投資環境の充実

現在ジョホールバルのイスカンダル計画では世界各国から資金を集める事に力を注いでいます。それもその通り、世界中からの投資資金を使って大規模な都市計画を立てているのです。2006年からの総投資額10兆円計画は順調に進んでおり、ジョホールバルの端から端を結ぶ高速道路の完成を筆頭に、確実にインフラが整ってきています。

また、このジョホールバルイスカンダル計画に伴って不動産投資も盛んに行われています。世界の不動産投資案件を扱う業者でジョホールバルを無視できる業者はいません。日系企業も参入していて、現在はパナソニック、エプソン、ブラザー、イオン等の企業が軒を連ねていると共に、ジョホールバルの可能性をいち早く掴んでいます。


ジョホールバルでの不動産投資

外国人による不動産投資が盛んなジョホールバルですが、何がそんなに外国人のジョホールバルでの不動産投資を後押ししているのでしょうか。それは、外国人に対する融資です。不動産投資の利点は融資を受ける事ができて、それによってリバレッジを効かせた投資ができるという事です。現在インドネシアやタイも、移住先として日本人に人気はあるが、どちらの国も外国人に対する融資は出ないのが現実です。また中国ですが、大規模開発を終えた現在、当時に不動産投資を行ってきた富裕層や機関投資家、または個人投資家は大きな利益を得てきました。しかし現在の中国では、外国人に対する融資を一切行わなくなってしまったので、投資という概念においてレバレッジを効かせる事はできません。融資をうまく利用してレバレッジを効かせれば、投資効率を飛躍的にアップさせる事ができるのです。

ただ、レバレッジを効かせるにはリスクも伴うので、その点も注意したいですね。富裕層であれ、一般の投資家が投資をするときに融資を受けられるのは不動産投資しかないのです。いくら儲かる株があろうが、値上がり確実な金や銀があろうが、金融機関は融資してくれません。なので、確実な経済発展が見込まれていて、現在の進行状況もとても良い土地、ジョホールバルに投資をするなら、レバレッジを効かせた不動産投資を実践していく事が懸命だろうと思います。多くの富裕層は自己資金と融資金額の割合の比重を大きく融資金額に傾けて、ジョホールバルとう土地に不動産を確保しています。


富裕層は何を見据えているのか

実際に富裕層の動きを見ていると、どうも二極化している様です。日本から完全に移住してしまい、ジョホールバルという地で家族ごと暮らしていこうと考える方と、あくまで投資先として考えていて、自分は日本に現状残るが、資金のみをジョホールバルに移して、投資益を得ていこうと考える方です。

どちらも富裕層にとっては魅力的な選択肢ですが、特に二極化の中で興味をそそるのが移住組だ。移住をするのであれば、彼らは自分だけでなく家族の安全や将来も考えなくてはならないでしょう。ジョホールバルに家族を移す事で、将来何を富裕層は見据えているのでしょうか。

1.家族がずっと幸せにくらせる。

2.子供が大人になった後も幸せに暮らせる

3.子供に海外教育が与えられる

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4.大都市と大自然を満喫できる

アジア最大都市の1つ、シンガポールへは車で30分、同じく車で50分程できれいな白砂のビーチが広がります。富裕層は決して大都市だけを目的としているわけではなく、子供に自然を与えたいという気持ちが強いようです。


富裕層にとっての将来性

私が思うに、富裕層は皆『よりよい場所』を目指す傾向があります。それは人によって異なりますが、ほとんどの人が住み易さと、家族の安全と将来を意味します。それを兼ね揃えている都市、ジョホールバルは圧倒的に富裕層の支持を得て成長しています。いつの間にか移住した富裕層だけで、ジョホールバルの都市があふれ返るのではないでしょうか。

今のあなたの現状を見て『移住しない』と決める人

将来の希望を見て『移住する』と決める人

どちらにあなたが当てはまるかは分かりません。しかし、ジョホールバルは今最も後者に近い人たちが集まり、彼らの希望で熱気を帯びているに違いないです。あなたの将来を見据えた移住先はどこですか?

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