まとめ
価格弾力性は、市場における商品の価格の変化率とその商品の需要または供給の数量の変化率を測定するための指標である。企業の利益の最大化を図るためにも需要と供給のバランスを考えて価格設定をすることが必要だ。売れない商品には、売れない理由がある。そのようなときには、商品やサービスごとに価格弾力性を分析し価格設定を十分に検討し直してみてはいかがだろうか。
著：加治 直樹
特定社会保険労務士。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。銀行に20年以上勤務。融資及び営業の責任者として不動産融資から住宅ローンの審査、資産運用や年金相談まで幅広く相談業務を行う。退職後、かじ社会保険労務士事務所を設立。現在は労働基準監督署で企業の労務相談や個人の労働相談を受けつつ、セミナー講師など幅広く活動中。中小企業の決算書の財務内容のアドバイス、資金調達における銀行対応までできるコンサルタントを目指す。法人個人を問わず対応可能であり、会社と従業員双方にとって良い職場をつくり、ともに成長したいと考える。
