貯金目標を聞かれた際に、キリよく「1,000万円」と答える人もいるでしょう。では実際に1,000万円貯めるためには、何をすればいいのでしょうか?

今回は、社会人1・2年目を対象に実施されたお金に関する意識調査の結果を解説しつつ、貯金1,000万円を実現するための具体的なプランを紹介します。

みんなどのくらい貯金してるの?平均貯蓄額と目標貯蓄額

貯金
(画像=PIXTA)

ソニー生命は、社会人1年目・2年目の20歳から29歳の男女を対象に意識調査を行いました。初任給の使い道を尋ねたところ、社会人1年目では「貯蓄に回す」が58.2%と最も高いという結果でした。続いて、「生活費(食費など)に充てる」が40.6%、「親への贈り物を買う」が34.2%でした。

また、社会人2年目に、社会人1年目の貯蓄額を尋ねたところ、平均は45万円でした。内訳は下記の通りです。

10万円から20万円 25.0%
100万円以上 22.4%
50万円から100万円 16.8%

また、「0円」と回答した人も16.6%いるなど、貯金をする人・しない人が見事に分かれる結果となりました。一方、30歳時点での目標貯蓄額を尋ねたところ、平均は614万円で、内訳は下記の通りでした。

1,000万円から2,000万円 20.8%
500万円から600万円 18.6%
100万円から200万円 14.6%

社会人1年目は給与水準も低いことが多く、住んでいる場所によっては、生活費をまかなうだけでぎりぎりという場合もあるでしょう。しかし、年間平均貯蓄額の45万円では、30歳までに目標貯蓄額の平均値である614万円を貯めることはできません。

本気で貯金目標を実現したいと思うなら、早いうちから方法を検討し、計画的に資産形成をしていく必要があります。

貯金1,000を実現するために、毎年いくら貯金すればいいの?

貯金目標のボリュームゾーンが1,000万円から2,000万円だったように、とりあえず1,000万円を目標とする人はたくさんいます。では、具体的に1,000万円を貯めるために、どうすればいいのでしょうか。

30歳までに1,000万円貯めるには、22歳で就職したとすると、毎年125万円貯金しなければなりません。

「節約すれば何とかなる!」と考える人や、「昇給すれば一気に貯められるはず」と考える人もいるでしょう。しかし、給与が増えれば生活水準もあがり、結果として思うように貯金できないといったケースも少なくありません。

効率的に資産形成するなら不動産投資が最適

銀行口座に預金するだけで、貯金1,000万円を実現する人もいるでしょう。しかし、効率的なやり方かというと、そうではありません。投資を行うことで、貯蓄の効率を上げることができます。

投資にはさまざまな種類がありますが、20代で堅実に資産形成したいと考えるなら、不動産投資が適しています。今は定期預金に預けても、年間数千円しか利息は受け取れません。株式投資やFX投資は初心者にはハードルが高く、得をする可能性がある一方で、大きく損をしてしまうリスクもあります。

その点、不動産投資なら、継続的に家賃収入を得ることができます。不動産投資というと、大きなお金が動くイメージがありますが、不動産投資ローンがあるため、元手は数十万円ですみます。その後は、家賃収入からローンを返済しつつ、残金を貯金していくことができるでしょう。

もちろん、不動産投資ローンにも審査があり、誰もが必ず不動産投資を始められるというわけではありません。しかし、20代でも審査に合格するケースは多々あります。

もしローンがおりて不動産投資を始めることができれば、定期預金や株式投資と比べてはるかに効率的に、リスクを抑えて資産形成ができるでしょう。

30歳で貯金1,000万円を実現したい人は、預金での貯金や節約にばかりこだわりすぎず、視野を広げて不動産投資を検討してみてください。

(提供:マンション経営ラウンジ

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