J-REIT
(写真=Thinkstock/Getty Images)


「近い将来、日本もこうなる? 本場アメリカのREIT事情」

FRB(米連邦準備制度理事会)は4月29日、2015年1~3月期成長率の大幅な低下を受け、景気判断を後退させた。焦点となっていた利上げの時期は、6月ではなく9月もしくはそれ以降との見方が強まっている。利上げが決定されれば、2006年6月以来となる。利上げの影響を受ける部門は多々あるが、金融緩和の恩恵を受けてきたREIT(不動産投資信託、リート)はその最たるものかもしれない。


REITの本場アメリカ

アメリカはREITの本場であり、その規模は全世界のREIT市場の6割近くを占めている。REITは、オフィス・商業施設・住宅といった不動産への投資を行い、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する金融商品である。株式や債券との連動性は低いとされ、分散投資の対象として人気がある。また、不動産への間接投資という性格上インフレに強く、長期の投資対象としても効果的だ。