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(写真=PIXTA)

小学校受験といえば、以前はお金持ちの子女だけのものというイメージがあったかもしれない。しかし現在では共働きの、いわゆる“普通”の家庭でも小学受験をする時代だ。

小学受験のメリットとは

通常、子供が小学校へ入学する際は地域の市立・町立などの公立小学校へ入学する。しかし小学受験をおこない見事合格した場合は、地域の公立小学校ではなく、合格した小学校へ通うことになる。

受験がある小学校を2つに分けると、私立小と国立小に分けることができる。私立小では慶應義塾幼稚舎や慶応義塾横浜初等部、早稲田実業学校初等部、成蹊小、暁星小などがよく知られている。国立小学校では筑波大学附属小、お茶の水女子大学附属校、東京学芸大学附属竹早小などがよく知られている。

小学受験のメリットとしてよく言われているのが、質の高い教育を受けやすい環境にあることだ。小学受験を経て入る小学校にはそれぞれ明確な教育理念や建学の精神があり、質の高い先生による教育を受けることが可能だ。もちろん一般的な公立の小学校が質が低い、教育理念がないというわけではない。ただ住んでいる地域によって自動的に決められる小学校に対し、「学校の理念」「教育体制」を見て選ぶことができるメリットは大きいだろう。

授業料は、国立小の場合は一般的な公立小と同じく無料だが、私立の場合は文部科学省子供の学習費調査2016によると、平均して年間46万9173円であった。私立はそれだけ余計にかかるということだ。

小学受験に挑戦する

小学受験にはどのような準備が必要だろうか。まず志望校を決定するため、気になる小学校を調べることからスタートだ。インターネットや取り寄せた資料で調べたり、学校見学に行ったりして、実際の環境を親が確かめることも重要である。

学校ごとに校風も違う為、自分の子供に合う小学校を見つけることが大切だ。実際にその学校に通っている保護者の方から話を聞くのも学校選びには有効だ。

志望校を選ぶ際には多くの小学校を比較して決めたいだろうが、小学受験は大学受験などと比べて時間がないことが多い。多くの小学校が願書受付の期間を10月~11月に設けているので遅くとも夏の終わりまでには志望校を絞り込む必要がある。

志望校が決定すると、試験対策を行う必要がある。国立の場合は入学希望者が多数の場合、試験の他に公平性を期すために抽選がある場合がある。いくら試験対策をしても抽選によって不合格になる可能性もあるので、注意が必要だ。一方の私立小学校の場合は通常抽選などはなく、完全に実力勝負となるので受験対策が重要だ。

受験対策は一般的に保育園・幼稚園卒園の約1年半前から行われることが多い。試験内容としては、ペーパー試験として季節の草花の知識や一般生活におけるマナー等の生活常識を問う問題や、数量、図形、言語、絵画などの問題が多数出題される。

それ以外にも口頭試験や運動の試験、他の受験生との様子を観察する行動観察の試験、記憶の試験など数多くの内容を組み合わせて行われることが一般的である。

小学受験の予備校もある

様々な能力を試される小学校受験において、一般家庭で受験対策を完璧に行うのは大変だ。そこで家庭によっては小学受験予備校に子供を通わせる場合もある。

小学受験予備校とは、その名の通り小学受験対策をサポートしてくれる塾の事である。少額受験予備校の指導内容は、小学受験に合わせた試験対策が中心だ。前述した試験内容は多種多様な能力を試されるもののため、小学受験予備校でも様々な能力を身に付ける学習内容だ。具体的にはペーパー試験に対応した学力の向上だけでなく、幼児教室・体操教室・絵画教室など様々な内容をおこなう。

多くの内容を子供に学ばせるので、小学受験予備校の費用は高額になりがちだ。具体的な小学受験予備校の費用は月に10万円前後となっている。すべてを1社の小学受験予備校で賄わず、別々の教室に習いに行かせる家庭もある。その場合、幼児教室・体操教室・絵画教室・学習塾などそれぞれ月5万円ほどかかり、総額で20万前後になってしまう場合もある。

多くの人が高校受験はするだろう。そうであれば、早い段階で受験をしておくという考えがあってもいいのかもしれない。(ZUU online 編集部)

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