5位:富山県富山市

(富山城)

富山県富山市は、人口約42万人の県庁所在都市です。2015年3月の北陸新幹線延伸により、東京からも約2時間で来られるようになり、人気が高まっています。北には富山湾、東には立山連峰があり、豊かな自然が魅力となっています。海の幸、山の幸ともに楽しめ、グルメ観光でも人気があります。


4位:福井県大野市

(越前大野城)

福井県大野市は、豊かな森林と九頭竜川の水の恵みに育まれた歴史ある城下町です。雲海の中に浮かぶ越前大野城は人気の観光スポットとなっています。そうした街並みの風情から人気があり、治安の面でも非常に安定しています。規模は大きくありませんが、暮らしやすい街だと言えるでしょう。


3位:新潟県新潟市

(白山神社)

本州日本海側最大の都市、それが新潟県新潟市です。2005年に近隣13市町村と合併し総人口約80万人となり、2007年には政令指定都市に定められました。古くから港町として栄えていましたが、近年では国際空港や新幹線、交通道路など多方面でアクセスが整備され、北陸・甲信越の要衝となっています。人口比率でも若者が多く、今後も発展が見込まれます。


2位:長野県松本市

(松本城)

長野県松本市は、昭和から平成の間に数回の合併を経て、現在では総面積1000平方メートル弱、総人口約24万人の都市となりました。市民の暮らしやすさを考え、「健康寿命延伸都市・松本」を市政最重要政策に掲げ、福祉面に力を入れている街でもあります。

北アルプスを望む、豊かな自然に囲まれた落ち着いた街並みも魅力です。


1位:石川県金沢市

(兼六園)

人口約46万人、北陸・甲信越の中でも1番の人気となっているのが石川県金沢市です。最大のトピックには、2015年3月14日に、北陸新幹線金沢開業が行われたことが挙げられます。それを受け、街自体も非常に活気がある状態です。

新幹線の開業により、東京などからのアクセスも格段に良くなり、観光地としても人気が急速に高まっています。兼六園などの観光スポットの他、美しい夜景も有名です。


これから人気が出てくる街は?

北陸・甲信越地方は、元々どの街も豊かな自然に囲まれ、歴史ある落ち着いた街が多い地方です。北陸新幹線金沢開業により、観光客、移住希望者も増え、今後不動産投資の面でも注目が集まると予想されています。また、関東からのアクセスがより良くなったことにより、経済的なつながりも強まっていくと考えられています。

*ランキングの選定基準
・1~5位:2014年のランキングを参考
・6~10位:05年度〜12年度の年度ランキングで複数回上位にランクインしている街を選定
・2014年度版上位でも、以前の年のランキング入っていない街に関しては、人口推移などを調べた上で除外
・同率の場合、各街の人口推移を参考に、近年人口がどれくらい増減しているかを調べ選定

*お詫びと訂正
初出時、タイトル「北陸・甲州越」が「北陸」のみとなっておりました。訂正してお詫び申し上げます。