インド,プライベートジェット,富裕層
(写真=Thinkstock/Getty Images)

拡大するインド市場で急成長を遂げている分野のひとつが、プライベートジェット産業だ。KPMGのデータによると、昨年の成長率は20.3%。現在は世界9位の座に甘んじているが、2026年までには米国、ドイツに次ぐ、世界第3位のプライベートジェット大国として君臨すると予想されている。

共有エコノミーの影響か、販売よりもチャーター人気が伸びており、TAJ Airなどの大手チャーター会社から、BookMyCharters、JetSetGo、JetSmartといったスタートアップ・チャーターまでが市場をにぎわせている。

28歳の女性起業家によるスタートアップ、JetSetGo

世界最大のプライベートジェット市場は、約20万機のプライベートジェット機(そのうち約1万機がビジネス用)を誇る米国。ドイツ、英国の欧州二カ国がそれに続く。

しかし米国を中心とする欧米の先進国でのプライベートジェット市場は年々縮小傾向にあり、それに代わって新興国での需要が伸び始めている。特にナイジェリア、ブラジル、中国の新たな富裕層が、プライベートジェット機に熱狂しているという。

かつては所有するものだったプライベートジェット機が、富裕層間でも必要な時にのみレンタルするエコスタイルに移行しつつある。

28歳という若さでオンライン・プライベートジェット・チャーター会社、JetSetGoを大成功させた女性起業家、カニカ・テクリワル氏は、自社のビジネススタイルを「空飛ぶUber」と表現。

オンラインで簡単にジェット機が手配可能という手軽さがうけ、2012年の立ちあげ以来、11%のマージンを弾きだしているという。顧客層の平均資産額は1億ドル(約112 8500万円)。16種類のジェット機から顧客の予算に合わせて(1フライト3000ドルから30万ドル/約34万円から3388万円まで)、搭乗員 、エンジニア、警備員、サービス係つきでジェット機を貸しだしている。

また海外から食材などを直接取り寄せたい顧客のために、出張代理購入サービスなども提供しているそうだ。

テクリワル氏はインドのプライベート機保有数が300機と、米国の4万機などと比べものにはならない事実を認める一方で、インド経済の予想成長率と富裕層数20万人(情報源:キャップジェミニ)という規模の大きさから、今後無限の可能性の広がりが期待できると確信している。(ZUU online 編集部)

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