(本記事は、水野俊哉氏の著書『成功する人は、なぜリッツ・カールトンで打ち合わせするのか?~あなたを超一流にする40の絶対ルール~』サンライズパブリッシング、2018年2月25日刊の中から一部を抜粋・編集しています)

成功者はあえて初体験を意識する

成功する人は、なぜリッツ・カールトンで打ち合わせするのか?~あなたを超一流にする40の絶対ルール
(画像=Phuong D. Nguyen / Shutterstock.com)

最近、子供の頃のようにドキドキしたのはいつだったか。そう質問されたときに、すぐさま思い出せる人は案外少ないのではないだろうか。

大人になることの弊害の一つは、「初めての経験」が昔に比べると大幅に失われてしまうことだろう。経験値の少ない子供の頃は、どんなことをしても新鮮だったはずだ。

近所のファミリーレストランに行くことや、ほんの1駅隣の街に行くために電車に乗ることだって、ちょっとした冒険だったはずだ。

だが、大人になって、さまざまな経験を重ねていけばいくほど、当然ながら「初体験」はどんどん減っていく。仕事でも、新入社員の頃は慣れないことも多くて試行錯誤していたのに、30?40代くらいになると、たいていのことでは動じなくなっていく。

自分自身のキャパシティが大きくなるのはよいことだが、一方で安定してくることで、自分の現状に満足しきって努力することをやめたり、新たなことを学ぶ意識が薄くなってしまう人もいる。

結果、思考が硬直し、視野がせまい人間になりがちだ。成功者は常に時代の先を見ている。だからこそ彼らは自ら常に新しい刺激を取り入れ、自分の世界をどんどん押し広げようと努力している。

そのため、多くの成功者はいくつになっても未知の体験に飛び込むのが好きだ。そして、「新しい経験」を得るためには投資をいとわない。私自身も些細なことでもいいから、日々新しい体験をする機会を増やすように努力している。

たとえば最近だと、車で出かける際、自家用車とは別にいろんな高級車をレンタルして運転するようにしている。高級車はその会社によって1台1台、乗り心地が全然違う。自分自身で運転してみることで、「あぁ、この車のエンジン音は好きだな」「ちょっと車高が低いな」と新たな乗り心地を楽しむようにしている。

また、自分だけではなく、家族にも新しい経験をさせることを意識している。たとえば、2017年に行ったパリ旅行では、家族全員でパリの最上級ホテルといわれるリッツホテルに泊まり、三ツ星レストランで食事をした。

「子供にそんな贅沢をさせるなんて」と思う人もいるかも知れないが、子供の頃に最上級のものに接する経験は、投資ともいえる。

できるだけ「初体験」を重ねること。そして、それらの経験にお金を惜しまないこと。きっといつか自分に戻ってくるはずだから。

成功者の多くはスピリチュアルを信じている

成功者の多くは何かしらの形でスピリチュアルな存在を信じている。「スピリチュアル」という言葉を聞くとうさん臭いものを連想する人も多いだろうし、なかには毛嫌いする人もいるかもしれない。

そうしたあやふやで抽象的なものは、合理的でクールなイメージのある成功者の印象とは真逆のものだ。

だが成功者ほど神社への参拝を欠かさない人が多く、むしろ趣味が神社巡りなんて方が多い。私も各地の神社を定期的に訪れて参拝やご祈祷を受けている。

時には日本国内だけではなく、海外のパワースポットに出かけていく人もいる。家に神棚を飾り毎朝拝んだり、お守りを身につけ、風水や占い、時にはUFOや地球外生命体の話で盛り上がっていたりする。

困ったときや悩みがあるときは、懇意にしている霊能者や占い師などに相談するケースもあるだろう。

もちろん、すべてを占い通りに行動するなどというのは愚の骨頂だ。ただし、日々の行動の指針にしている人は多い。

なぜ成功者ほどスピリチュアルな存在を信じているのか。それはビジネスや投資という先が読めない世界で勝負している人が多く、つきつめると運命や神のご加護という領域に行ってしまうからだろう。

また波乱万丈な人生を送っている人が多いため、自分自身が神秘的な経験をしてしまっている人が多い。かくいう私自身も学校や社会で教わるような、合理的な考えでは決して理解できないような経験を多数している。

古来より皇帝や君主などの成功者が占いや宗教を用いてきたことは、歴史的な事実として知られている。日本においても天皇は神の子孫であるという位置づけであるし、多くの大企業の経営者、創業者が神社に通ったり、多額の寄付をしているケースは多い。

たとえば、私の自宅の近くの箱根神社なども、ある大企業グループの創業者が熱心に参拝していたことが地元では知られている。よくよく考えると成功者は必ず自分以外の人の力を借りて成功している。

親や兄弟などの親族、恋人や妻や友人、知人、従業員や取引先やお客様、ひいては地域の人や日本国全体、あるいは地球、果ては宇宙……と感謝の範囲を広げていくと、もはや無限大である。

そうなってくると、彼らがスピリチュアルな存在を信じていてもなんら不思議はないだろう。むしろ自分自身の力でなんでもできると考える方が傲慢にすら思えてくる。

人間の考える合理的な判断など、その場では役立つかもしれないが、大きな流れの中では翻弄され羅針盤の役をなさないものだ。

先行きの予測できない人生の中で、何か大事をなそうとすれば、見えない力のご加護を求めて当然である、と私は考えているのだが……。

成功する人は、なぜリッツ・カールトンで打ち合わせするのか?~あなたを超一流にする40の絶対ルール
水野俊哉(みずの・としや)
作家、出版プロデューサー、経営コンサルタント、富1裕層専門コンサルタント。著書にシリーズ10万部突破のベストセラーとなった『成功本50 冊「勝ち抜け」案内』(光文社)の他、『「法則」のトリセツ』(徳間書店)、『お金持ちになるマネー本厳選「50冊」』(講談社)、『徹底網羅!お金儲けのトリセ1ツ』(PHP 研究所)、『幸福の商社不幸のデパート』『「99%の人が知ら1ない」人生を思い通りに動かす大富豪の教え』(いずれもサンライズパブ1リッシング)など27 冊、累計40万部を突破している。最新刊に『今すぐ1本を出しなさい ビジネスを成長させる出版入門』(秀和システム)

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