半導体用化学薬品を手掛けるトリケミカル研究所の利益成長が続いています。2022年1月期第3四半期(8-10月)は売上高、利益ともに計画を上回り、この期に入って過去最高の売上高・利益水準を維持しています。低誘電率の絶縁膜材料など、半導体製造に使われる高付加価値の化学薬品の好調に支えられているためで、今期の利益は中期経営計画の最終年度(24年1月期)の目標値を上回る見通しです。データ通信量の増大が続くなかで半導体市場の成長は一段と加速するとみており、台湾工場での生産能力増強などにより、半導体不足の解消に貢献していく考えです。太附聖社長にこれからの戦略を聞きます。

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