ビットコインの仕組み「仮想通貨」とは?

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篠原:わかりました。また、仕組みいきましょうか。今の生まれです。由来というかね。ビットコイン、ビットコインって言ってますけど、一番代表的なのは、ビットコインという名前の仮想通貨なんですよね。だから元祖の仮想通貨はビットコインっていうことで、実際に1万円って、財布に入れてますよね。これはもちろん通貨として見れるんですけど。ビットコインというのは、硬貨も何もないんですよね。

橋詰:そうですね。形がないんですね。

篠原:コンピュータのなかでやりとりしてる、いわゆるクラウドというか、目に見えないもののデータ、いわゆる記録ですよね。その記録の通貨なんですよ。

橋詰:だから、それをネット上で送ったりとか、受け取ったりとかするんでしょ?

篠原:そうです。

橋詰:だから、速いのは速いですよね。

篠原:速いのは速いです。

橋詰:手軽だし。

篠原:だからさっきのニュースであったように、決済の方法としては、やっぱりスピードが速いっていうような形で扱われているんですね。

橋詰:そのへんがメリットですよね。

篠原:メリットです。冒頭でお伝えしたように、もともと仲間うちでと。どうしましょうかね、番組のスタッフ、この前新年会行きました。5名で行きましたよね。

橋詰:はい。この番組5名でやっております。

篠原:僕と橋詰さんと、ヌマタプロデューサーと、Nディレクターと、作家の石油王という、見るからに石油王です。5人の写真を見たら、この人ってなります。

橋詰:わかります。

篠原:5人の間で、たとえば、マネークリニックですから、マネクリコインっていうのを作りましょうか。

橋詰:ほう。

篠原:それでいいんです、実は。このマネクリコインを、うちうちで、僕が橋詰さんに肩たたきをしてもらいたいときに、1マネクリ、僕が払うんです。そしたら橋詰さんは肩たたきをしてくれるんです。

橋詰:それはまさに肩たたき券レベルの話なんですね。

篠原:レベルの話から始まったんですね。ここ、ちょっとややこしいというか、こういうもんだと思っておいていただきたいんですが、ビットコインはスタート当初、約10分に1回新しくコインが発行されるというプログラムのルールになっているんですね。

橋詰:今でもですか?

篠原:今でもです。今のルールでいくと、僕と橋詰さんと石油王とNディレクターとヌマタプロデューサーの5人で、10分に1回ずつマネクリコインが増えていくわけですよ。

橋詰:えー?増える?

篠原:はい。チャリンと。10分たったら、またチャリンと。

橋詰:勝手に増やしていくんですね。

篠原:出てくるんです。それを僕が今橋詰さんに1マネクリ渡したでしょ。それを台帳に書いておくんですよ。みんなが見れる台帳がひとつありまして、そこに書いておくんですよ。

橋詰:共通の台帳がある。

篠原:共通の台帳があるんです。だから透明性があるんですよ。

橋詰:やりとりがずーっと残っていきますね。

篠原:はい。たとえば僕が講演会をすると。そのときに橋詰さんが来たいっていうときに、僕は2マネクリが参加費ですよと。いや、3やな。

橋詰:(笑)なんですか、その。

篠原:もうちょっとやな。せめて僕の、5くらいもらわんとわりに合わんな。

橋詰:その1マネクリがどれくらいなのか、ようわからんのですがね。

篠原:5マネクリで、僕のセミナーに来れると。そしたら僕5マネクリをもらうんですよ。それも台帳に書くんですよ。どんどんどんどん書き込んでいったら、見てる前で書き込んでいくので、透明性があるので。何がいいたいかっていうと、不正がやりにくいというのがひとつなんですね。

橋詰:ビットコインのシステムですね。みんなで見張っている。だから不正しにくい。

篠原:そうです。その台帳が、ルパンとかでも出てくる、透明の金庫に入れてて、暗証番号入れて、赤外線があってとか、監視カメラも横にあって、誰も触れないわけですよ。書くときしか。

橋詰:これで本当に不正できないんですか?抜け穴とかないんですかね。

篠原:台帳って、ひとつじゃないので、台帳に書いた瞬間に、たとえば僕はiPhone使ってるんですけど、iPhoneのカレンダー機能があって、そこに書き込んだら、僕のパソコンであったりiPadだったり、家のパソコンに全部クラウドで書き込めるじゃないですか。

橋詰:なるほど、なるほど。

篠原:あんなかんじで、やっぱりひとつじゃないので、バックアップもありますし、そういう意味では不正はなかなかできないんですよ。

橋詰:そういう形のセキュリティなんですね。

篠原:だからいくら誰が今マネクリコインを持っているかとか、誰が肩たたき券で使ったとかいうのが、一目瞭然にはなっているんですよ。

橋詰:すごいシステムですね。よく考えましたね。

篠原:頭いいかしこが考えたシステムですよね。

橋詰:すごい。

篠原:さあ、こっからですよ。

橋詰:こっからですよね。

篠原:今5人でやり取りをしております。今、仲間うちというところです。あるとき沼田プロデューサーが、打ち上げのときに「ピザでも頼もうや。」って言ったとしましょう。似てるか似てないかわかんないですよ。

橋詰:すいません、今ちょっと似てました。関西弁の微妙なかんじのね。

篠原:似てました?「ピザでも頼もうや。」って言ったときに、初めて番組スタッフが、要は5人でやり取りしているマネクリコインというのを、ピザ屋さんが来たわけですよ、まいどーっと。そのときに、いや、僕たちね、実はマネクリコインっていうのを仲間うちで使ってるんだよと。それに、あなたもまぜてあげるから、このピザを3マネクリでくれへんかと。ピザの人だと、なんて言います?橋詰さん。

橋詰:ちょっと、現金でくださいって。

篠原:何してるんですかと。なんですか、このマネクリコインはと。

橋詰:遊びやないんや、こっちは、と。

篠原:1000円もらって帰らんとあかんねん。

橋詰:と思いますよね。

篠原:思いますよね、普通はね。ただそこで、このマネクリコインはと。ピザ屋のおにいさんは、橋詰さんのことを見て、すごい不安やったわけですよ。橋詰さんじゃないですか。いつも見てます。実はこのマネクリコインは、3マネクリで橋詰さんが肩たたきしてくれんのやと。わかります?

橋詰:そうかそうか。そういう使い方もできるんですよと。

篠原:そうですよ。これ使えますから。橋詰さんが肩たたきしてくれるんですかと。いや、どうぞどうぞ、3マネクリでいいですと。

橋詰:なるほど。そうやってちょっとずつ、世界に広がっていった?

篠原:この瞬間何が起こったかというと、身内から現実社会にマネクリコインが出た瞬間なんです。

橋詰:なんかすごく不思議です。

篠原:不思議なんですよ。たとえばそのピザを、かりに1000円としましょう。そのピザが3マネクリで買えた瞬間ですよね。買えたということは、1000円・ピザ・3マネクリ、これが同等で全部イコールになったという、これが成立したわけですよ。すごくないですか?

橋詰:すごい瞬間ですね。誕生ですね、仮想通貨のね。

篠原:実はこの話、2010年5月22日に、本当に起こっていた実話なんですよ。

橋詰:ビットコインの世界で?

篠原:ピザと交換したんですって。

橋詰:いやー、そのピザ屋さんに話聞いてみたいなー。

篠原:これを、ビットコイン・ピザ・デーって言うんですって、この日。

橋詰:あるんですか、そんなのが?

篠原:実話で、こういうことからだんだん現実社会に通貨とも交換できるようになっていったというのが、まずはひとつの流れです。マネクリが。そこから冒頭の話に戻りますけど、2017年4月の改正資金決済法ということで、そこからだんだんだんだん仮想通貨っていうのが、現実の通貨に近づいていったというのが、今の現状なんですよ。

橋詰:特に管理している会社とかはなく、人的コストもかからなくて。

篠原:そうですね。コストがかからないって、今おっしゃるとおり、昔は中央銀行というのが管理していたので、紙の台帳かそういうところで全部お金の流れとかいうのを、アナログで書いてたんですね。今は、台帳というのは同じなんですけど、さっきのカレンダーと同じように、僕がそのカレンダーに予定を書いたら、全部の僕のパソコンに勝手に書き込んでいってくれるじゃないですか。

橋詰:バックアップしてね。

篠原:インターネットができたらから、その台帳に書くことによってインターネットで全世界に記入できるというので、なのでインターネットの発展で、こういう通貨とかこういうシステムというのができたというのが背景ですね。

橋詰:ですので、管理する人のコストというものがはぶかれているということですね。

篠原:そういうことです。アナログの台帳も、鉛筆代も、紙代も、その人の人件費も、これ、かからないので、やっぱりそういう意味では、決済手数料とか送金手数料が安くなっているというのが、容易になっているんですね。

橋詰:やっぱりシステムとしてよく考えられているんですね。

篠原:よう考えられているシステムですね。インターネットの発展とともに全世界が全部透明化で瞬時に見れるというような台帳というのが、まずひとつの、ビットコイン、仮想通貨の通貨で運営されていると。

橋詰:で、ここからですよ。利用してみたい人、どうやって始めればいいのか。

篠原:なるほど。

橋詰:そこですね。詳しくCMのあとおうかがいします。

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橋詰:それではここで、りそな銀行から、笑って役だつマネー情報のお知らせです。今りそな銀行では、個人型確定拠出年金iDeCoをお得にスタートできます。篠原さん、まず、このiDeCoって最近よく聞きますけれど、どんなものなのか、説明していただけますか?

篠原:はい、お教えしましょう。毎月の掛け金を自分自身で運用しながら積み立てていき、原則60歳以降に受け取る老後資産を形成するための制度なんですね。毎月いくら積み立てるか、どのように運用するか、どのように受け取るかは、すべて自分自身で決められます。掛け金は全額所得控除の対象となり、所得税や住民税が軽減されます。また、運用収益はすべて非課税。通常の金融投資商品で、収益に20パーセントの税金がかかる場合よりお得です。さらに60歳以降の受け取り時の税制も優遇。ゼロ、または大幅に軽減されます。まさに、税金分は得をすると言える制度なんですね。

橋詰:なるほど。そんなお得なiDeCoを、今、りそな銀行で始めると、さらにお得になるんですよね。

篠原:そうなんです。りそな銀行では、今年12月28日までにiDeCoを始めていただくと、通常年間3792円かかる運営管理機関手数料が、誰でも加入してから2年間無料なんです。お選びいただける運用商品も、30本以上と豊富に取り揃え、信託報酬、つまり運用時にかかる手数料も極力低い商品を厳選しました。なんといっても全国におよそ600店を展開する支店の窓口で直接相談できるほか、iDeCo専門オペレーターが対応するコールセンターは、土日もしっかり営業。さらにiDeCo加入後の資産運用相談にも対応するiDeCo専門店舗つみたてプラザを、大阪京阪枚方市駅前T-SITE、東京八重洲地下街にオープン。年末年始、ゴールデンウイークを除く毎日、専門のファイナンシャルプランナーに、iDeCoだけでなくライフプラン全般についても、ご相談いただけます。まさに年金のりそなだからできる、お得で充実したスタート環境が整っているんです。

橋詰:よくわかりました。さらに詳しく知りたい方は。

篠原:お近くのりそな銀行へお越しいただくか、「りそな iDeCo」で検索。ぜひ一度足を運んでみてください。

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ビットコインが欲しい! 何からはじめる? いくらあれば良い?

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(画像=©朝日放送)

橋詰:今日は仮想通貨をテーマにお送りしています。篠原さん、実際にビットコイン、何から始めたらいいんでしょうか、やりたいという人は。

篠原:これは株と同じで、証券口座を作るのと同じで、ビットコインも扱っている、国に登録済みの会社、今16社くらいあるんですね。そこの取引所に自分の免許証とか、免許証を持った顔写真とか、マイナンバーであったりとか、というような個人情報で開設するんですね。

橋詰:ネットでできるんですか?

篠原:はい。ネットでできます。アプリでできます。開設して、自分のお金というのをそこで送金をして、そこではじめて購入するというような取り引きなんですね。

橋詰:いくらからできるんですか?ちっちゃい額でもできるんですか?

篠原:ちっちゃい額からできます。別に1万円からでもできますし、1ビットコイン買わなくても、0.001ビットコイン買うこともできますし。

橋詰:そんなに細かい単位もあるんですね。

篠原:そういうような形でもできますね。