この記事は2023年2月15日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=number1411/stock.adobe.com)

2023年2月15日(水)の午後13時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日14日(火)発表された注目の米CPIは7か月連続のインフレ鈍化が確認されたものの、前年同月比が6.4%と予想(6.2%)を上回り、アメリカのインフレ鈍化ペースに疑問符が付いた。

米ドル/円はCPI発表後に乱高下したが、米金利の上昇を背景に133.30円と約1か月ぶりの高値を更新している。

また、昨日は複数のFRBメンバーから発言があったが、概ねタカ派姿勢は変わっておらず、今回CPIの結果も重なって、市場は3月と5月はもちろん6月の利上げも50%ほど織り込み始めた。明確な上昇トレンドとは言えないものの、米金利は上昇しており、ドル買い圧力は高まっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

日銀新総裁関連のヘッドラインに円は振らされるが、足もとの強い米経済指標や、インフレ鈍化を背景に米ドル/円は強気スタンスで臨みたい。

データ次第の側面はあるが、本日15日(水)に発表される米小売売上高や、明日16日(木)に発表される米卸売物価指数(PPI)が強い数字であればドル円は135円が視野に入る。

また、アクティブなプレイヤーが130円台から断続的にショートで捕まっているので、うまくストップを巻き込めれば上昇に拍車がかかるかもしれない。

ただし、ストップを巻き込む場合は上ヒゲになる可能性もあり、高いところを突っ込みたくないのであれば下落時に押し目を拾っていく戦略でもいいだろう。

▽米ドル/円 の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。