
日経平均 | 35,617.56円 ▼1,502.77円 |
為替 | 1ドル=148.82円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 23億9,578万株 |
売買代金 | 5兆3700億67百万円 |
値上り銘柄数 | 52銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,576銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.74% |
市況概況
期末の持高調整の売りに押され、スタグフレーション懸念が強まり大暴落
週末の米国株が暴落したことから本日の日本市場は売り先行となった。スタグフレーション懸念が強まっているなかでも政府の政策は見られず、期末の手仕舞い売りにも押されて売り気配から始まる銘柄が多く大暴落の始まりとなった。
日経平均採用銘柄では1銘柄だけが高いという状況で節目と見られる水準を次々と割り込み、36,000円を割り込んでさらに下値を試す動きとなった。さすがに35,000円台半ばでは下げ渋りも見られたが戻りは鈍く、全面安だった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も大幅下落水準で小動きとなった。買戻しなども見られず、少しでも戻れば売られる状況だったが、売り一巡感も見られ指数は下げ渋り底値圏の保ち合いが続いた。下値を試す場面もあったが、さすがに買戻しも見られるという状況だったが、結局最後は期末の持高調整の売りも見られて大暴落の安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売り、見切り売りに押されてほぼ全面安だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅下落となった。先物はまとまった売りが散発的に見られて指数を下押す要因となった。買戻しも見られたが買戻しが入ると売られるというような状況で、売りが売りを呼ぶような場面もあった。
下値模索という状況だが、買い気に乏しいところで期末要因での売りもあって大きな下落となった。明日以降は月初の買いや米国での買戻しなども期待されるが、当面は戻れば売りということでスタグフレーション懸念が和らぐまでは下値模索が続くと思う。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線からの乖離も大きくなって下げ渋り感は見られるだろう。ただ、戻りも鈍いものと思われ、移動平均線までの戻りはまだ先になりそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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