
日経平均 | 34,609.00 円 △2,894.97円 |
為替 | 1ドル=146.77円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 27億7,234万株 |
売買代金 | 5兆5949億36百万円 |
値上り銘柄数 | 1,623銘柄 |
値下り銘柄数 | 9銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 84.81% |
市況概況
米国の追加関税延期を好感して大暴騰
上がれば売られ、下がれば買われるように右往左往しているが、昨日の米国株が大暴騰となったことを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が急騰、本日の日本市場は買い気配から始まるものも多く、買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となると戻り売りに押されて上値も重くなった。それでも売り急ぐということでもなく値持ちの良い展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は若干売り物がちで後場も前場の終値を下回って始まった。それでもさらに売り急ぐということでもなく指数は小動きとなった。引けを意識する時間帯には下がらないから買うというような動きも見られて指数が押し上げられ、結局最後は買戻しを急ぐ動きも見られて高値圏での引けとなった。
小型銘柄も買い直されるものが多く総じて堅調、主力銘柄ほどではないにしろ全面高となった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物は持高調整の買いやヘッジの買いなども見られて指数を押し上げる要因となった。
追加関税が延期されたことが好感され、日経平均は昨年8月急落からの反動の場面に次ぐ市場第2位の上昇幅となった。売りが売りを呼ぶ展開から買いが買いを呼ぶ展開となったものと思われるが、わかりやすい材料だけに一方向に動きやすいということだろう。まだ貿易戦争は始まったばかりであり、予断を許さず、米国につくか、中国につくかを迫られるだろう。中国離れが進んでいる企業や割安感が強い銘柄が買い直される状況ではあると思う。引き続き割安銘柄に注目したい。
テクニカル分析
日経平均
売り気配、買い気配で始まるものが多いので、ローソク足が実態と違う様相となっている。戻しても35,000円あたりまで、ということになり、保ち合いの水準を探ることになるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。