9月の優待連動銘柄は?

※最低単元数でもらえる優待の内容しか記載していませんが、株数に応じて優待の内容が異なりますのでご注意ください。

コロワイド < 7616 >:配当利回り:0.36%+優待利回り:1.45% 実質利回り:1.81% 居酒屋チェーンや飲食店を展開【優待】500株以上で株主優待ポイント20,000ポイント(半期で10,000ポイント、1円=1ポイントとして計算)

ANAホールディングス < 9202 >配当利回り:1.59%+優待利回り:5.9%(3万円の運賃の場合15,000円して計算)実質利回り:7.56%航空会社大手【優待】1,000株以上で、優待券1枚(普通運賃より50%割引)

先ほどもでましたが、カゴメ < 2811 >も個人投資家が多い人気の銘柄です。

​(*8月31日時点の株価を反映)


9月の優待の権利をとるにはどうしたらよい?

9月の権利月最終日まで株式を保有しておく必要があります。9月決算の銘柄は、企業の株主名簿に、9月末日時点で載っていないと優待や配当の権利はえられません。9月の場合、9月30日(火)が基準日となり、9月30日の株主名簿に載る為には、9月25日(木)が権利月最終日になります。なぜかというと、株式の受け渡しは、売買の取引成立から起算して4営業日後になるので、9月30日が基準日の場合は、4営業日逆算して保有をしておく必要があります。権利月最終日の翌日は、権利落ち日とよばれます。

今回の場合は、9月26日(金)にあたります。極端ですが、配当や優待の権利を得るだけなら9月25日まで保有もしくは買付けして、9月27日に売却しても権利は得られます。配当の権利月最終日は、取引所の営業している日時ですので、営業日ベースで数える事が必要です。買付日を間違えると権利を得られませんので、ほしい銘柄がある場合は、必ずカレンダーで事前に確認しておくことが必要です。また、権利付最終日までに株を購入したいという人気の銘柄の場合、高くなってくる傾向があります。過去のチャートなどをみて早めの購入も検討してもいいかもしれません。

また、権利付最終日、基準日などは銘柄によってことなります。臨時株主総会などの場合は、月の真ん中に基準日がある場合もあります。その時々によって基準日は変更する場合があるので、注意しておくことが必要です。優待も中間決算で配当が出る場合でも優待は年1回だったり、優待の内容が、本決算、中間決算とちがっていたり、株数に応じて内容が違っていたりすることがあります。特に株主だけの限定商品のプレゼントなどを狙っている場合は、後悔することのないよう、いろいろ確認して購入をされた方がよいです。

また、企業の業績によって、優待や配当は変動します。今回紹介した企業も業績いかんによっては優待の廃止や無配当ということも可能性として起こりえますのでご注意ください。


今後9月の優待銘柄の動き

全体的には、6月ごろより少しずつ上がってきて、15,000円台を推移している状態で、個別の銘柄も優待銘柄に関してなどは3月の時点から上がり続けているものが多く買いづらい感じもみえるものもありますが、NISA口座を開設してもまだ買付しておらず、100万円の枠を残されている方や日本の大部分の企業が3-9決算銘柄という事を考えると、今年最後の配当・決算狙いでの買付の余地はあるのかなという感じをうけます。

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