記念日,CCC,財布
(写真=PIXTA)

3月12日は「3(さ)1(い)2(ふ)の日」(サイフの日)だそうだ。財布=バッグということで、日本ハンドバッグ協会が普及に力を入れている記念日だ。

アプリ「スマホサイフ」を提供しているCCCマーケティングが、「サイフの日」にあわせて、財布の実態調査を実施した。15歳から69歳3006人を対象に今年1月実施。「財布の中身で整理したいもの」というアンケートでは、ポイントカードが55.2%で第1位だ。続いてレシート(44.4%)、割引券(34.7%)と続く。最近ではどこでもポイントカードを出しているし、ポイントが集まると何らかのメリットがあるのでなかなか捨てられないという現状がみえてくる。

ポイントカードでパンパンになってない?

最近は「おサイフケータイ」「スマホサイフ」などアプリで、スマホが財布代わりになってきた。各種のカードや電子マネーなどプラスチックでできた電磁カードも財布みたいなものだ。だから財布の中身は以前より現金は少なくなっているかもしれない。それ以外のものでパンパンになっている人は、なんだかんだ損をしているらしい。

ポイントカードでいっぱいになった財布は、その許容量を超えているので、財布が厚いななと感じている人が42.3%にもなっている。整理すればいいのにと思うのだが、財布を持っている3人に1人以上が、厚いと思いながらも持ち歩いている。「膨張しすぎて原形を留めていない」という人も10%近い。

財布の中身を整理すれば、無駄遣いが減るかもしれない

財布に無頓着な人は、お金の使い方でも「無駄遣いするほう」と自覚している人が、適度な厚みだと感じている人より多い、という結果には納得がいく(「適当な厚みであると感じている人」25.2%、「厚いと感じている人34.6%)。

これはあくまで自覚している人で、何となく無駄遣いをしている人はもっと多いと考えるの自然だ。また、財布が適当な厚みだと感じている人は「お金の使い方が几帳面な方」(52.6%)なのも当然の結果だ。

財布がパンパンな人は、ポイントカードもいっぱい入っている可能性が高い。それでも「ポイントカードを忘れた」という人が88.0%もいる。財布が適当な厚さの人82.9%と比べても高い。

たとえ持っていても「ポイントガードを出そうとして見つからなかった」「出すのに手間取ってしまった」「ポイントカードがあとから見つかった」という体験をしている人は、適当な厚さの人より10%ほど多いという残念な結果に。こんなところでも財布に無頓着な人は損をしているのが分かる。

このアンケートでは財布がパンパンな人を他人がどう思っているかも聞いている。「整理整頓ができなさそう」(36.8%)、「だらしない」(33.9%)、お金の管理ができなさそう(21.7%)と、あまりいいイメージはない。

財布には性格が反映されてしまうのかもしれない。せっかくの「サイフの日」、財布の中身を整理してみてはいかがだろうか。ポイントカードでの特典が消えないばかりか、無駄遣いもなくなるかもしれない。(ZUU online 編集部)

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