はじめに

「おすすめの保険ってなに?」と聞かれると、いつも「共済じゃダメなの?」と私は答えています。さて、保険と共済、何が違うのでしょうか。そして、共済のメリット・デメリットは何でしょうか?どんな人におススメするかも含めてご紹介していきましょう。


共済とはなにか?

共済は、お金を多数の組合員から集めて、組合員の誰かに万が一のことがあったときに、お金を支給する仕組みです。つまり、仕組みとしては、保険と同じで「相互扶助の仕組み」であると言えます。ちなみに、組合員と申しましたのは、共済は組合員間の相互扶助のものだからです。つまり、組合員以外の人は入れません。「じゃあ、一般の人は入れないのね。」いえいえ。500円から5000円ほどの出資金で誰でも組合員になれるので、共済は誰でも加入可能な開かれた仕組みなのです。


主要な共済団体紹介

主な共済団体はCO-OP共済、都・道・府・県民共済、全労済の3つでしょう。どれも耳にしたことはあるのではないでしょうか?

団体名

特徴

条件

CO-OP共済

全国津々浦々にあるCO-OPにて加入可能。一番馴染みが深い?

500円から5000円の出資金が必要。CO-OP会員は既に満たしています。

都・道・府・県民共済

都道府県単位で事業を行っている共済。

都道府県によって異なるが、500円程度の出資金が必要。

全労済

主に職場などを通して保障を行っている共済。

1口100円。1000円以上の出資金にて加入可能。