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(写真=Thinkstock/Getty Images)

目次

  1. はじめに
  2. リスクを正しく理解しよう
  3. 待ってるだけで借り手は見つからない
  4. 利回りで重要なのは「実質利回り」
  5. 節税対策という理由での投資はNG
  6. 家賃が下がることも
  7. 意外とかかるメンテナンス費
  8. 避けられない災害のリスク
  9. 売却時のリスク
  10. 利益を上げる鍵はリスク回避

はじめに

近年、不動産投資に興味を持つ人が増えている。「マンションの1室を貸せば、土地を持っていなくても始めることができる」と考え、投資を始める人もいるようだ。しかし、マンションやアパートの経営など不動産投資にはリスクがつきもので、安易に手を出すと失敗しかねない。まずはリスクを把握し、その上で不動産投資をするかどうかを考えることが必要だ。

不動産投資で失敗しないための考え方、鉄則を解説しよう。

リスクを正しく理解しよう

不動産に限らず、投資で失敗する人には、リスクを理解しないまま漫然と投資を始める人が少なくない。確かに不動産で資産を増やす人は多い。しかし、そうした人たちはリスクを理解し、リスクを最小限に抑える努力をしている。

不動産投資をする際に見落としがちなリスクと、その対処法について知っておくことが大切だ。

待ってるだけで借り手は見つからない

アパート経営を始めたり、マンションを賃貸に出したりしても、肝心の入居者がいなければ収入にはならない。この「借り手が見つからない」というリスクを忘れている人が意外に多い。借り手が現れるのを待っているだけでなく、部屋を借りてもらうための工夫が必要だ。

空室が埋まらないようなら、近隣のアパートやマンションの相場と比較して、敷金・礼金を下げたり、場合によっては家賃を下げたりすることが必要かもしれない。また差別化を図るために、ペットを受け入れたり、外国人の入居を可能にしたり、1カ月分の家賃を無料にしたりするといったことも対策のひとつだ。 家具や家電などを設置して貸し出す方法もある。さらに賃貸業務や管理を委託している業者の見直しも考えなければならない。

利回りで重要なのは「実質利回り」