健康保険これだけは知っておこう

国民年金と違い健康保険は未加入率が低いです。なぜなら国民保険は何十年後に向かって積み立てていくのに対し、健康保険は自分がお医者さんにかかった際にすぐ7~9割医療費から値を引いてもらえるため目に見えやすいというところです。

しかしながら、医療費助成は知っていいる人は多いものの、高額医療費制度を知らない方も多いのでここでは大まかにそれについて説明していきます。

高額医療制度を説明すると、住民税が非課税の方は34,500円、一般所得所は80,100円+(医療費-267,000円)×1%、標準報酬月額53万円以上(年収約636万円)の人は150,000円+(医療費-500,000円)×1%の範囲内で医療費を負担するというものです。この制度は先進医療などには適用されませんがほぼすべての手術に適応になっていると考えても大丈夫です。

よって医療費が月に20万、30万かかっても翌月には戻ってくるシステムになっているのです。そして医療保険に入る際はこの前提を知っておけば、保険加入金額が手術医療費10万円前後の保障と差額ベッド代だけで済むはずなのでぜひとも覚えておいてください。


その他の社会保険これだけは押さえておこう

労働者災害補償保険(労災)は労働下で事故にあったときや就業不能になった場合に保険金が払われるシステムで大体日額給料の65%程度を最大1年半もらえる制度です。

雇用保険も失業をした際に失業保険や職業訓練を受けられる制度です。

また介護保険ですが年齢を重ねて要介護状態になった要介護者が助成金を受けられる制度です。介護料金が全体金額の1割程度に抑えられる制度なのでこれも是非とも知っておきましょう。


民間の保険に入る前に社会保険を知っておけば役に立つ

今回は民間の保険会社でメインになっている国民年金、健康保険をメインに紹介しておきました。民間の保険は公的な社会保険を補うためにできたものであり社会保険には税金が投入されているので一番コストパフォーマンスも一番と言ってもいいでしょう。

しかしながら、社会保険は今後なくなりはしませんが今の経済状況を鑑みると改悪になっていくのは仕方がないことだと思います。そこで必要になってくるのが民間の保険になります。皆様が保険に加入をする際は加入する際に「この保障は社会保障ではどの程度賄えるのでしょうか」と保険代理店にぜひ尋ねてください。

そうすることによって社会保障で保障される内容がわかりますし保険料も節約できるかもしれません。ちゃんと社会保障を知ることが自分にとってベストな保険に入る近道なのです。