですが、米国株式市場は全くぶれずに上昇が続いているという感じです。ただ、さすがにそろそろ目先的な過熱感も強いのですから、クリスマス商戦の始まる前にいったん一服となって来そうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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