最近、街で電動キックボード「LUUP」(ループ)をよく見かける。手軽で小回りも効くことから、短距離の新たな移動手段として今後さらに普及することは確実だ。本記事では利用方法や料金、口コミ・評判、よくあるトラブル、覚えておきたい注意点について包括的に解説していく。

目次

  1. LUUPとは?
  2. 電動キックボードとはどんな乗り物?
  3. LUUPの利用方法は?
  4. 利用時の注意点
  5. LUUPの料金は?
  6. LUUPの提供エリアは?
  7. クーポンやキャンペーン情報の調べ方
  8. LUUPの口コミ・評判
    1. 良い口コミ
    2. 悪い口コミ
    3. どちらでもない口コミ
  9. LUUPのよくあるトラブル
    1. 電動キックボードが盗難に遭った/撤去されてしまった
    2. ライド中に電動キックボードが動かなくなってしまった
    3. 返却手続きを忘れてしまった
    4. スマホホルダーに取り付けていたスマートフォンが落下して、破損してしまった
  10. LUUPに関するQ&A
    1. Q1.LUUPは1時間いくら?
    2. Q2.LUUPは誰でも乗ることができる?
    3. Q3.LUUPの展開地域は?
    4. Q4.LUUPの航続距離は?
    5. Q5.LUUPの最高速度は?
    6. Q6.LUUPに免許は必要?
    7. Q7.LUUPにヘルメットは必要?
  11. サービスエリアはさらに拡大か
LUUPはルールさえ守れば便利でしかない 使い方や注意点は?
(画像=yu_photo/stock.adobe.com)

LUUPとは?

LUUP(ループ)とは、電動キックボードのシェアリングサービスのことで、株式会社Luup(本社:東京都渋谷区)が2021年4月下旬にサービスを開始。24時間好きな時に街に設置されているポートからアプリを使って借り、目的地のポートで返却することができる。

Luup社は2020年5月に小型電動アシスト自転車のシェアリングサービスからスタートした。当初はポート数も約50ヵ所と小規模だったが、現在は展開エリアを東京・大阪・横浜・京都・神戸・名古屋などへと広げており、2023年5月の発表ではポート数は3,000ヵ所を突破している。

電動キックボードとはどんな乗り物?

電動キックボードは、キックボード(車輪付きの板)に取り付けられた電動式のモーターで走行する乗り物だ。LUUPの車体は、全長1.3メートル、重さ25キロで、最大時速は15キロとなっている。

道路交通法上、原動機付自転車と同じ位置付けになるため、運転免許証が必要であるほか、ヘルメットを着用し、車道を走行することが義務付けられている。ただし、2021年4月からスタートしている政府の新事業特例措置によって、サービス提供エリア内においては「小型特殊自動車」の扱いとなり、ヘルメットの着用は任意となっている。