富裕層のお金の使い道

目次

  1. なぜ富裕層はスーパーカーを好むのか
  2. 理由1:スーパーカー保有はステイタスの証明書
  3. 理由2:希少性が高く、数年乗っても人気モデルは値段が落ちない
  4. 理由3:スーパーカーを社用車にして決算対策
    1. 定額法の場合
    2. 定率法の場合2000万円×0.417=834万円
  5. 理由4:4年落ちの中古車ならば100%償却OK

なぜ富裕層はスーパーカーを好むのか

フェラーリ、ランボルギーニといったスーパーカーを富裕層が所有する率は高い。「なぜそんな車をわざわざ買うのか」と一般人には疑問を持つところかもしれないが、実は富裕層ならではの理由がある。

その理由について解説しよう。

理由1:スーパーカー保有はステイタスの証明書

スーパーカーは希少性が高く、お金があるからといって買えるとは限らない。新規購入の場合、買いたい車を即金5000万円で買えるだけの資力があっても、車種によってはディーラー側の購入者審査を通らないと買えないのだ。審査項目は「長年そのブランドを愛用しているか」「飾り物としてではなく、実用していたかどうか」といった内容で、「投機目的」「富の象徴として」の購入ではないかをチェックするブランドもあるようだ。

このようなハードルを乗り超えないと狙いのスーパーカーを買えないという事実は、見方を変えれば「ステイタスがあるからこそ買えるし、乗れる」ということでもある。つまり、オーナーが信用するに足りる人間であることをスーパーカーが証明してくれているのだ。

スーパーカーを保有していることで取引先が信用力を認めることになり、結果的にビジネスがうまくいく可能性が高くなる。中古で買う場合は、新車で買うときの購入者審査がないので、運よく出会えたら車だけでなく社会的信用力をも手にすることができる。

理由2:希少性が高く、数年乗っても人気モデルは値段が落ちない