
日経平均 | 33,585.58円 ▼1,023.42円 |
為替 | 1ドル=143.93円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 24億7,948万株 |
売買代金 | 5兆4412億93百万円 |
値上り銘柄数 | 502銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,100銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 78.31% |
市況概況
上がれば下がる相場で大幅安
米国の関税問題は一服となっているが、米国株がスタグフレーション懸念が根強く、上がれば売られるという状況で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売り直されたことで本日の日本市場も売り先行となった。
オプションSQ(特別清算指数)算出も特に関係したとも思われないが売り気配から始まる銘柄も多く全面安だった。それでも32,000円台半ばの水準では下げ渋り、実質的な高値引けで33,000円台で前場の取引終えた。
昼の時間帯は買戻しなども見られ、後場は実質的な高値での始まりとなり、いったん戻りの鈍さも見られたが、売り飽き気分や割安感が出ている銘柄なども見られることで下げ渋り、戻りを試す動きとなった。節目と見られる33,500円を試す動きから値持ちの良さもあって引けを意識する時間帯からは買戻しを急ぐ動きも見られ、一気に戻す場面もあり、実質的な高値圏での引けとなった。
小型銘柄は後場になって買戻しや値ごろ感からの買いがかさんで総じて堅調となった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも相変わらず多かったが、動いた方に大きく動くという感じで指数の動きを加速するような場面が多かった。
急騰急落が繰り返されているが売り飽き気分も見られ、割安銘柄などは下がれば買いという雰囲気で徐々に下値を切り上げている。関税問題に絡んで減税の話も出てきており、減税などが具体的に取りざたされれば割安銘柄を中心に買いが入ると思う。小型銘柄などは値動きの軽いものが買われることになるだろう。
テクニカル分析
日経平均
引き続き実態の形と見た目とでローソク足の形状が違っているが、下値切り上げのような形で底堅さも見られており、右往左往しながら戻りを試すことになるだろう。
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