(本記事は、山田稔氏の著書『問題解決の気づきを得るための「とっかかり」のつかみかた』エムディエヌコーポレーション、2018年2月26日刊の中から一部を抜粋・編集しています)

新しい発想が思いつかず、いつも同じような企画や提案になってしまう

問題解決の気づきを得るための「とっかかり」のつかみかた
(画像=Volodymyr Kyrylyuk / Shutterstock.com)

いつも同じような企画の提案しか思いつかず、なかなか良い発想が生まれない、ということはありませんか?

自分の専門分野だけでなく様々な分野から情報を収集して自分の選択肢の幅を広げてみましょう。

●情報をたくさん取り入れる

あなたは普段、情報をどのようにして手に入れているでしょうか?例えば新聞やインターネット、テレビなどの様々な媒体から情報収集するかと思います。

その際に、自分の仕事に関する記事などについては積極的に情報として取り入れていることでしょう。

もちろん自分の仕事に関わる情報収集はとても大切ですが、もしその情報しか得ることをしていないのであれば、新しいアイデアが思いつかなくなってしまうかもしれません。

アイデアに煮詰まってしまった場合におすすめしたいのは、自分の専門分野だけではなく自分の専門外からも様々な情報を仕入れてみることです。

今回はその方法で成功を生み出した世界的に有名な大企業マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏のエピソードを紹介します。

●読書から得るもの

ビル・ゲイツ氏は、実業家としてはもちろん読者家としても有名です。

彼は、自分自身に様々な種類の情報の引き出しを持つため、自分の専門分野の情報はもちろんのこと、それ以外の専門書などの本も読み、情報を常にインプットして自分の中に蓄積しています。

その取り入れる情報の内容は多岐に渡り、自分に関連するビジネスのほか、歴史や偉人伝、スポーツといったかなり幅広いジャンルにまで及び読書をしているのです。

もともと彼は幼少の頃から読書が好きでしたが、様々な本を読んでいくことで、自分自身だけでは到達しえない知識が1冊の本の中にあるというメリットに気づいたため、どんなに仕事が忙しいときでも読書の時間は何とか捻出することにしていました。

そして、その中で1週間で1冊、年間で50冊以上もの本を読む習慣を身につけたのです。

そして、その様々な情報から得たものをアイデアや仕事に活かし、今日のマイクロソフトの発展に繋がっているのです。

●さあ、情報を蓄積しよう

読書を通じて、自分の専門分野について情報を仕入れることは、皆やっていることでしょう。

しかし、それだけでは、より柔軟な思考を手に入れることはできません。

様々な分野から常に情報をインプットすることにより、広い視野が得られ、考え方の幅を拡大することができ、新しい発想が生まれてくるようになるのです。

もし今の自分自身の知識や発想に満足をしていないのであれば、一度自分があまり読まない分野の本や、友人・知人、著名人が進める本などを読んでみると新たな視野が広がっていくかもしれません。

さらに、その情報をうまく取り入れて自分の中で整理することができれば、常に仕事で新しい発想を提案することができるようになるかもしれません。

【ビル・ゲイツの「とっかかり」のつかみかた】
・たくさん読書をすることによってその専門家の情報や知識を知り、自分の発想を広げた。
・自分の専門の情報だけに留まらず、分野を問わず常にインプットする。

問題解決の気づきを得るための「とっかかり」のつかみかた
山田稔
1971年生まれ。千葉県出身。有限会社ケイズプロダクション代表取締役。一般社団法人日本ソーシャルコミュニティ協会代表理事。高校時代からビジネス誌に取材され、25歳の時に編集プロダクションで起業。以降、20年以上にわたり、年間60冊以上に及ぶビジネス書やパソコン書の編集制作に関わり、なかでもソーシャルメディアを活用したビジネス書を得意とし、自らもソーシャルメディアに精通。 (画像=Webサイトより ※クリックするとAmazonに飛びます)