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昨年、念願の東京オリンピックが決定し、6年後に向けて世界から注目を浴びている首都東京。 さらに安部政権の景気対策も相まって、今まさに東京は景気の転換期に差し掛かりつつあります。 そんな中、東京の不動産の値動きが大変活発になってきております。長くデフレを経験し、不動産価格が上がるといってもいまいちピンとこない方も大勢いらっしゃると思いますが、最近ではアジア系の投資家、具体的には「台湾」や「中国」の個人投資家が、高い値段で日本の物件を購入しはじめております。 これらの方に売却されたもともとの所有者は、大きな利益を生み出し、投資に成功されております。

こういった動きにつられて、市場価格も徐々に吊り上げられてきておりますので、これから新規に投資を始める方は、より正しい最新の知識を持って投資することがとても重要になってきました。 今回は、東京都内において、どのような物件が投資向きなのか、ポイントとなってくる関係法令について中心に、細かく解説させて頂きます。


そもそもどこの場所が投資向きなのか

では、まず投資向けに購入する物件の場所について検証していきます。日本全体から見れば、都内の投資用物件の価格帯は高く感じるかもしれませんが、目線を海外に向けるとどうでしょう。日本は長きに渡ってデフレを経験したせいで、外国の方から見ると経済の中枢である首都の物件価格としては、非常にリーズナブルな印象となります。

これから物件に投資をするうえで必ず気にかけて頂きたいのが、常に日本の相場をグローバルな視点から客観的に考えるということです。 東京という狭い相場観にとらわれることなく、海外の主要都市の相場とも検証していくことが成功への秘訣です。


今人気上昇中の「麻布十番」

今都内で投資マンションの人気が非常に高い場所が、「麻布十番」です。 麻布十番は都心に位置し、あらゆる場所へのアクセスも良いほか、そのネームバリューはブランド化しており、非常に値段が上昇してきております。

例えば 1年前の取引価格で1500万円前後だったのが、今年に入ってから2000万円で取引された事例もあり、 1年の間で価格が500万円近く上昇したことになります。 これには2つの大きな要因が考えられます。

1. 麻布十番をはじめ、都心部はすでに数年前の不動産バブル期に投資マンションを建てつくしており、これ以上建築できる用地の確保が難しくなっております。そのため、既存物件の希少価値が高まっています。

2. 値段を吊り上げる要因を作っている、外国人投資家に非常に人気があるというのが2つ目のポイントです。今や東京の物件価格は中国人や台湾人が握っているといっても過言ではないほど、日本人よりも高値で購入されていますので、彼らがどこの場所で買うかがそのまま相場に反映されるのです。

上記2点から、 これから開発していくエリアに投資するよりも、 すでに開発済みである都心の中心部で、これ以上物件が新たに建築しにくいエリアがねらい目であると言えます。