日本IBMとトレンドマイクロ <4704> は7日、標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃対策として、多種多様な機器からの脅威情報をリアルタイム検知して高度な相関分析を行うソフトウェア「IBM Security QRadar(QRadar)」とトレンドマイクロのネットワーク監視製品「Deep Discovery Inspector(DDI)」の製品連携を強化すると発表した。

今回、両社は、QRadarとDDIを組み合わせたソリューション展開を推進、対応するビジネスパートナーの拡充を図る。その第一弾としてSCSKが、セキュリティ関連のシステム構築やサービスの豊富な実績をもとに、このソリューションのシステム構築サービス「DDI×QRadar連携サービス」を7日より提供開始した。

QRadarとDDIの製品連携強化は、脅威の早期発見と早期対処を支援するために必要な高度なログ分析をを可能とする。具体的には、トレンドマイクロのセキュリティリスク分析基準をQRadarにテンプレートという形で搭載した。セキュリティ専門家の知見を活用したリスク分析が自動的にQRadarにて施されるため、より高度なログの相関分析が可能になる。この自動分析により、それに関わる企業IT管理者の監視運用の工数低減、脅威の早期発見が可能になる。(ZUU online 編集部)

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