◉年会費は押さえつつ、空港のラウンジ利用など付帯サービスを充実させたい
クレジットカードには、上記のポイント制の他に、会員に各種の優遇サービスを提供するような付帯サービスを充実させているカードが存在します。
一般に、年会費が高いカードほど、サービスが充実する傾向があります。
ちなみにですが、年会費とポイントの還元率は、あまり関係が無いようです。むしろ、年会費の高いカードほど、還元率は相対的に低めかもしれません。
ここでは、年会費は抑えながら、付帯サービスが充実したカードを紹介したいと思います。
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MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
T&E(トラベル&エンターテイメント)に強いとされるアメックスと、三菱UFJフィンンシャルグループのブランドが融合して作られたカードで、非常に充実した付帯サービスが特徴です。
・国内外600ヶ所以上の空港ラウンジを会員無料で利用出来る、「プライオリティ・パス・メンバーシップ」に年会費無料でご登録可能(通常は年会費99$)
・空港から自宅、自宅から空港への無料での手荷物空港宅配サービス
・国内外から電話にて依頼可能なコンシェルジュサポートサービス
・海外旅行傷害保険1億円を初め、国内保険やショッピング保険なども充実
e.t.c..
なお年会費は21,000円と高めですが、同様のサービスが存在する他のプラチナカード(年会費50,000円〜100,000円)に比べるとリーズナブルではあります。
またポイント還元率も0.4%と高くはないのですが、海外での利用はポイントが倍になるなど、ボーナスポイントも存在します。
◉ゴールドやプラチナカードなど、ステータス性を重視したい
クレジットカードは利用者の申込を全て受け付ける訳では無く、当然事前審査を行います。そのため、クレジットカードは(少なくとも支払い能力などに関しては)社会的な信用の証明になります。
そしてクレジットカードの中には、申込を一切受け付けておらず、紹介や招待という形でしか加入できないことから、ステータスカードと呼ばれるカードも存在します。
このようなステータスカードは、付帯サービスが大変充実している一方、年会費が高く、一部のボーナスポイントを除いては還元率も決して高くはありません。
しかし一般的な付帯サービスに加え、特別なイベントへの招待や、「一見さんはお断り」を謳うお店の予約も可能になるなど、“ステータス”を意識させる特別なサービスが充実しています。
そのため、“ステータスカード”であることを、非常に重要視される方も多くいらっしゃいます。
同社は、元々はクレジットカード会社ではなく、1850年に荷馬車により高級貨物を運ぶ運送業者として事業を開始しました。その後事業は好調に推移し、輸送網を全米、および隣国のカナダやメキシコにも広げます。そこで築いたネットワークを活かし、郵便為替業務を開始、さらに世界で初のトラベラーズチェックの発行業者となります。米国内だけでなく、欧州や日本などへの海外展開も活発に行い、1958年にはクレジットカード事業へ参入しました。
会社としては150年、金融業だと100年、そしてクレジットカード事業だけでも50年以上の歴史を誇ります。
この歴史を通して築き上げてきた信頼とネットワークは非常に協力であり、他のカードを寄せ付けない手配力(特にT&E=トラベル&エンターテイメント)を強みにしています。
【付帯サービスの例】
・会員専用の窓口、「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」が設置され、24時間365日、電話一本で会員からの要望に応えられる体制を整えている
・旅行や食事、エンターテイメント、ショッピングなどのシーンで希望を伝えるとプランを提案してくれ、必要な手配を代行してくれる
・国内外600ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用出来る「プライオリティ・パス・メンバーシップ」に年会費無料でご登録可能。
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年会費は105,000円と高額になります。
またカードの還元率は0.5%と低めですが、「メンバーシップ・リワード・プラス」に加盟することで、マイルへの交換の場合、還元率換算で2%とかなり有利になります。
またこのアメックスのプラチナカード以外にも、先日の記事で紹介しましたCItibankの デルタ スカイマイル シティバンク プラチナVISAカード などもステータスカードといえるかもしれません。
【参考】
続・1000万円以上を預けると優遇の受けられるプレミアムバンク vol2〜Citigold編〜
ポイントの還元率、付帯サービスの充実度、ステータス性の3つの視点からそれぞれのお勧めカードなどをあげてみました。
一概にどのカードが良いということではなく、ご自身の考えに一番合うものを、選んで頂ければと思います。
BY TOMB
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