LINE証券で米国株は買える?米国株投資が可能な2つの方法を解説
(画像=ZUU online編集部)

「LINE証券で米国株は買えないって本当?」
「米国株投資をしたいときはどうすればいい?」

LINE証券は、使い慣れたツールで手軽に投資ができる便利な証券会社です。しかし、その一方で一般的な米国株投資ができないという難点もあります。

とはいえ、LINE証券で米国株に投資する方法がないわけではありません。本記事では、LINE証券で米国株投資を行う方法について解説します。

あわせて、個別銘柄に投資できるおすすめの証券会社も紹介しているので、米国株投資の参考にしてください。

証券会社ランキング 証券会社の特徴 つみたてNISA
取扱銘柄数
最低積立金額 積立できるクレジット
カード
クレジットカードの
特徴
カード年会費 クレカ積立の
還元率
連携できる銀行 初心者におすすめ
first
1
口座開設をする 楽天サービスとの連携に強み 182 100円〜 申し込む 楽天市場でお得!クレカ人気No.1
※保有者が日本一

無料

1.0%
※22/9買付分より一部変更

楽天銀行
second
2
口座開設をする 国内株式個人取引シェアNo.1 183 100円〜 申し込む コンビニ大手3社・マックで5%還元
最短5分で作れる

無料

0.5%

住信SBIネット銀行
third
3
口座開設をする 暗号資産の取引もできる 152 100円〜 申し込む お買い物でも1.0%還元
550円
※条件付きで無料

1.1%
-
4 口座開設をする LINEで少額から始められる 33 1000円〜 - - - - -
5 口座開設をする auユーザー
必見
171 100円〜 申し込む Pontaポイントが貯まる
無料

1.0%
※条件付きで最大5%に

auじぶん銀行
ZUU online編集部
ZUU online編集部
この記事の著者

ZUU onlineは、 お金や時間をコントロールでき、個人が夢や目標を持ち、それに全力でチャレンジしている人を増やすために記事を制作・配信しています。ユーザーの皆様にとって有益なお金に関する記事、信頼性の高い記事を配信するため、編集・制作を担当するZUU online編集部員のほか、税理士や行政書士、司法書士、ファイナンシャルプランナー、元金融機関職員などの専門家の方々にも記事の執筆や監修として関わっていただいています。充実した編集体制の構築により、ユーザーの皆様に価値ある情報を提供しております。

プロフィールへ 編集方針

LINE証券では一般的な米国株は買えない

LINE証券で米国株は買える?米国株投資が可能な2つの方法を解説
(画像=Lazy_Bear/stock.adobe.com)

LINE証券では一般的な米国株投資をすることができません。ここで言う一般的な米国株とは、現物買いや信用買いで購入する個別銘柄株式のことです。

たとえば「LINE証券でApple株を1株買いたい」と思っても、取引ができません。SBI証券や楽天証券など、米国株取引が可能な証券会社を利用しましょう。

LINE証券で米国株に投資する方法

一般的な米国株取引ができないLINE証券ですが、米国株に投資すること自体は可能です。

  • 米国株CFD
  • 米国株に投資する投資信託

    上記の方法であれば、LINE証券から米国株への投資ができます。それぞれどのような方法なのか、以降の段落で詳しく解説していきます。

    \1株数百円から投資できる/

    LINE証券を口座開設する

    米国株CFDとは

    米国株CFDとは、米国株をCFD(差金決済取引)で取引する方法です。CFDには多くのメリットがあるものの、ハイリスクハイリターンな取引方法でもあります。仕組みを理解してから始めましょう。

CFDの仕組み

CFDとは「Contract For Difference」の頭文字を取った言葉で、差金決済取引という意味です。CFDでは、売買時の差額だけをやりとりして投資を行います。

1,000円の株を1株購入した場合を例にとって考えてみましょう。なお、手数料や為替変動は考慮しないものとします。

<通常の株取引>
1株1,000円で株を購入した後、値上がりや値下がりのタイミングを待ちます。1株1,200円の時に売ることができれば200円の利益が出ますし、900円の時に売ると100円の損失になります。

<CFD>
CFDでは、「CFD口座」に証拠金を入金してから注文を行います。1,000円の時に買い注文を出した株が1,200円に上がったタイミングで決済すると、200円を利益として受け取れます。反対に900円に下がった時に決済すると100円の損失が確定します。

なお、注文の際は、銘柄ごとに決められている「最低必要証拠金」を上回る証拠金をCFD口座に用意しなければいけません。また、株価の変動によって証拠金維持率が一定水準以下になるとロスカット(強制決済)されてしまいます。余裕のある証拠金を用意しましょう。

「証拠金維持率」とは:注文維持に必要な証拠金に対してCFD口座の純資産額が占める割合

\自己資金0円で投資できる/

LINE証券を口座開設する

CFDのメリット
  • レバレッジを効かせることで少額から取引できる
  • 株価が下がっていても利益が上げられる
  • 取扱い銘柄が多い
  • 取引時間が長い

やや複雑な仕組みのCFDですが、投資を行う上では大きなメリットがあります。CFDの5つのメリットを紹介します。

レバレッジを効かせることで少額から取引できる

投資における「レバレッジ」とは、手元資金以上の取引が行う方法のことです。たとえば、通常1,000円の元手では1,000円分の投資しかできませんが、レバレッジ3倍の取引であれば、3,000円分の取引ができるのです。

さらに、LINE証券の米国株CFDは0.1株から取引できるので、有名企業の株が手ごろな価格で購入できます。元手を抑えて取引をしたい方にぴったりです。

株価が下がっていても利益が上げられる

通常の株取引では、株価が下落局面にあるときは投資をスタートさせることができません。今後も値下がりすると見込まれるのに、株を買う人はいないでしょう。

しかし、CFD取引であれば「売り注文」からスタートさせることができるので、株価が下がっているタイミングでも利益を上げられる可能性があります。

売り注文から始める取引は、必ず買い戻しをすることになります。買い戻したときの金額が売った金額よりも低い場合、差額が利益になります。

たとえば、1,000円の売り注文を出した後、該当の株が800円に値下がりしたタイミングで買い戻すと、200円の利益が得られます(手数料を考慮しない場合)。

取扱い銘柄が多い

LINE CFDでは、米国株のCFDのほか、世界各国の株価指数、日本株、金、原油や先物といった幅広い対象に投資ができます。

米国株CFDに限っても、AppleやAmazonのようなテクノロジー株、ディズニー、スターバックスといったグローバルブランド株、ネットフリックスなどのトレンド株など、誰もが知っている有名企業を始めとした多数の銘柄に投資が可能です。

取引時間が長い

CFDは、銘柄によってはほぼ24時間いつでも取引が可能です。

現物株取引の場合、米国株は基本的に23時30分から翌朝6時(サマータイム中は1時間前倒し)、日本株は9時から11時30分と12時30分から15時と、取引できる時間に制限があります。一方、CFDは、銘柄によるものの、時間を選ばず取引することが可能です。

ただし、米国株CFDについては、一般的な株取引と同様の取引時間となっています。

配当金が受け取れる

配当金が支払われるタイミングに、CFDの「買い注文」で保有している株があれば、通常の株と同じように配当金相当額を受け取れます

ただし「売り注文」で保有している株については、タイミングによって配当金を支払わなければならないことがあります。

\1株数百円から投資できる/

LINE証券を口座開設する

CFDのデメリット
  • リスクが大きい
  • 追加の入金が必要になる可能性がある
  • 株や投資信託と損益通算ができない

CFDは、有名企業に少額で投資ができる制度です。しかし、十分な知識を持たないまま投資をしていると、大きな損失につながることもあります。

リスクが大きい

CFDを始めとしたレバレッジを効かせて取引を行う投資は、少額で大きな利益を期待できる分、リスクも大きくなっています。

株価が予想とは違う値動きをした際は、大きな損失を抱えることになる可能性もあるでしょう。損切りのタイミングを見計らう必要があります。

追加の入金が必要になる可能性がある

投資した商品が急激に変動すると「追加証拠金(追証)」を求められることがあります。支払えないと強制的に決済が行われて、多額の損失が発生する可能性があるでしょう。

ただし、LINE証券のCFDで追加証拠金が発生することはありません。

株や投資信託と損益通算ができない

株や投資信託の利益と損失は、基本的に損益通算が可能です。これは、複数口座の利益と損失をプラスマイナスして、最終的な年間の利益に対して税金がかかるという制度です。

しかし、CFDは先物取引やFX取引との損益通算はできるものの、株式取引との損益通算ができません。また、特定口座での取引ができないので、自分で利益や損失の計算をして確定申告をしなければいけません。

\自己資金0円で投資できる/

LINE証券を口座開設する

LINE証券で米国株CFDを買う方法

LINE証券で米国株CFDを買うためには、まず、CFD口座の申し込みが必要です。口座開設から取引開始までの流れは以下の通りです。

口座開設から取引開始までの流れ

LINE証券の口座を持っていない方

  1. LINE証券ホームページの「無料口座開設」ボタンをタップ
  2. 案内に従ってお客様情報を入力する
  3. 携帯電話のSMS認証を行う
  4. 本人確認書類をアップロードする
  5. 暗証番号を設定する
  6. 審査結果が届く
  7. 取引開始時のアンケートに答える
  8. CFD口座の追加申し込みをする
  9. 審査結果が届く
  10. 取引が可能になる

LINE証券の口座をすでに持っている方は、上記の「8」から手続きをしてください。口座開設後、LINE証券口座からCFD口座への振替入金を行うと、CFDの取引ができるようになります。

\1株数百円から投資できる/

LINE証券を口座開設する

米国株に投資する投資信託とは

LINE証券では、米国株に投資する投資信託を購入して間接的に米国株投資を行うことも可能です。仕組みやおすすめの投資信託を紹介します。

投資信託の仕組み

投資信託とは、投資家から集めた資金を投資の専門家が運用する投資手法のことです。実際の運用は専門家が行うことになるため、投資にあまり詳しくない方や、相場を予測するのが苦手という方にも適した方法だといえるでしょう。

投資信託には多くの種類があり、それぞれ株や債権、REITなど、異なる対象や地域への投資を行っています。もちろん、米国株への投資を行う投資信託も複数あります。

\自己資金0円で投資できる/

LINE証券を口座開設する

LINE証券で買える人気の米国株投資信託 850

LINE証券で買うことができる米国株投資信託の中から、人気が高い5銘柄の特徴を紹介します。なお、これらは2022年6月24日時点の購入件数(先週)上位の銘柄です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

委託会社三菱UFJ国際投信
商品分類海外株式インデックス型
ファンドの目的S&P500指数の値動きに連動する成果を目指す
ファンド設定日2018年7月3日
純資産総額7,394億円
年間収益率(21年)36.7%
信託報酬年率0.0968%以内
販売手数料なし
信託財産留保額なし

米国の代表的な株価指数である「S&P500」と連動する成果を目指す投資信託です。この投資信託を買うことで、アメリカの主要な株式全体に投資することができます。

また、手数料が非常に低いというメリットも持っています。今回紹介する3本の投資信託の中では、唯一つみたてNISAで投資を行うことが可能です。

iFreeレバレッジ NASDAQ100

委託会社大和アセットマネジメント株式会社
商品分類海外株式特殊(ブル・ベア)型
ファンドの目的ナスダック100指数の値動きに対し、2倍程度の値動きを目指す
ファンド設定日2018年10月19日
純資産総額1,492億円
年間収益率(21年)45.3%
信託報酬年率0.99%
販売手数料販売会社による(LINE証券:なし)
信託財産留保額なし

iFreeレバレッジNASDAQ100は、ナスダック100指数の値動きに対して、2倍程度の値動きを目指す投資信託です。レバレッジ型ではない投資信託に比べると値動きの幅が大きく、株価が上昇傾向にあるときは大きく値上がりしますが、下がると大きく値下がりしてしまいます。投資信託の中ではハイリスクハイリターンの銘柄だといえるでしょう。

「ナスダック100指数」とは:米国の株式市場ナスダックに上場している企業のうち、時価総額上位100銘柄で構成される指数です。

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース

委託会社大和アセットマネジメント株式会社
商品分類海外株式その他資産(投資信託証券(株式))型
ファンドの目的信託財産を成長させるために積極運用を行う
ファンド設定日2006年5月25日
純資産総額5,688億円
年間収益率(21年)42.9%
信託報酬年率1.727%
販売手数料販売会社による(LINE証券:なし)
信託財産留保額なし

厳選した米国の成長株に投資をするアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の4つのコースの中のひとつです。

AコースとBコースの違いは、為替ヘッジの有無です。Bコースは為替ヘッジがなく、為替の影響を受けます。一方、CコースとDコースは、分配金があらかじめ決まっている「予想分配金提示型」の投資信託です。

\1株数百円から投資できる/

LINE証券を口座開設する

米国株が買えるおすすめの証券会社

LINE証券では米国の個別株式を購入することができません。米国株CFDや投資信託ではなく、米国株の株主になりたい方は、以下の証券会社で口座を開設しましょう。

SBI証券

SBI証券は、6,000銘柄超という非常に多くの米国株式銘柄を取り扱っている証券会社です。幅広い選択肢の中から投資先を選べるのは大きなメリットだといえるでしょう。住信SBIネット銀行を使っている方は、米ドル入出金手数料が無料になりますから、取引をする上でも便利です。

とてもいいです対応もしっかりとしていてスタッフもとても優しくていいです

引用元:価格.com

米国株や投資信託を中心に運用していますが、外債や先物取引にも対応していて商品が多様で満足しています。

引用元:価格.com

画面や操作が複雑で設定が難しい・分かりにくい 他のシステムと連携するのはいい

引用元:価格.com

過去の履歴を見るのが、わかりづらい。個人の好みもあるのでしょうが、画面の色使いでピンクが多すぎる。資産全体が一画面でわかるところは、良い。

引用元:価格.com

\取扱国数は主要ネット証券No.1/

SBI証券を口座開設する

楽天証券

楽天証券は、楽天カードや楽天銀行といった楽天関連サービスと連携して利用することで強みを発揮する証券会社です。取引内容に応じて、楽天ポイントの付与や楽天銀行の普通預金金利アップといったメリットが得られます。

また、米国株式の積立投資や、楽天ポイントを使った米国株投資が可能な点も特徴です。

楽天証券は楽天銀行とマネーブリッジをしたりとかで楽天ポイントも稼ぎやすいので楽天経済圏の方なら最も使うべきだと思います。もちろん手数料も安いですよ。

引用元:価格.com

登録して使用する方法は非常に簡単で、時間を節約できます。 自分の使用を確認するのもとても便利です

引用元:価格.com

アプリが使いにくいので直してほしい。また、改悪が続いていることからSBI証券の方が良いのでは?と思うことも多々ある。

引用元:価格.com

カスタマースタッフから端末操作権限できないので担当者に取り次ぐので時間が欲しいと言われました。電話をかけて応答までの時間も約30分、カスタマー相談後のレスポンスも非常に遅いです。マニュアルどおりの対応しかしてくれません。

引用元:価格.com

\手数料は業界最低水準/

楽天証券を口座開設する

マネックス証券

マネックス証券では、米国株取引を行う際、指値注文、成り行き注文、逆指値注文のほか、自動で価格修正が行われる「トレールストップ注文」も可能です。豊富な取引方法で、効率の良い投資ができるでしょう。

さらに、通常米国株取引が行われる時間前後の立会時間外である「アフター・マーケット(6時から10時)」と「プレ・マーケット(22時から23時30分)」でも取引が可能です。

家族が使っているが、操作方法がわかりやすい。画面も見さすく、解説も豊富でよい。

引用元:価格.com

クレカ積立1.1%還元で積立投資を始めました。アプリも使いやすくて、今後も利用し続けたいです。

引用元:価格.com

全てが中途半端!!手数料、取扱商品、サポートなど、どれも中途半端であえて選ぶ必要が無い。

引用元:価格.com

口座開設申し込んで11日経つが未だ開設の通知が届かない。 同じ日にSBI、SMBC、松井の開設申し込んで2、3日で簡易書留で開設の通知が来て、手続き完了すでに入金して取り引きも開始したのにマネックスはどうしたんだろう。。。。。

引用元:価格.com

\米国株デビューで最大3万円キャッシュバック/

マネックス証券を口座開設する

DMM.com証券

DMM.com証券は、米国株取引の手数料が約定料金にかかわらず一律0円の証券会社です。今回紹介する4社の中で、完全に手数料無料なのはDMM.com証券だけです。

ただし、DMM.com証券は米ドルでの株取引ができません。配当金の受け取りも円貨だけなので、為替手数料がその分多くかかる可能性があるでしょう。

株だけじゃなく、FXもあり、利用価値が高いです。大手で信頼感があります。証券以外もあり、経営の安定感がうかがえます。

引用元:価格.com

DMM証券は、口座開設がとにかく簡単でした。ややこしいイメージがあったのですが、すぐに口座が開設できましたし、取引までもスピーディーでした。

引用元:価格.com

使い勝手が悪すぎる。取扱銘柄も少ない。とてもメインには使えない。

引用元:価格.com

けっこうシンプルですが、あまり本格的ではない気がします

引用元:価格.com

DMM.com証券のアカウント登録をする

LINE証券で米国株式に投資をしてみよう

LINE証券は、これまで投資をしたことがない方でも始めやすい手軽さが魅力の証券会社です。少額から取引ができて追証も不要なCFD取引や、初心者でも安心の投資信託で、米国株への投資を始めてみましょう。

取引に慣れてきたら、米国の個別銘柄に直接投資できる証券会社でも口座を開いてみると、取引の幅がさらに広がります。

\1株数百円から投資できる/

LINE証券を口座開設する