ホンダ系の自動車部品メーカー、武蔵精密工業が電動化など自動車産業の大構造変革をチャンスととらえ、攻めの姿勢を強めています。二輪車向けトランスミッションで30%超の世界シェアを握るなど、エンジンで生まれた回転力を駆動軸に伝えるパワートレイン部品で強みを持ちますが、電動化時代に向けて新製品の開発を加速。左右輪に適切な回転差をつけるデファレンシャル・アッセンブリーや回転速度を変える減速ギアなどでEV向けの戦略製品を相次いで投入しています。グローバル化率は8割を超え、顧客基盤、従業員構成の両面でバランスがとれたポートフォリオを組めていることも強みのひとつ。大塚浩史社長に、大変革期の戦い方について聞きます。
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