
SBI証券は証券会社なので、銀行ではありません。しかし、同じSBIグループである住信SBIネット銀行の銀行口座と、SBI証券の証券口座を両方開設すれば、さまざまな特典が受けられるSBIハイブリッド預金 ができるようになります。預金金利がアップしたり、資金移動が効率的になったりするSBIハイブリッド預金には、どのような特徴やメリットがあるのでしょうか。SBI証券と住信SBIネット銀行を連携する方法なども解説します。
- 住信SBIネット銀行とSBI証券を連携するメリット・デメリット
- 同時開設でもらえるキャンペーン内容
- SBIハイブリッド預金の始め方
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SBI証券の口座開設はこちら住信SBIネット銀行とSBI証券を連携するメリット

- 高い金利がつく
- 毎月利息がもらえる
- 資金移動が楽
- ATMも無料で使える
高い金利がつく
住信SBI銀行とSBI証券の連携サービス「SBIハイブリット預金」を利用する代表的なメリットの一つが、普通預金金利が通常の10倍にアップするという点です。
住信SBI銀行の普通預金金利は通常「年0.001%」となっており、一般的な銀行との差はありませんが、SBIハイブリット預金を利用することで「年0.01%」にすることができます。同じお金を預けるのであれば、金利は高ければ高いに越したことはなく、その恩恵を口座の連携という簡単な手段で得られるというのはとてもお得な手段です。
SBI証券で株式投資をしている人はもちろん、株式投資に興味がない人でもSBIハイブリット預金を利用するために証券口座を開設しておくメリットはあるといえるでしょう。
毎月利息がもらえる
SBIハイブリット預金の大きな特徴の一つとして、利払いが毎月行われるというものもあります。
利払い日に関して、例えば同じくネット銀行である楽天銀行では毎年3月31日と9月30日となっており、一般的な銀行では年2回というのが主流です。
その中でSBIハイブリット預金は毎月第三土曜日に利息が計算され、その利息が翌日に入金される仕組みになっており、毎月利息を得ることができるのです。
上でも説明した通り、SBIハイブリット預金を利用することで金利を10倍にすることができ、さらにその利息が毎月支払われるというのは、SBI証券ならではのメリットといえるでしょう。
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SBI証券の口座開設はこちら資金移動が楽
SBIハイブリット預金は、住信SBI銀行の普通預金とは別の預金を持つイメージに近く、それぞれの預金間での資金移動が面倒に思われるかもしれませんが、その対策もしっかりと整えられています。
まず住信SBI銀行には「定額自動入金サービス」というものがあり、他行口座から住信SBI口座への入金を手数料無料で自動化できるサービスがあります。そしてさらに「定額自動振替」というサービスで、こちらも同じく手数料無料でハイブリッド預金への振り替えが可能です。そのため最初に設定さえしておけば、ハイブリット預金に入金する手間を省くことができるのです。この仕組みをうまく活用すれば、毎月一定額を投資するつみたてNISAなどで、投資用口座に資金を移動させておくのをうっかり忘れてしまうといったミスも防ぐことができるでしょう。
また出金に関しても、SBIハイブリット預金から普通預金への振り替えも同様に手数料無料かつインターネット上で完結できるため、手間を感じる部分がほとんどありません。
ATMも無料で使える
SBIハイブリット預金を利用していると、住信SBIネット銀行が提供するスマートプログラムの対象となり、その恩恵としてATM利用手数料と振込手数料が無料になるサービスが付いてきます。
スマートプログラムには1~4までのランクがあり、上位のランクになるほどそれぞれの無料回数が増えるのですが、基本ランクである2でさえそれぞれ月5回まで無料となっており、ありがたいサービスといえるでしょう。
ワンランク上のランク3であれば、無料回数はそれぞれ月10回となりますが、その達成条件も決して難しいものではなく、十分に目指せる範囲です。
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SBI証券の口座開設はこちら住信SBIネット銀行とSBI証券を連携するデメリット

- 「ハイブリッド預金」はクレカ引き落とし口座にできない
- 二つのパスワードを管理しないといけない
「ハイブリッド預金」はクレカ引き落とし口座にできない
SBIハイブリット預金は普通預金口座と証券口座の中間に位置する特殊な立ち位置になり、少々独立した存在になっているため、クレジットカードの引き落としや各種料金の引き落とし先として指定することができません。
もしもSBIハイブリット預金に預けているお金をクレジットカードなどの引き落としで使いたい場合には、SBIハイブリット預金から普通預金口座へと出金する必要があり、その手間の部分はデメリットといえるでしょう。
ただし出金に関しては、Web上で完結させることが可能なため、大きな手間にはなりません。
二つのパスワードを管理しないといけない
SBIハイブリット預金を利用するためには、SBI証券と住信SBIネット銀行それぞれの口座を持つ必要があり、さらにそれぞれインターネット専用サービスであるため、利用にはユーザーネーム(ID)とパスワードが必要になります。
またこうしたパスワードはセキュリティーの観点から、推測されやすいものにしたり目に付く場所で保管したり、複数のサービスで同じものを使ったりするのは推奨されません。
そのためパスワード管理がどうしても煩雑になりがちで、仮に忘れてしまったり入力を間違ってしまったりした場合は再発行などでもうひと手間掛かってしまう可能性があります。
これらを正しく管理していく手間は、地味ながらもデメリットといえます。
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SBI証券の口座開設はこちら同時開設することでキャンペーン対象となる
住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を開設することで、現金がもらえるキャンペーンが二つあります。
まず、住信SBIネット銀行経由でSBI証券の口座を開設し、SBIハイブリッド預金へ2万5,000円以上振り替えた場合、現金5,000円がプレゼントされるキャンペーンです。住信SBIネット銀行のアプリまたはWebサイトからSBI証券口座に申し込み、プログラムサイトからキャンペーンにエントリーし、指定の期間内にSBI証券口座からSBIハイブリッド預金へ2万5,000円以上を一括で振り替えすることで現金がもらえるようになります。
また、SBI証券の証券総合口座を開設し、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金へ2万円以上の自動振り替えを行った場合、現金2,000円がプレゼントされるキャンペーンも実施しています。このキャンペーンは住信SBIネット銀行の口座を保有していることが条件となっていますが、同時開設でもキャンペーンが適用されます。そして、SBI証券の口座開設と初期設定が完了後、SBI証券総合口座に2万円以上入金した上で、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金に2万円以上を一括で自動振り替えすると、現金がもらえるようになります。
SBIハイブリッド預金の利用を検討している方は、お得に現金がもらえるキャンペーンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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SBI証券の口座開設はこちらSBIハイブリッド預金の始め方

- SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を用意する
- 住信SBIネット銀行からSBIハイブリット預金を申し込む
- SBIハイブリット預金に入金する
SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を用意する
SBIハイブリット預金はSBI証券と住信SBIネット銀行の連携サービスであるため、利用するためにはそれぞれで口座を開設していることが前提条件となります。
そのため、まだどちらの口座も開設していない、またはどちらか一方の口座しか開設していない場合は、口座開設から始めていきましょう。
口座開設はそれぞれのWebサイト上からできるようになっているので、サイトの指示に従って必要事項を入力していくだけです。本人確認書類の提出が必要になるので、事前に免許証やマイナンバーカードを用意しておいてください。
また片方の口座を既に持っている場合、そちらのサイトから残りの分の口座開設を行うようにすれば、登録されている個人情報を引き継ぐことができるので、入力の手間を軽減することができます。
どちらの口座も持っていない場合は、片方の口座開設を進める過程で、もう片方の口座を開設するかどうか選択できるようになっていますので、ここで忘れずチェックを入れるようにしておきましょう。
住信SBIネット銀行からSBIハイブリット預金を申し込む
SBI証券と住信SBIネット銀行それぞれの口座を開設できたら、次に住信SBIネット銀行のWebサイトからSBIハイブリッド預金の申し込みを行い、その後SBI 証券のWebサイトでSBI 証券のユーザーネームとパスワードを入力し、SBIハイブリッド預金の利用開始手続きを行えば完了です。
ちなみにSBI 証券の口座を既に持っており、SBI証券経由で住信SBIネット銀行の口座開設を進めた場合、必要情報入力の過程でSBIハイブリッド預金も申し込むことができます。そこで申し込みをしておけば、住信SBIネット銀行の利用開始と合わせてSBIハイブリット預金も使うことができるようになります。
SBIハイブリット預金に入金する
ハイブリット預金に入金をする方法は、
- 住信SBIネット銀行への入金(ATMまたは振り込み)
SBI 証券への入金
の2種類があります。

住信SBIネット銀行へ入金した場合、改めて住信SBIネット銀行のWebサイトにログインし、普通預金からSBI ハイブリッド預金へ振り替えをすることで、SBIハイブリット預金に入金することが可能です。

SBI証券に入金をした場合は、特に操作をしなくても翌営業日または翌々営業日に自動でSBIハイブリッド預金へ振り替えられます。
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SBI証券の口座開設はこちらSBI証券と住信SBIネット銀行の違いとは?

株式会社SBI証券が運営するSBI証券と、住信SBIネット銀行株式会社が運営する住信SBIネット銀行は、それぞれ証券会社と銀行という違いがあります。証券会社とは株式や債券などの投資の取引を仲介する会社のことで、銀行とは預金者から預かったお金を管理したり、個人や企業にお金を貸したりする会社のことです。
証券会社では証券口座、銀行では銀行口座を開設できますが、それぞれの口座は役割が異なります。証券口座は購入した株などを預けることができるもので、現金の預け入れや払い戻しもできますが、銀行のような振り込みや公共料金の自動引き落としなどはできません。銀行口座は給与振り込みや公共料金の自動引き落とし、クレジットカード決済の引き落とし、お金の引き出しや振り込みなどに対応しており、株の購入などには対応していません。
証券口座のお金を移動させるためには、証券口座開設時に指定した銀行口座を通じて入出金依頼しなければならないため、連動性の高い証券口座と銀行口座を開設することをおすすめします。SBI証券と住信SBIネット銀行はSBIグループ企業であり、SBIハイブリッド預金をはじめとする連携サービスを提供しているため、便利に活用することができます。
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SBI証券の口座開設はこちら他におすすめのネット証券×ネット銀行は?

SBI証券と住信SBIネット銀行のように、ネット証券とネット銀行が連携してお得なサービスを提供しているケースは他にも存在します。楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」も他社の類似サービスの1つです。
楽天銀行と楽天証券の口座を開設し、Webサイトからマネーブリッジに登録すると、さまざまな特典を受けることができます。まず、楽天銀行の普通預金金利が5倍の最大年0.10%にアップします。税引前の年0.02%(税引後は年0.015%)から、税引前が最大年0.10%(税引後は年0.079%)に引き上げられるのです。
また、楽天証券で買い注文時に資金が不足していれば、楽天銀行の預金残高から不足分を自動入金(スイープ)するサービスも受けられます。スイープの手数料は無料で、効率的に投資に取り組めるでしょう。
このように、多くのネット証券とネット銀行が連携してさまざまなサービスを提供しています。自分の使い方や投資スタイルに適した証券会社と銀行の組み合わせを見つけましょう。
証券会社の特徴 | 手数料(税込) | 外国株 | IPO銘柄数 (2021年実績) |
口座開設に 要する期間 |
つみたてNISA 取扱銘柄数 |
積立できるクレジットカードの特徴 | カード年会費 | クレカ積立の 還元率 |
カード発行日数 | |||||||
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10万円 | ~20万円 | ~50万円 | ~100万円 | 取扱い有り | 米国株取扱数 | 米国ETF取扱数 | ||||||||||
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楽天サービスとの連携に強み | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 | 6カ国 | 4,759銘柄 | 324銘柄 | 74社 | 最短 翌営業日 |
◎ 181 |
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楽天市場でお得!クレカ人気No.1 ※保有者が日本一 |
◎ 無料 |
◎ 1.0% ※22/9買付分より一部変更 |
約1週間 |
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口座数が国内No.1 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 | 9カ国 | 5,130銘柄 | 339銘柄 | 122社 | 最短 翌営業日 |
◎ 183 |
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◯ 0.5% |
最短5分 |
FAQ
SBI証券と住信SBIネット銀行ならどっちを開設すべき?
SBI証券と住信SBIネット銀行は、それぞれ証券会社と銀行なので役割が異なります。株式や投資信託などに投資したいのであれば、証券会社であるSBI証券に口座を開設する必要があります。また、預金する銀行を探している方や、証券口座と銀行口座を連携させたいという方は、SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を両方開設して、ハイブリッド預金を活用すべきでしょう。預金金利がアップしたり、資金移動が効率的になったりと、さまざまなメリットを享受できます。
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SBI証券の口座開設はこちら