海外企業との資本業務提携が相次ぐ
上場企業の適時開示を調べたところ、5月に目立ったのは海外企業との資本業務提携で、少なくとも6社を数えた。
クラッチ専業メーカーのエフ・シー・シーはベトナムを拠点に電動二輪車を製造するシンガポールDATBIKEに出資する。ASEAN(東南アジア諸国連合)での事業展開を強化するもので、電動パワーユニットなどの基幹部品を開発・提供する。
博多ラーメン「一風堂」を手がける力の源ホールディングスは、米国で日本食フードコーナーを運営するCABIN 3 RESTAURANT(アーカンソー州)と提携した。出資規模などは非公表。力の源HDは米国で東海岸と西海岸で店舗展開しているが、中西部でのビジネス機会を探る。
決済代行サービスなどを手がけるデジタルガレージは、インドの決済事業者であるPhi Commerceに出資。これに伴い、Phi Commerceが提供する決済サービスの日本国内での独占販売権を取得する。
◎2025年5月発表:主な資本業務提携

(画像=「M&A Online」より引用)
文:M&A Online