日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 39,986.33円 ▼501.06円
為替 1ドル=143.62円
売買高(東証プライム、以下同) 21億1,577万株
売買代金 4兆6031億92百万円
値上り銘柄数 483銘柄
値下り銘柄数 1,094銘柄
騰落レシオ(25日) 114.01%

市況概況

米国株高だが関税問題や買戻し一巡から売られ大幅安

米国株は堅調だったが、関税問題や買戻し一巡感から夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、本日の日本市場は売り先行となった。

それでも売り急ぐようなこともなく、下げ渋って始まった。寄り付きの売りが一巡した後も値持ちの悪さからさらに売り直されて下値を試すような展開となった。さすがに40,000円の節目を意識して下げ渋ったものの戻も鈍く、40,000円を意識した水準で指数は小動きとなった。指数に影響の大きな銘柄の下げがきついものが見られ戻りも限られた。

昼の時間帯は特に動きは見られず、後場もさえない始まりとなり、一瞬40,000円を割り込むような場面もあった。40,000円を割り込むと買戻しも見られて戻り歩調となったが、改めて40,100円台で上値が重くなると再度売り直される展開となった。40,000円を意識して下げ渋ってはいたが、戻りの鈍さを嫌気して引けを意識する時間帯からは売り直されて結局は40,000円を割り込んで安値圏での引けとなった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じてさえない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの買いよりは売りに反応する場面もおおかった。

引き続き買いは入っているのだろうが、それ以上に買われすぎ感からの売りや米国との関税問題を嫌気しての売りに押されている。為替も円高気味でもあり、買い材料がないなかで買われすぎた分の修正はあってもおかしくはないということだろう。買戻し一巡となったものから戻れば売りということで売られるのだろう。

テクニカル分析

日経平均

三川と呼ばれる形で天井となった可能性が高い。まずは25日移動平均線や基準線までの調整は見られるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。