その他の注目すべき銘柄

コロワイド〈 7616 〉は焼肉屋である牛角に代表される外食や居酒屋などを運営する企業です。年二回の決算で優待権利を得れば、その多くの店舗で年合計4万円分の優待券が4回に分けて送られてきます。また豪華な優待商品に変えることもでき、その選択肢の幅が人気を呼んでいます。株価は1100円で500株以上の株式保有が必要です。曜日制限や枚数制限、1円単位で使えるなど、細かな制限が無く使いやすいことも素晴らしい点です。

続いて、ブライダルジュエリーやファッションジュエリーの購入予定がある方にお勧めなのがシーマ〈 7638 〉です。優待割引は所有株式に関わらず20%割引です。また、優待制度による割引は株主本人だけでなく、家族はもちろん友人など他の人でも利用することができ。有効期限中は何回も利用することが出来ます。また特筆するべきはその株価の安さ。21円で100株単位の銘柄のため、なんと2100円でどんな宝石でも20%割引となるのです。シーマのジュエリーを購入するなら株式を購入して間違いはないでしょう。

また、有名企業で使いやすく利回りがいいとよく取り上げられるのは、世界的ハンバーガーチェーンの マクドナルド〈 2702 、大手家電量販店のビックカメラ〈 3048 〉、牛丼チェーンの吉野屋HD〈 9861 〉などがあります。これらの株主優待は各店舗での買い物優待券なのですが、金券ショップに持ち込み相当額の現金に交換できる点もメリットと言えるでしょう。


日本独自の文化・株主優待を享受する

株主優待において身近な存在の企業があれば「お得」であることはご理解いただけたと思います。また、先述しましたが利用制限がないものであれば、その企業を使えば使うほど利回りは高まります。利用価値がない株主優待であっても金券ショップなどで現金化できるのであれば、そこから利回りを考えてみるのもいいでしょう。あまり知られていませんが海外で優待を用いる企業は非常に稀であり基本的には日本独自の文化と言えます。企業側としても、長期で保有する個人投資家を株主とすることができ、配当より税負担は軽くなるというメリットもあります。せっかく日本にいて、普段の生活で上場企業を利用しているのであれば、優待を利用しない手はありません。さらにはキャピタルゲイン、配当金までも享受できる株式。もし銀行の少ない金利に埋もれている資金があるのであれば、少し勘案してみてはいかがでしょうか。

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