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やめちまえシリーズもいよいよ最終章。学資保険です。日本では子どもが生まれると、ほとんどの家庭で学資保険に加入されるようです。また保険比較サイトなどを見ても学資保険のラインナップは大変充実しているように思います。

これは海外の方から見ると少し奇異に映るようです。日本人は「投資」や「リスク」に対してアレルギーを持つ国民性で、投資に積極的な人をお金に汚い人と見るような向きもあります。

海外ではもっと投資に対して積極的ですし、お金にきれいも汚いもないと、言わばドライな経済観念を持つ方が多いようです。事実、日本の株式市場でも海外投資家の売買が60%を超えているそうです。

そんな投資が苦手な日本人。損するのはイヤだけど増えないのもイヤ。そんな日本人心をうまくくすぐる保険が学資保険なのです。


学資保険に何を求めますか?

あなたは学資保険に何を求めますか?

子どもが入学する時にお金が貯まっていることではないでしょうか?100万円なら100万円、200万円なら200万円、積み立てたお金が必要な時にキチンとあることでしょう。積み立てた額より少し多いとなおうれしいですよね。

ご存知の方も多いとは思いますが、学資保険の生みの親、郵便局(かんぽ生命)のそれは、積み立てた額がもう戻って来ません。インターネットで見積りをしてみましょう。

15歳満期だと2,127,600円積み立てて200万円、18歳満期だと2,129,760円積み立てて200万円受け取れます。

なぜこんなことが起こるのでしょうか?それは目的を見失っているからです。売る側もそして買う側も。

先ほどの学資保険、約212万円の掛金のうち、約10万円は父親が死亡した時の保険と、子どもが入院した時の保険にまわされます。だから掛金が大きく上回ってしまうのです。それを差し引いてもまだ掛金の方が多いという事実には、目も当てられませんが…。


まずは目的と優先順位を明確に

もう一度確認しますが、目的は必要なタイミングで教育資金が準備出来ていることでしたよね。そこに「もしお父さんが亡くなっても大丈夫!」「お子さんがケガした時も安心!」などとオマケをつけたがるから話がややこしくなるのです。

お父さんが亡くなっても大丈夫と言いますが、もしキチンとした生命保険に入っていなくて、学資保険だけだったとしましょう。あの200万円はあっという間に食い尽くされて進学どころではなくなります。

お父さんが亡くなった時の子どもの教育資金は、学資保険ではなくてお父さんの死亡保険で準備すべきものなのです。それを踏まえて一緒に設計してくれるプランナーさんを、是非つかまえてくださいね。

話はそれましたが、目的を明確にして、それに見合う方法を選べば「子どもが生まれた=学資保険」とはならないハズです。