「多面的」な視点で「同時並行的」な対策を
中小企業の事業承継が抱える「2025年問題」は、現状のままでは、中小企業の廃業が急増し、2025年までの累計で約650万人の雇用、約22兆円のGDPが失われる可能性があるとの試算もなされている。個々の企業の問題にとどまらず、国にとっても大きな損失として議論される喫緊の課題となっているのだ。
この状況で事業承継を成功へと導くためには、多角的な視点を持って早めに同時並行的に対策を始めることが何よりも肝要だ。特に中小企業は、今日、明日の経営状況や課題に目を向けがちだが、5年後、10年後の自社の姿をイメージしながら、将来に備えて計画的に準備しなければならない。
そのためには、前述した3つの課題への対策とともに、現段階で自社が抱える課題、自社が持つ価値を正しく把握し、将来へ向けた磨き上げを継続していくことが経営者には求められている。自社の価値を磨き上げることで、金融機関からの信頼確保や優秀な人材の獲得につなげることができれば、事業承継の選択肢も自ずと広がることになる。
避けては通れないリスクマネジメントの一つ
中小企業の経営者にとって事業承継の問題は、避けては通れないリスクマネジメントの一つだ。将来のリスクを分散し最小限に抑えるためにも、先送りにせず正面から向き合うことで、会社にとっても経営者にとっても最善の選択を導き出すことができるだろう。
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