マネックス証券のジュニアNISAでは、以下の銘柄を取り扱っており、地方市場(名古屋・福岡・札幌)からIPO銘柄まで投資可能です。
- 投資信託
- 国内株式
- IPO
ジュニアNISA口座で単元未満株やIPOの投資ができるので、初心者から経験者までの多くのニーズを満たせるでしょう。なお、IPOは2021年に72社を取り扱っています。
マネックス証券のジュニアNISAでは、外国株式の取り扱いがありません。外国株式をジュニアNISAで購入したい人は、SBI証券や楽天証券を検討しましょう。ただ、ジュニアNISAで投資信託などの積立投資を検討している人には、大きなデメリットにはならないでしょう。
取扱商品と銘柄数 | |
---|---|
国内株 | 記載なし |
外国株 | 取り扱いなし |
投資信託 | 1,000銘柄以上 |
国内ETF | 記載なし |
海外ETF | 記載なし |
国内REIT | 記載なし |
海外REIT | 取り扱いなし |
単元未満株(ミニ株) | 記載なし |
IPO対応 | ◯ |
投資信託 | ジュニアNISAで投資信託を保有しているだけでポイントが貯まる
マネックス証券のジュニアNISAで投資信託を保有していると、評価額に応じて最大0.08%(年率)のポイントが付与されます。獲得ポイントを再投資したり、他社ポイントに交換したりできるので、貯めたポイントを無駄なく使えるのも魅力です。
また、ジュニアNISAでは1,276銘柄(2022年11月28日時点)の投資信託を取り扱っています。主要ネット証券のSBI証券は2,653銘柄、楽天証券では2,640銘柄となっており、取扱銘柄数は劣っています(2022年11月28日時点)。
ただ、全米株式や全世界株式、先進国株式、S&Pなどの銘柄を取り扱っているので、長期分散投資を前提とした資産形成をしたい人には、大きなデメリットにはならないでしょう。
国内株式 | 単元未満株から地方市場まで幅広い銘柄への投資が可能
マネックス証券のジュニアNISAでは、東京証券取引所のほかにも、名古屋や福岡、札幌といった地方市場の銘柄まで幅広く投資できます。
ジュニアNISAで単元未満株(ワン株)を購入でき、名古屋証券取引所に上場している銘柄も買付取引対象となっています。そのため、低予算で幅広い国内株式を購入したいといった人に適しているでしょう。
主要ネット証券の楽天証券では、単元未満株の取り扱いがありません。SBI証券は取り扱いがあり、手数料は買付時無料、売却時は約定金額の0.55%(税込)とマネックス証券と同様に設定されています。東京と名古屋証券取引所が単元未満株の買付対象に含まれていることが大きなメリットです。
単元未満株の取り扱い銘柄の比較 | ||
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SBI証券 | マネックス証券 | |
東証 | 買付売却ともに可 | 買付売却ともに可 |
名証 | 売却のみ可 | 買付売却ともに可 |
福証 | 売却のみ可 | 売却のみ可 |
札証 | 売却のみ可 | 売却のみ可 |
外国株式(海外ETF含む) | ジュニアNISAでは外国株式の取引ができない
マネックス証券のジュニアNISAでは、外国株式の取引ができません。ジュニアNISAで外国株式を購入したい人は、豊富な銘柄を取り扱っているSBI証券や楽天証券を検討しましょう。
なお、特定口座や一般口座を活用すれば、米国と中国の6,000銘柄以上に投資できます。ジュニアNISA口座で投資信託や国内株式へ投資し、特定口座などで外国株式を購入するといった形で投資対象ごとに証券口座を使い分けると、より多くの銘柄へ投資できるでしょう。
IPO | 豊富な取扱銘柄数とコンピューターによる平等抽選が魅力
マネックス証券のジュニアNISAでは、IPO銘柄への投資が可能です。マネックス証券は、2021年に72社のIPO銘柄を取り扱っています。
IPOの抽選方法は、コンピューターによって無作為に当選者を選んでおり、取引状況を考慮しない「完全平等抽選」を採用しています。そのため、申し込みをした全ての人に平等なチャンスを与えられているのが魅力といえるでしょう。
主要ネット証券の楽天証券は、IPO銘柄をジュニアNISAで購入できません。SBI証券は、2021年に122社(2021年)と、マネックス証券より多くのIPO銘柄を取り扱っています。幅広い銘柄に投資したい人は、豊富なIPO銘柄を取り扱っているSBI証券も検討してみましょう。