外為どっとコム トゥデイ
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主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2025年7月8日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 中村勉

目次

▼7日(月)の為替相場
(1):日本実質賃金 5カ月連続のマイナス
(2):米大統領 BRICS同調国に関税措置
(3):独鉱工業生産 予想を大幅に上回る
(4):米大統領 日本に対する書簡公表

▼7日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:145.55円前後を維持できるか/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

7日(月)の為替相場

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期間:7日(月)午前7時00分~8日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本実質賃金 5カ月連続のマイナス

日本5月毎月勤労統計で現金給与総額は前年比+1.0%と市場予想(+2.4%)を下回る伸びとなった。物価上昇を加味した実質賃金は前年比-2.9%で5カ月連続のマイナスとなった。

(2):米大統領 BRICS同調国に関税措置

トランプ米大統領は「BRICSの反米政策に同調する国は、追加の10%の関税を課されることになる」と発言。中国人民元や何アフリカランドなど、対新興国通貨を中心にドルが買われ、ドル/円にもその影響が波及した。

(3):独鉱工業生産 予想を大幅に上回る

独5月鉱工業生産は前月比+1.2%と市場予想(-0.2%)を大幅に上回った。また前月分は-1.6%に下方修正された。

(4):米大統領 日本に対する書簡公表

トランプ大統領は自身のSNSで貿易に関する日本政府宛の書簡を公表。日本からの輸入品に対して25%の関税を課す方針を示した。「米国に対する関税を引き上げるなら、25%の関税率をさらに引き上げる」と報復措置に対してけん制をした。また「米国の対日貿易赤字の不均衡をなくすのに必要な関税に比べれば、25%という数字ははるかに低いことを理解してもらいたい」と主張した。その後、トランプ大統領は貿易相手国に対する相互関税の上乗せ分の発動を8月1日に延期する大統領令に署名した。

7日(月)の株・債券・商品市場

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