
日経平均 | 33,982.36円 △396.78円 |
為替 | 1ドル=142.54円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億5,377万株 |
売買代金 | 3兆8791億58百万円 |
値上り銘柄数 | 1,323銘柄 |
値下り銘柄数 | 276銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 85.45% |
市況概況
大幅高だがまだまだ疑心暗鬼で上値を買い上がる状況ではない
週末の米国株が大幅高となったことから本日の日本市場は買い先行となった。米トランプ大統領が半導体やPC、スマホなどの追加関税を免除すると発表され、半導体株を中心に買い気配を切り上げて寄り付く銘柄なども見られた。
その後は34,000円を上回ったまま方向感に乏しい展開となり上値の重さが確認されると34,000円を割り込むところまで売られた。それでも34,000円を割り込むと買戻しも入り堅調な展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に方向感などは見られず、後場も大幅高水準で寄り付き値持ちの良い展開となった。値持ちは良いのだが、買い上がるということでもなく、上値の重さを確認しては手仕舞い売りに押される展開となった。引けを意識する時間帯からはじりじりと手仕舞い売りも押され、結局は最後までじりじりと手仕舞い売りに押されて安値圏での引け、後場の安値引けとなった。
小型銘柄も堅調なものが多かったが、先週末に既に買戻しなども見られていたことから上値も限定的となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたが、特に方向感が見られるでもなく、指数を先導して右往左往するとうことでもなかった。上がれば売り、下がれば買いという感じで方向感を出すこともなかった。
急騰急落が繰り返されて右往左往しているが、34,000円が上値と意識されているような感じだ。上値の重さが確認されると今度は再度下値を試すことになるのだろう。指数に影響の大きな半導体株なども大幅高ではあるものの買われすぎ水準まで買われるということでもなく、全体としては決算発表や金融政策待ち、関税待ちで方向感に乏しい展開が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
改めて上値の重さが確認された形だ。移動平均線からの乖離はまだ大きく、調整が続くのだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。