バンクローンへの投資という選択肢がある
【第6回】では信用力格付けが低い代わりに高利回りが期待できるハイイールド債について、スプレッドやこれまでの値動きなどを解説した。ハイイールド債は「投機付格付け」と銘打たているだけあり、名称の通り投機的な側面が強い商品である。 【第7回】ではハイイールド債と比較して信用力が高く担保の保証も大きい「バンクローン」について、金利上昇に強いという特徴と共にお伝えする。
バンクローンは金利上昇に強い
2018年11月16日の米国市場では、米国長期金利は3.1%を記録している。長期金利上昇が新たなトレンドとなるなか、個人投資家としては長期金利上昇を追い風とするアセットを保有しておきたいところだ。そのようななか、バンクローンはひとつの選択肢になるかもしれない。