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SBI証券の積立NISAの始め方はたったの4ステップで完了です。①SBI証券の証券総合口座とつみたてNISA口座を開設して、②口座に入金したら、③投資する銘柄を選んで、④積み立て設定をするだけで銘柄を買って投資を始めることができます。
目次
SBI証券のつみたてNISA口座を開設する手順
積立NISAを始めるためには、SBI証券の証券総合口座とつみたてNISA口座の両方を開設する必要があります。SBI証券の証券総合口座を未開設の人は、両方の口座を同時に開設してしまいましょう。(SBI証券で既に投資したことがある人は次のステップへ行ってください)
- - - - 口座開設の申し込みが完了! - - - -
- - - 審査が完了したら口座が開設される! - - -
\最短5分でお申し込み!/
まずは、SBI証券の公式サイトから口座開設申し込みフォームに移動します。
メールアドレスを登録する
口座開設申し込みフォームでは、まずはメールアドレスの認証から進めていきます。メールアドレス入力フォームにメールアドレスを入力し、「次へ」を選択。
認証コードを入力する
入力したメールアドレスに、半角数字6桁の認証コードが記載されたメールが届きます。コードを確認して間違いのないようフォームに入力し、「次へ」を選択。
\最短5分でお申し込み!/
必要情報を入力する
メールアドレスの認証が完了すると、お客様情報の設定画面に遷移します。この画面では次の事項を記入していきます。
必要情報の入力項目 |
---|
・居住地 ・名前 ・生年月日 ・性別 ・電話番号 ・住所 ・口座種別(源泉徴収口座、簡易申告口座、一般口座) ・NISAの選択(つみたてNISA、NISA、申し込まない) ・住信SBIネット銀行口座開設同時申し込みの選択(申し込む、申し込まない) ・SBI証券ポイントサービス申し込み(申し込む、申し込まない) ・ポイント選択(Tポイント、Pontaポイント、dポイント) |
この画面でNISA口座の申し込みができるため、「つみたてNISAを申し込む(無料)」の選択を忘れないようにしましょう。
なお、この画面で申し込まなくても口座開設後につみたてNISAの申し込みは可能です。
一方、「NISA」を選んでしまうとその年は「つみたてNISA」に変更できないため慎重に選びましょう。
規約を確認する
次の画面では、約款規定集、契約締結前交付書面、手数料一覧など多くの重要書類の閲覧が求められます。
実際にPDFファイルを選択して開かないと同意のチェックはできません。一通り内容を確認したらチェックし、「同意する」を選択しましょう。
入力内容を確認する
規約を確認する前に入力した内容がまとめて表示されるため、慎重に入力内容の確認をしましょう。
このとき、提出する本人確認書類と入力した内容が一致しているかチェックすることがおすすめです。
入力した内容に誤りがなければ、「口座開設方法の選択へ」をタップします。
提出する本人確認書類と入力した内容が一致していなかったり、入力情報に誤りがあった場合は、口座開設がスムーズにいかない場合があります。住所など間違いやすい項目は特に注意深く確認しておきましょう。
口座開設方法を選択する
入力内容の確認が終わったら、「口座開設方法の選択」で必要書類をネットにアップロードするか、あるいは郵送するかを選択します。
この時、ネットで提出するほうがスムーズでおすすめです。SBI証券の場合は最短翌営業日から取引開始が可能になります。
早くお取引を開始したい場合には、「ネットで口座開設」がおすすめです。
引用元:SBI証券
一方、次のような場合は「郵送」でのやり取りが発生してしまうので、どうしても最短翌営業日には取引を開始できません。
最短翌営業日から取引を開始できないケース |
---|
・マイナンバーカードを持っておらず、通知カードと運転免許証の組み合わせも準備できない ・スマートフォンを持っていない ・顔を撮影したくないうえに、三菱UFJ銀行と住信SBIネット銀行いずれの銀行口座も開設していない ・顔写真付きの本人確認書類を提出したくない |
なお、自分の顔を撮影・送信することに抵抗がある場合は、マイナンバー通知カード(マイナンバー確認書類)と住民票の写し、健康保険証などの組み合わせで提出し、郵送物を受け取って本人確認を完了させる必要があります。
口座開設申込の完了
口座開設申込を完了させると、登録したメールアドレスにログインURLが記載されたメールが届きます。
口座開設方法を選択して「申し込む」を選択すると、申し込みが完了します。
ネットで口座開設を選択した場合はユーザーネームとログインパスワードが表示されるため、控えておきましょう。本人確認書類を提出する際に用いる認証情報です。
本人確認書類を提出する
申し込みを完了したら、本人確認書類とマイナンバー確認書類を提出します。マイナンバーカードを持っている場合は、それ1枚で本人確認とマイナンバー確認ができるため、手続きが簡単でおすすめです。持っていない場合は、通知カードやマイナンバーが記載された住民票を提出しましょう。具体的な組み合わせは次のようになります。
おすすめはスマホで申し込むことです。スマホで申し込めば最短で口座を開設できてしまう上に、郵送物なし・ネットのみで完結します。 マイナンバーカード1枚もしくは通知カードと運転免許証さえあれば、最短翌営業日に取引を開始できます。
先ほど控えた認証情報(ユーザーネームとログインパスワード)を使って「口座開設状況画面」にログインして、「本人確認書類の提出」を選択、書類の提出方法などを選択していきます。
スマホを持っている場合は、提出方法と完了通知は「最短でお取引可能」とタグづけされた方を2つ選びましょう。それが、手軽かつ最も早く口座を開設する方法です。
- 提出方法は「手元にあり、スマホカメラで撮影して提出」をクリック
- 口座開設完了通知受取方法は「メールで受け取り、オンライン上で手続きを完了」をクリック
上記2つを選ぶと、スマートフォンのカメラと連動させるためにQRコードが表示されます。
QRコードを手持ちのスマホで読み取りましょう。読み取りに成功したら、今度はスマホからのログイン手続きをおこないます。
審査の結果を待つ
上記パターンで本人確認書類の提出と確認が済んだら、後は審査の結果を待ちます。審査が出るまで、連絡先や職業、勤め先などの情報を登録しておくと良いでしょう。
初期設定の項目 |
---|
・メールアドレス ・国籍 ・職業 ・勤め先証券コード ・勤め先部署名 ・勤め先役職名 ・勤め先電話番号 ・勤め先郵便番号と住所 ・世帯主との続柄 ・インサイダー登録 ・振込先金融機関口座(金融機関名、本支店名、預金種別、口座番号) ・国内株式手数料プラン(スタンダード、アクティブ) ・株式数比例配分方式 ・投資に関する質問(投資方針や資金の性格、収入源、取引動機、資産運用期間、年収や金融資産、興味のある取引、投資経験など) ・その他取引口座の申し込み |
なお、つみたてNISAで配当金を受領する際に非課税となるのは、「株式数比例配分方式」を選択した場合に限られます。株式数比例配分方式を選択できているかをチェックしておきましょう。
口座開設完了
審査が完了すると、メールか郵送にて口座開設完了通知が送付されます。メールの場合は取引パスワードを設定すると、証券総合口座にて取引が開始できる状態となります。
SBI証券の証券総合口座を既に保有している場合
すでにSBI証券を利用したことがある人・SBI証券の証券総合口座を開設済みの人の場合は、以下のような手順を踏みます。
申し込み画面でフォームの入力と必要書類のアップロード
SBI証券のマイページにログインをした後、申し込みフォームで「つみたてNIS」を選択します。
次に、「WEBアップロード」あるいは「書面」にて必要書類を提出します。
NISA取引開始!(仮開設)
申し込みから最短2営業日で、マイページの「お知らせ」または口座情報の確認画面、あるいはメールにてNISA口座開設完了の通知が届きます。
これでNISA口座(つみたてNISA勘定)の仮開設は完了です。本開設されるまでは、1~2週間ほど審査の結果を待つ必要があります。
仮開設期間中は、税務署がまだ承認していないので開設そのものは完了していませんが、通常どおり取引することができるようになります。
しかし、簡易NISA口座での取引後に税務署の審査が非承認となった場合、簡易NISA口座内の残高は課税口座で取引したものと訂正されます。その場合、取引は特定口座(源泉徴収口座)に含まれないため、税務上は確定申告不要制度を選択できず、確定申告が必要になることもあります。さらに、特定口座の年間取引報告書も発行されないため、自分で所得を計算する作業が必要です。
税務署での審査結果に不安がある人は、審査後の本開設を待ってから取引を始めると安心です。
NISA開設完了!(本開設)
税務署の審査結果が承認されると、SBI証券のWEBサイトログイン後に確認できる「重要なお知らせ」でその旨が通知されます。これにてNISA口座(つみたてNISA勘定)の開設は正式に完了です。
NISA口座を他の証券会社からSBI証券に移す場合は、移す前の証券会社から「勘定廃止通知書」や「非課税口座廃止通知書」を取得し、NISA口座の申込書(非課税口座開設届出書)に添付して郵送提出します。 9月末までにNISAやつみたてNISAの枠を使っていた場合は、10~12月に手続きを行わなければなりません。 これまでNISA口座を開設したことがある人は、郵送で書類のやり取りを行わないといけないことは把握しておきましょう。
SBI証券のつみたてNISA口座に入金する
SBI証券でつみたてNISAを始めるためには、口座に入金する必要があります。入金方法は3つありますが、それぞれ手続き、振込手数料、買付余力への反映時間が異なります。
即時入金 | リアルタイム入金 | 銀行振込 | |
---|---|---|---|
手続き | ネットバンキングの契約 | SBI証券 | お客さま専用振込用口座 |
振込手数料 | 無料(SBI証券負担) | 無料(SBI証券負担) | お客様負担 |
振込限度額 | 金融機関によって異なる | 金融機関によって異なる | 未記載 |
買付余力への反映 | 即時 | 24時間即時反映 | SBI証券のシステムが確認後 |
利用可能時間 | 24時間 | 各金融機関の利用可能時間内 | 銀行ATM・窓口等受付時間 |
入金方法 | インターネット | インターネット | "銀行ATM 窓口等" |
入金方法のなかでも「24時間いつでも手数料無料で入金可能」「即時買付余力に反映される」この2点から即時入金がおすすめです。SBI証券の即時入金は、13社のネットバンキングと提携。24時間ほぼいつでも手数料無料で、買付余力にすぐ反映されます。
即時入金
即時入金はSBI証券と提携している金融機関のネットバンキングから、証券口座に振り込む入金方法です。手数料無料で買付余力に即時反映されるため、商品をスムーズに注文したい人におすすめです。住信SBIネット銀行、楽天銀行、ゆうちょ銀行など13社のネットバンキングから入金できます。
即時振込は提携金融機関のメンテナンス中は利用できません。また提携している金融機関は大手の銀行が中心で、地方銀行は未対応です。即時入金を利用できない金融機関を利用している場合は、リアルタイム入金や銀行振込で入金する必要があります。
- 買付手数料が無料
- 買付余力に即時反映
- 大手銀行、ネット銀行などの口座を持っていれば利用可能
- SBI証券や提携金融機関のメンテナンス中は利用できない
- 地方銀行で提携している金融機関がない場合がある
即時入金の手順や方法について実際の画像を含めて紹介していきます。まず即時入金をするために「ユーザーネーム」「パスワード」を入力して、自身のSBI証券の証券口座にログインします。
ログインするとマイページが表示されます。マイページの画面上部にある「入出金・振替」のタブにマウスを置くと、入金タブが表示されるのでクリックしてください。
即時入金とリアルタイム入金の提携金融機関が表示されます。自身が保有している金融機関をクリックしてください。本記事では、住信SBIネット銀行をクリックします。
金融機関、振込金額、振込手数料、振込限度額、取引パスワードの項目が表示されます。振込金額に入金したい金額を入力し、SBI証券の取引パスワードを入力後、「振込指示確認」のボタンをクリックしてください。
振込指示確認画面が表示されます。内容を確認して間違いがなければ「振込指示」のボタンを押すと入金完了です。
SBI証券の即時入金方法は以上です。
リアルタイム入金
SBI証券のリアルタイム入金は、提携している金融機関を利用して入金する方法です。SBI証券にログインしたまま入金指示を出せます。
リアルタイム入金は振込手数料無料で買付余力に即時反映されます。即時振込に対応していない秋田銀行や足利銀行などの地方銀行からの振込にも対応しているので、即時入金に対応していない地方銀行の口座を持っている人におすすめです。
- 振込手数料が無料
- 買付余力に即時反映
- 29社の地方銀行も対応
- 提携金融機関とSBI証券が定期・臨時システムメンテナンス中は利用できない
- 一部の金融機関は入金計上日が翌営業日になる
- 事前に口座振替の登録を実施する必要がある
リアルタイム入金は事前に金融機関口座の登録を必要としている点に注意しましょう。また、SBI証券、提携金融機関のうちいずれかがメンテナンス中である場合は、同サービスを利用できません。
銀行振込
銀行振込は、実際にATMや金融機関の窓口に足を運び入金する方法です。証券会社が対応していない金融機関から振込できるのが特徴で、近くにATMや銀行窓口がある人やインターネットからの入金に慣れてない人におすすめです。
銀行振込は三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行の3社を選び、いずれか1社から入金指示を出せます。対象の金融機関の口座を持っている人であれば、振り込む自由度が高いと言えるでしょう。
しかし、銀行振込は入金の度に買付手数料が発生しますので、コストを掛けたくない人は注意が必要です。また銀行振込を14時以降に利用した場合、買付余力への反映は翌銀行営業日午前中になります。営業時間中でも1時間から2時間、反映まで時間が掛かる点に注意してください。
- 銀行窓口、ATM、一部金融機関はパソコンから入金可能と自由度が高い
- 買付手数料が発生する
- 買付余力への反映まで1時間から2時間掛かる
振替入金(ゆうちょ銀行)
振替入金はゆうちょ銀行口座から、SBI証券口座へ入金する方法です。ゆうちょダイレクトの契約がなくても、手数料無料で入金できます。ゆうちょ銀行の口座からSBI証券に入金をしたい人におすすめの入金方法です。
- ゆうちょ銀行の口座を持っていれば利用できる
- 手続きを実施しても当日中に買付余力に反映されない
- 利用開始するのに必要事項を記入した書類を返送しなければならない
振替入金はゆうちょ銀行の口座を持っていれば利用できます。しかし振替受付日時によっては、買付余力に反映されるタイミングが遅くなります。
■買付余力への反映一覧表
振替受付日時 | 入金予定日 |
---|---|
平日(14時30分まで) | 4営業日後11時00分 |
平日(14時30分以降) | 5営業日後11時00分 |
土・日・祝、年末年始 | 5営業日後11時00分 |
SBI証券でおすすめのつみたてNISA銘柄を3つ紹介
SBI証券の口座に入金した後は、実際に積み立てを行う銘柄を選んでいきます。つみたてNISAの銘柄を選ぶ際に意識するべきポイントは以下の3つです。
- 信託報酬が低いファンドを選ぶ
- 純資産が高いか
- トータルリターンが高いか
信託報酬とは、投資信託を保有している間に発生する手数料です。長期で保有するほど小さな信託報酬の違いの差も大きくなっていくので重要な指標です。
純資産は企業の資産の事です。純資産が大きい企業ほど、資金が集まっていると判断できます。おすすめの投資商品なのか判断するためのパロメーターと言えるでしょう。
トータルリターンとは、その投資商品が実際に得た収益の指標で、過去のパフォーマンスを知ることができます。トータルリターンには、譲渡益だけでなく分配金も含まれて投資コストで割り、パーセントで表しています。ただし、1年の運用成績は良いけれど5年で見ると悪いケースもあるので注意してください。
SBI・全世界株式インデックス・ファンド
SBI・全世界株式インデックス・ファンドは全世界の株式市場の動きを捉え、連動する投資成果を目標とした運用をしている商品です。バンガード・トータル・ストック・マーケットETFを中心(60%)に様々な米国株式市場に投資しています。
2022年10月31日の月次レポートでは、純資産総額788.99億円。信託報酬は年0.1102%程度と低コストで投資可能です。また1年間のトータルリターンは4.03%とカテゴリ平均の-2.72%を上回っています。
全世界に投資しつつ、米国への比重を増やしたい人におすすめのファンドです。
SBI・先進国株式インデックス・ファンド
SBI・先進国株式インデックス・ファンドはSBIアセットマネジメント株式会社というSBI証券の子会社が手掛ける投資信託です。先進国の株式に投資を行い、シュワブU.S.ブロードマーケットETFを中心(60%)として投資成果を目指しています。
2022年10月31日基準の純資産総額は128.08億円。また年0.10220%程度以内と、米国株中心に低コストで運用したい人におすすめです。1年間のトータルリターンも4.25%とカテゴリ平均の-2.72%を上回っています。
2022年1月よりSBI・先進国株式インデックス・ファンドの純資産は、増加と減少を繰り返しています。ゆっくりと増えているが減少傾向に入る可能性もあるため、注意が必要です。
SBI・V・全世界インデックス・ファンド
SBI・V・全世界インデックス・ファンドは、2022年1月17日から募集を始めた新しいファンドです。全世界の株式至上の動きを捉えることを目指し、SBIアセットマネジメントと協同して運用されています。
2022年6月頃に純資産額は100億円を突破。同年の10月31日の月次レポートでは140.04億円まで増えています。信託報酬も年0.1338%程度と低く、トータルリターンも6ヵ月間で2.92%とカテゴリ平均の0.51%より高いです。
SBI・V・全世界インデックス・ファンドは発展途上であるなか、純資産が増加傾向で運用が安定すれば魅力度が増す可能性があります。
SBI証券の積み立て設定方法・株の買い方(スマホの場合)
スマートフォンからSBI証券のつみたてNISAを始めるための積み立て設定する大まかな流れは以下の通りです。
- 「かんたん積立アプリ」をインストールしログインする
- 投資したいファンドを「つみたてNISAポートフォリオ」に追加
- 積立金額などの条件を指定
- 設定を確認し発注
かんたん積立アプリでは積立スタイルの診断も受けられます。簡単なアンケートに回答し、その結果に沿ったおすすめの商品などの提示を受けることができます。
積立設定するファンドを選ぶ
上述したパソコンの操作と同じくかんたん積立アプリでつみたてNISAを設定する場合も、まずは積み立てたい銘柄を選びます。アプリ画面下部にあるメニューアイコンをタップし「ファンドランキング」または「ファンド検索」から銘柄を選びましょう。
ファンドランキングではよく積み立てられている人気の銘柄を確認できます。「積立金額が大きい順」や「積立件数が多い順」にランキング表示することが可能です。ただしファンドランキングではつみたてNISA対象商品以外も含まれるため注意しましょう。
あるいはファンド検索画面左上の「条件を絞る」からであれば対象商品に絞り込めます。ほかにも、信託報酬やファンド分類などで絞り込むことも可能です。
ファンド検索画面では並び替えも可能です。画面右上にあるプルダウンメニューをタップすると販売金額ランキングなどさまざまな項目が表示されます。指定した条件に合致する銘柄を上位表示できるため銘柄探しに役立つでしょう。
- 販売金額ランキング
- 基準価額
- 地域
- モーニングスター評価
- 純資産
- 買付手数料
- 信託報酬
- 信託財産留保額
- トータルリターン(6か月・1年・3年)
- リスクメジャー
- シャープレシオ
- 標準偏差(シグマ)
例えば信託報酬が低い銘柄を探したい場合以下のように操作してください。
- 右下のメニューアイコンをタップし、メニューから「ファンド検索」を選択
- ファンド検索画面左上「条件を絞る」をタップしつみたてNISA対象銘柄に絞り込む
- ファンド検索画面右上プルダウンメニューから「信託報酬/昇順」をタップ
ただしファンド検索画面の並び替えは上位100件まで表示できますが101位以上の銘柄は表示できません。101位以上の結果を確認したい場合はパソコンで操作しましょう。
ファンド検索画面に表示された銘柄をタップすると個別銘柄画面に遷移します。概要や過去の実績といったその銘柄の情報が確認できるため、そちらで詳細を確認してください。
「つみたてNISA買付」に進む
積み立てたい銘柄が決まったら個別銘柄画面の上部に表示される「つみたてNISA買付」をタップすると「つみたてNISAポートフォリオ」に追加されます。
注文を入力する
つみたてNISAポートフォリオ画面では積立の設定が可能です。パソコンの操作と同じように各項目を入力して条件を指定しましょう。
設定できる項目 | |
---|---|
コース | 積立コースを毎月・毎週・毎日のいずれかから選択 |
申込設定日 | 積み立てる日を指定。毎月コースの場合は日にち、毎週コースは曜日を指定する(毎日コースの場合は毎営業日買い付ける設定のため指定しない) |
積立金額 | 「申込設定日」で指定した日に積み立てる金額を入力 |
ボーナス月設定 | 通常の積立とは別に上乗せして積み立てる金額を入力。年に2ヵ月まで指定可能 |
NISA枠ぎりぎり注文 | 積み立て金額がつみたてNISAの枠を超える場合は、自動的に枠の範囲に収まるよう調整する機能 |
目論見書を確認する
積立設定の入力設定が終わったら画面下部に表示される「次へ」をタップすると目論見書確認画面へ遷移します。積み立てる銘柄の目論見書を全て確認するまでは次の手順に進めません。運用方針やリスク、費用などを確認し納得できれば次に進みましょう。
目論見書ではその投資信託がどのようなインデックスに連動しているのか、保有コスト(信託報酬手数料率)がいくらなのかといったことを把握することが重要です。
- ファンドの目的、特色
・どのインデックスに連動するのか
・どの金融商品を組入れているのか
・どこの国へ投資しているのか
・為替ヘッジの有無 など - 投資のリスク
・基準価額の変動リスクには何があるのか - 手数料、その他
・購入時手数料の有無
・信託財産留保額の有無
・信託報酬手数料率
・繰上償還の条件 など
注文内容を確認して確定する
最後に設定した積立条件を確認し、間違いなければ取引パスワードを入力して発注します。発注後に条件を修正したい場合はつみたてNISAポートフォリオ画面から改めて入力し直しましょう。
\申込フォームの入力は「最短5分」で完了/
運用状況を確認する
アプリからでも運用状況の確認が可能です。ホーム画面ではポートフォリオ状況や資産推移チャート、保有上位5ファンドの評価損益合計が確認できます。
メニュー > 積立設定状況 から設定を確認できます。
メニュー > 約定履歴・注文紹介/取消 から注文状況を確認できます。
SBI証券の積み立て設定方法・株の買い方(パソコンの場合)
SBI証券にログインする
SBI証券のつみたてNISAは大まかに以下の流れで設定します。まずはSBI証券にログインしましょう。
- SBI証券にログイン
- 積立設定するファンドを「つみたてNISA設定画面」に追加
- 積み立てる金額などの条件を指定
- 設定を確認し発注
積立設定するファンドを選ぶ
ログイン後SBI証券ページ上部にある「投信」タブをクリックし「銘柄検索・取扱一覧」に進むとSBI証券が取り扱う全ての投資信託が一覧で表示されます。画面左側にある「つみたてNISA対象銘柄」をクリックすると対象商品の絞り込みが可能です。
このページの並び替え機能を使うと条件に合致する銘柄を上位に表示できます。例えば信託報酬が低い銘柄を表示させたいなら以下のように操作しましょう。
- 「つみたてNISA対象銘柄」をクリック
- 「手数料等費用」をクリック
- 「信託報酬」欄の昇順ボタンをクリック
「つみたてNISA買付」に進む
積み立てたい銘柄をクリックすると個別銘柄画面へ遷移します。その銘柄の概要や過去の値動きなどが表示されるためチェックしておきましょう。商品に納得できたら画面上部に表示される「つみたてNISA買付」をクリックして設定画面に追加します。
注文を入力する
銘柄を選択したら、SBI証券ページ上部の「NISA・つみたてNISA」タブをクリックします。これで「つみたてNISA積立設定」へと進みます。
選んだ銘柄が追加されていることを確認したら金額など積立の条件を入力しましょう。個別に入力するか、複数銘柄を選んでいる場合は一括設定も可能です。
なお「設定金額と比率」では年間40万円を超えない金額までしか入力できないため、年の途中から始めるとつみたてNISAの枠を使い切れません。例えば毎月コースだと3万3,333円が上限であり、仮に6月から始めると枠が16万6,669円残ってしまいます(40万円-3万3,333円×7ヵ月=16万6,669円)。年の途中からでも枠を使い切りたい場合は「ボーナス積立設定」を利用しましょう。
目論見書を確認する
積立注文を入力し、設定画面で「次へ」をクリックすると目論見書(もくろみしょ)の閲覧画面へ遷移します。
目論見書には、その投資信託の投資判断に必要な重要事項が記載されていますので、必ず目を通しましょう。特に重要なのは、その投資信託がどのようなインデックスに連動しているかと、保有コスト(信託報酬手数料率)がいくらなのかを把握しておくことです。
注文内容を確認して確定する
目論見書の閲覧を終え「確認画面へ」をクリックすると入力した積立注文が表示されます。入力に誤りがなければ、「取引パスワード」を設定して、受付を完了させます。
注文を修正したい場合、左下にある「入力画面に戻る」から入力画面へ遷移し再度入力するか、一度受付を完了させた後に、同様の手順で再注文するかのどちらでも変更できます。
\申込フォームの入力は「最短5分」で完了/
つみたてNISAの運用状況を確認する
つみたてNISAの注文をしたら、運用状況を確認しましょう。
つみたてNISAを注文した流れであれば、受付完了画面から「現在の積立設定を確認する場合はこちら」から確認できます。
通常のログイン画面からは、取引 > 投資信託 > 投信(投信積立)という順で遷移してください。
運用を始めた後は、ポートフォリオ画面からファンドごとの成績とつみたてNISA口座全体の成績を定期的にチェックしましょう。
購入できているか心配な方は注文履歴から購入状況を確認できます。取引 > 注文履歴からチェック可能です。
積立した商品を売却する方法
ここではつみたてNISAで購入した銘柄を売却する方法を解説します。
ただし、つみたてNISAは長期保有を前提としているので、簡単に売却することはおすすめしません。つみたてNISAの商品を売却しても非課税投資枠が復活するわけではありませんので売却には注意してください。
また、売却時の注意点として、投資信託はリアルタイムで売却することはできません。例えば2022年8月17日に売却したい場合、締め切りは17日15:00(15:00を超えた場合は翌営業日の15:00)となります。その後当日の基準価額が決定され、売却することになります。
パソコンの場合
SBI証券HPからログインした場合はポートフォリオ画面から売却指定するのが簡単です。
ポートフォリオ画面からつみたてNISA口座で売却したい銘柄の「売却」ボタンを選択します。
売却画面では、画面の指示に従って必要項目を設定していきます。仮に同じ銘柄でつみたてNISA口座と他の口座がある場合、つみたてNISA口座の売却を選択します(売却区分のラジオボタンがあります)
口座ごとに売却可能な金額が表示されていますので、どれだけ売却するかを決めます。1円単位で売却可能で、「全額」を選択することも可能です。
全ての入力が完了したら取引パスワードを設定して確認画面へ移動します。
注文を確認します。入力内容に誤りがなければ「注文発注」をクリックして完了です。
スマホの場合
かんたん積立アプリの場合、以下の手順で売却します。
まず、ホーム下のブタ貯金箱アイコン(口座管理アイコン)をクリックして、口座管理画面へ移動します。
口座管理画面から保有銘柄タブを選択して、売却する銘柄の「取引」ボタンをクリックします。
「積立する」「売却」「つみたてNISA買付」のポップアップが表示されるので、「売却」を選択します。
注文金額と取引パスワードを入力して、「売却注文確認へ」ボタンを押して注文確認画面へ移動します。
注文内容に問題がなければ、「注文発注ボタン」を押して、注文を確定します。
SBI証券のつみたてNISAのメリットは?
SBI証券でつみたてNISAを始めるメリットは主に以下の4つです。
- 「投信マイレージ」でポイントが貯まる
- つみたてNISA全銘柄の「約9割」をカバー
- 「月100円」から積立可能なので初心者にも始めやすい
- 積立タイミングを「毎月・毎週・毎日」から選べる
「投信マイレージ」でポイントが貯まる
SBI証券では投資信託を保有するだけでポイントが受け取れます。付与率は通常銘柄で最大0.2%、「SBIプレミアムチョイス銘柄」の場合は最大0.25%です。
投信マイレージのポイント付与率(年率)
通常銘柄 | SBIプレミアムチョイス銘柄 | |
---|---|---|
月間平均保有金額1,000万円未満の場合 | 0.02~0.1% | 0.15% |
月間平均保有金額1,000万円以上の場合 | 0.02~0.2% | 0.25% |
つみたてNISA対象商品の中では3銘柄がSBIプレミアムチョイス銘柄に選ばれました。
- ひふみプラス(レオス・キャピタルワークス)
- コモンズ30(コモンズ投信)
- キャピタル世界株式ファンド(キャピタル・インターナショナル)
※2022年5月11日時点
SBI証券では付与されるポイントを「Tポイント」「Pontaポイント」「dポイント」のいずれかから選択できます。三井住友カード経由で口座開設すると「Vポイント」を貯めることもできますが、その場合は他のポイントを選べません。
つみたてNISA全銘柄の「約9割」をカバー
つみたてNISAでは金融庁に届け出られた商品でないと投資できません。本数は2022年11月27日時点で185本(ETF除く)(2022年11月27日時点)です。
ただし金融庁に届け出られた商品全てに投資できるわけではなく、それぞれの証券会社が取り扱う銘柄のみ投資できます。幅広い選択肢から銘柄を選ぶためにも、できるだけ多くの対象商品を取り扱う証券会社に申し込むのがおすすめです。SBI証券は185本もの商品を取り扱っており、これは国内でトップクラスの水準です。
- SBI証券:185本
- 野村證券:7本(2022年11月27日時点)
- 大和証券:15本(ETF除く)(2022年11月27日時点)
- SMBC日興証券:158本(2022年11月27日時点)
「月100円」から積立可能なので初心者にも始めやすい
つみたてNISAの最低投資額は証券会社によって異なります。例えば、野村證券の最低投資額は1,000円で金額の変更も1,000円単位なので、1,000円未満の金額は調整できません。
SBI証券なら最低投資額は100円からです。さらに、金額の調整も1円単位で可能なため無理のない範囲で始めやすく、資金面で不安がある人や少額で試しに始めてみたい人にも向いています。
積立タイミングを「毎月・毎週・毎日」から選べる
つみたてNISAは定期的に投資信託を買い続ける積立投資に限定されています。多くの証券会社は毎月同じ日に投資する「毎月」しか選べませんが、SBI証券の場合はさらに「毎週」「毎日」も選択可能です。他社と比べても、いかに選択肢が豊富かがわかります。
毎月 | 毎週 | 毎日 | |
---|---|---|---|
SBI証券 | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天証券 | 〇 | × | 〇 |
マネックス証券 | 〇 | × | 〇 |
松井証券 | 〇 | × | × |
auカブコム証券 | 〇 | × | × |
投資タイミングを選べない点はつみたてNISAのデメリットともいえますが、SBI証券なら積立ペースを選べるためある程度デメリットを緩和できます。ボーナス積立設定を併用すればさらに柔軟に積み立てられるでしょう。
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SBI証券でつみたてNISAを始めるデメリットは?
SBI証券でつみたてNISAを始める大きなデメリットはありません。取扱銘柄数の豊富さや選べる積立タイミングの選択肢は他社と比較してもトップクラスです。
強いていえば、クレジットカード積立のポイント付与率が他社と比べやや低いといえるかもしれません。SBI証券のつみたてNISAをでは三井住友カードでクレジットカードで決済できますが、人気の一般カードである三井住友カード(NL)では0.5%しか貯まりません。
ランク | 付与率 |
---|---|
プラチナカード | 2.0% |
ゴールドカード | 1.0% |
一般カード | 0.5% |
一方で、マネックス証券のクレカ積立は1.1%という驚異の高水準を誇ります。
- SBI証券:0.5%~
- 楽天証券:1.0%または0.2%
- マネックス証券:1.1%
- auカブコム証券:1.0% ※
※ 指定のau回線契約者は最大5.0%、指定のUQ mobile回線契約者は最大3.0%
クレカ積立の還元率にこだわる場合は、マネックス証券のつみたてNISAで口座開設するのがおすすめです。
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FAQ
SBI証券のつみたてNISAの積立日はいつですか?
「毎月」の場合は任意の日(1~30日。または月末)、「毎週」の場合は任意の曜日に積み立てられます。「毎日」の場合は土日を除く各営業日が積立日です。ただし、決済方法でクレジットカード積立を選んでいる場合は必ず毎月1日が積立日となります。
SBI証券の口座開設にかかる時間はどのくらいですか?
SBI証券では、「オンラインでの口座開設」と「郵送での口座開設」の2通りの方法があります。オンラインでの口座開設の場合は最短即日で口座が開設されますが、取引が可能になるのは最短でも翌営業日です。郵送での口座開設の場合、口座開設申込書を返送してから口座開設まで10日程度時間がかかります。
マイナンバーカードがなくても口座開設できますか
2016年1月以降、証券総合口座、特定口座、NISA口座等を開設する場合や住所変更時にマイナンバーの提示が必要になりました。SBI証券ではマイナンバー通知カードもマイナンバー提示として利用することが可能ですが、その場合は運転免許証などの顔写真付き本人確認書類とセットで提示する必要があります。
買い付けされない場合はどういった理由が考えられる?
まずは設定がきちんとされているか確認しましょう。注文履歴から購入状況を確認することができます。
設定日が休場日または非営業日の場合は翌営業日となります。つみたてNISAの非課税投資枠が残っているか、証券会社の買付余力が不足していないかといった基本的な部分も確認しましょう。
また、決済方法をクレジット決済に変更した場合も注意が必要です。設定日、設定タイミングによっては変更月の買付が出来ません。
【設定締切日】
タカシマヤクレジットカード:5日 23時55分
三井住友カード クレジットカード:10日 23時55分
東急カードクレジットカード:5日 23時55分
SBI証券の積立NISAでTポイントは貯まる?使える?
SBI証券のつみたてNISA口座預かりの投資信託残高は、投信マイレージポイントの対象となるので、投資信託を保有しているだけでTポイントを貯めることができます。ただし、つみたてNISAの買付にはTポイントの利用はできません。通常の投資信託の金額買付であれば、購入の一部にポイントを利用することができます。
SBI証券で積立するとき引き落としはどこからできる?
つみたてNISAでは、主に3つの決済方法が利用できます。
・SBI証券の買付余力から決済
・クレジットカード決済
・銀行引き落としサービスで決済
クレジットカード決済、銀行引き落としサービスを利用していない場合は買付余力で買付します。
クレジットカードの決済は、「三井住友カード」「タカシマヤカード」「東急カード」を利用することができます。(引き落とし先はカードごとの設定によります)
銀行引き落としサービスは、指定の金融機関から手数料無料で毎月自動的に引き落としできるサービスです。つみたてNISAも銀行引き落としサービスの対象となります。
他の証券会社でつみたてNISA口座を持っている場合はどうする?
NISA口座は、1人1口座しか開設できません。そのため、他の金融機関ですでにつみたてNISA口座を保有しているけどSBI証券を始めたい場合は、金融機関の変更をする必要があります。
- 乗り換え元の証券会社に「金融商品取引業者等変更届出書」を提出
- 乗り換え元から「勘定廃止通知書」を受け取る
- SBI証券につみたてNISA口座開設書類を請求
- 乗り換え元から受け取った「勘定廃止通知書」と一緒に書類をSBI証券に返送
NISAの口座変更は、WEBアップロードによる手続きはできず郵送でのやり取りになります。書類の提出後、SBI証券および税務署の確認が行われ特に問題がない場合には、つみたてNISA口座の変更手続きは完了です。
金融機関の変更は、年単位で可能です。変更を希望する場合には、変更したい年の前年の10月1日から、変更したい年の9月30日までに手続きを行いましょう。なお、変更したい年の属する年の1月1日以降、変更前の金融機関のNISA口座で買付けがあった場合には、その年は金融機関を変更することができなくなります。
WEBと郵送、どっちがおすすめ?
WEB申し込みでは、WEB上で必要事項の入力や書類の提出を行います。SBI証券のホームページから、口座開設フォームの入力と必要書類をアップロードすれば、申込手続きは完了です。
できるだけ早く取引を始めたい人は、WEB申し込みを利用するとよいでしょう。また、パソコンやスマートフォンといった端末とインターネット環境さえあれば、場所や時間を選ばずに手続きができるのもWEB申し込みの魅力です。
WEB申し込みをする際の注意点は、手続きのすべてを投資家自身で行わなければならないことです。パソコンやスマートフォンの操作が不慣れな人や、インターネット環境が不安定な場合には、郵送による手続きも選択肢となります。