テクニカル分析(トルコリラ/円)

ボリバン2σ下限から小反発

日足、ボリバン2σ下限から小反発。7月2日-7日の上昇ラインがサポート。6
月23日-7月7日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き、20日線下向き。
 週足、ボリバン下位。3月17日週-6月30日週の上昇ラインがサポート。5月6日週-6月16日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
 月足、3月-4月の上昇ラインを下抜く。現在は2σ下限あたり。3月-5月の下降ラインが上値抵抗。
年足、2024年で10年連続陰線。その間52円から3円台へ沈む。2025年もここまで陰線。

トルコリラ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

メルハバ

トルコの飢餓基準が最低賃金を上回る

トルコ労働組合連合(TÜRK-İŞ)が発表した報告書によると、6月のトルコの飢餓基準値は26,115トルコリラ(657ドル)と算出され、最低賃金の22,104トルコリラ(574ドル)を上回った。

これは5月の20,562トルコリラ(517ドル)からの大幅な増加を示しており、継続的なインフレ圧力を反映している。

同組合の報告書では、4人家族の貧困ラインも85,066トルコリラ(2,140ドル)とされており、これは2024年の同月と比較して約20,000トルコリラ(520ドル)の増加を意味する。

飢餓値は、首都アンカラに住む4人家族が健康でバランスのとれた栄養をとるために費やす必要のある金額として定義され、貧困ラインには衣服、住宅(家賃と光熱費)、交通費、教育、医療などの他の費用が加算される。

トルコは、最低賃金で働く労働者の割合が比較的高いことで知られている。労働組合の 推定による と、全労働者の約半数が最低賃金程度の賃金を得ている。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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