訪日外国人が増える中、英語での対応を迫られることもある飲食店スタッフ。Foodist Mediaではそんな方々のために、全5回にわたって飲食店スタッフが知っておきたい英会話を紹介中。第3回目となる今回は、お客様が食事を終えた後の「支払い」時に使いたい英語をピックアップ。近年、支払い方法も多様になってきたが、どんな風に対応すべきなのか? 早速ご紹介していきたい。
訪日外国人の多様な支払いに対応しよう
個人の飲食店では支払いを現金のみで対応していることも少なくないが、支払いが多様化しているため、さまざまな方法に対処することが望ましい。たとえば外国人のお客様はその多くが、自国でも他国でも使えるクレジットカードを使用している。複数のクレジットカードに対応できるようにしておくことが望ましいだろう。
また、近年はキャッシュレス化の波も大きく、QRコード決済などのキャッシュレス対応を導入するのもおすすめだ。クレジットカードやキャッシュレスであればお金のやり取りがなく、スマートに会計を済ませることもできるため、難しい英語のやり取りの簡略化にも役立つだろう。
支払い方法や会計の場所を指示する英語は?
支払い方法やお会計をする場所は、各店によっても異なるだろう。まずは支払い場所をお客様にお伝えしよう。
・Please pay at the register. 支払いはレジでお願いします
テーブル会計をお願いする場合は、「pay」以下を「at the table」にして伝えればOK。伝えるのが不安であれば、テーブルにアナウンスのメモを置いたり、壁に貼ったりしてわかりやすく提示しておこう。
また、支払い方法について確認する英語は、以下の通り。
・How would you like to pay? お支払方法はいかがなさいますか?
・Would you like to pay cash or by credit card? お支払方法は現金ですか? カードですか?
現金のみの場合は、「We only accept cash.(お会計は現金のみとなります)」と伝えよう。逆にカードのみを受け付ける場合は、「cash」の部分を「credit card」に変更して答えると良い。ちなみに「We accept~」で「~を受け付けます」という意味に。たとえばQRコード決済を承っている場合は、「We accept QR code payment.」と答えてみよう。