時給が高い人とは、どういう人なのか?それは、「受け身ではない人」です。より時給を高める為には、買う側ではなく「提供する側」に回らなくてはなりません。提供する側となり、時給を高めていく術を学んでいきましょう。
(本記事は、金川顕教氏の著書『1時間で10倍の成果を生み出す最強最速スキル 時給思考』すばる舎(2017年11月25日)の中から一部を抜粋・編集しています)
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・(1) 年収10倍アップの「時給思考」 作業する人、仕組みを作る人の差
・(2) なぜ、年収1億円を超える人は「一流」を目指さないのか?
・(3) お金持ちは「カンニングの天才」 時給を上げられない人の2つの特徴とは?
お金持ちになる2つの方法
高時給を得たいと、多くの人が考えています。しかし、現実的には、高時給は、どんな仕事をするかでほぼ決まってしまいます。
年収3000万円、つまり、時給1万5000円を超える方法は3つしかありません。
1つ目は、会社に属しながら、会社員として高給を得る。
2つ目は、起業する。
3つ目は、投資家になる。
この3つしかありません(プロスポーツ選手などをのぞいて)。
僕がおすすめするのは、2つ目の「起業家」と3つ目の「投資家」になることです。 これは、単純にビジネスや投資で、お金が入る仕組みをつくることが、1つ目の会社員として高時給を得るより簡単だからです。
時給1万5000円(年収3000万円)を得るのは、超エリートでなければ無理なのは言うまでもないでしょう。
時給が高い仕事とは?
ここでもう少し詳しく、時給の高い職業について考えていきましょう。お金持ちになれる職業は限られています。
ちょっと考えてみてください。一般の人が買う商品、サービスで、高額なものはなんでしょう。
それは、家、保険、車、教育です。
つまり、単純に考えて、この業種でビジネスをすることが時給を上げる一番の近道なのです。
これらの業種のビジネスオーナーはもちろんですが、外資系金融企業のエリートや、歩合制の不動産、保険のトップセールスマンの中には、時給1万5000円(年収3000万円)を実現している人はざらにいます。
これらの業種のビジネスオーナーで、さらに投資家であると、時給はさらに上がっていきます。また、こういった業種のコンサルタントになることも有効です。
時給が上がる仕事、上がらない仕事
仕事には時給が上がる仕事と、時給が上がらない仕事があります。やりがい、使命感など、仕事への満足感の抱き方は人それぞれで多様です。
ただ、事実として、どんなに働いても、時給が上がらない仕事があるのです。逆に、必ず時給が上がる仕事、もともと時給が高い仕事があるのです。
誤解を恐れず言うと、コンビニのアルバイトで頑張っても、報われないのです。時給が上がったとしても、数10円、数100円の単位でしかないからです。
どんなにレジのスピードが上がっても、チキンをあげるスキルが上がっても時給が大きく上がることはないのです。
1時間あたりの作業量が増えるだけ、心身ともに消耗するだけなのです。
買う側ではなく、提供する側に回る
時給が高い人は、受け身ではない人です。簡単に言ってしまうと、買う側の人ではなく、提供する側の人になるということです。
たとえば、セミナーを受ける側ではなく、自分で開く側の人間になる。コンサルを受ける側ではなく、コンサルする側の人間になる。
こういった、受け身ではない人がやっていることはなんでしょうか。
それは、情報発信です。
情報発信のために必要なスキルは、コピーライティング、パブリックスピーキング、マーケティングの3つです。
特に、パブリックスピーキングのスキルは最低限持っておくべきものです。なぜなら、自分以外に、自分の代わりはできないからです。
パブリックスピーキングは、慣れが重要で、才能がいらないスキルです。毎日数十分の練習で必ず向上するスキルなので鍛えておいて損はないでしょう。
まずは実績をつくる
収入が爆発的に伸びる瞬間は、教える側に回ったときです。教える技術があれば、収入が飛躍的に伸びます。
何かしらの道で、あなたが5万円の収入を得るようになったとします。そうしたら、5万円の収入を得るノウハウを教えればいいのです。
5万円の収入を手に入れるノウハウを1万円で教えれば、お客さんが5人いれば、5万円の収入になります。50人に教えれば、50万円の収入です。
それを教えている動画を撮って1万円で販売すれば、自分は何もすることなく自動的にお金が入ってくる仕組みが生まれます。
つまり、時給が上がっていくのです。教える技術は、収入を大きくしますので、ぜひスキル化してほしいと思います。
お金を稼ぐ方法は2つ
お金の稼ぎ方は大きく2種類あります。
「人」で稼ぐ。もうひとつは、「物」で稼ぐ。
「人」で稼ぐ典型的な例が、芸能人だったり、コンサルタントだったり、著者です。
たとえば、イチローが「頑張れ」と言ったら「はい、頑張ります!」となりますが、普通のサラリーマンから「頑張れ」と言われても、「頑張ろうとは思わない」ものです。
つまり、自分自身が他者に何かしらの影響を与えて、お金を稼ぐ方法が、「人」で稼ぐということです。
しかし、普通の人が自分の影響力で稼ぐのはなかなか厳しいものです。
そこで、僕のおすすめは、まずは「物」で稼ぐということです。「物」で稼ぐとは、たとえば物販です。商品そのものに価値があるので、誰もが稼ぎやすいのです。
たとえば、同じ商品なら、マツキヨでも、セブンイレブンでも、ミニストップでも、Amazonでも、どこで売っていても、価値は変わりません。
つまり、自分の影響力に関係なく商品が売れるのが物販の魅力なのです。
まずは、物で稼ぐ、次の段階で人で稼ぐということを考えてみてください。
メンターを見つけ徹底的に真似する
時給を10倍にするためのビジネスを始める上で、とても大切なことがあります。
それは、“自己流”でやらないということです。
人は何事にも、自分のオリジナリティを出そうとしてしまいます。
「いやいや、自分は凡人だから、そんなことはないよ」と言う人もいるかもしれませんが、人は自分のことをどこかで特別な存在だと思っているものなのです。
「たしかに成功している人はそう言っているかもしれないけど、こうしたほうが絶対にいい」こう思って、“自己流”でビジネスをしてしまう人がいますが、それでは一部の天才をのぞいては100%うまくいきません。
僕のセミナーなどに参加する人の中でも、僕のノウハウ通りのことをせず、自己流で頑張ってしまう人がいますが、そういった人はほぼ失敗しています。
“自己流で事故る”前にやるべきことは、メンターを見つけることです。
メンターとは、あなたにとっての先生、つまり、あなたが実現したい目標をすでに達成している人のことです。
その人の思考や行動を真似することで、あなたは最短で欲しい結果を手にすることができます。
時給が高い人はカンニングの天才
時給が高い人は、例外なくカンニングの天才です。
すでに成功している人の、思考、行動、習慣を身につけることができれば、同じような結果を出すことができるからです。
まずは、徹底的に成功者を真似することです。僕自身、セミナーなどの参加者には、「僕のことを100%真似してください」とお話しします。
武道を考えてみてください、必ず型から学んでいきます。型がしっかりできて、それから自分の工夫を加えていくのです。
型がないのに戦っても、勝負に勝てるはずがありません。
僕の今までの経験からお話しすると、時給を上げられない人は、真似することは悪いことだと考えています。
普通の人は、少し真似します。一方、お金持ちは、すべて真似します。そのように真似することから始めなければ、何事もうまくいかないのです。
結果が出ない2つの理由
結果が出ない人、つまり、時給が上げられない人の特徴が2つあります。
(1)そもそもやるべきことをやっていない。
(2)やっていてもやり方が間違っている。
そもそも、何もやらなければ、現状が変わるはずがありません。何もしなければ、何の結果も生まれないのです。これは誰もが納得できることでしょう。
もうひとつ、やっていてもやり方が間違っている。こういう人は、特に厄介です。
特に日本人は、頑張ることに美学を感じる傾向にあります。これは、いいことではあるのですが、一方で間違った努力を重ねると、時間と体力を消耗するだけになってしまいます。
だからこそ僕は、メンターをつくり、その人を徹底的に真似しようとお話ししているのです。
自分の頭で考えない。リサーチ、リサーチ、リサーチ
僕がビジネスに失敗することなく、前進し続けられている理由はただひとつ。
「リサーチと分析」に力を入れているからです。単純に言ってしまうと、何かをやる前には、必ず成功する方法を調べてから始めるのです。
リサーチをする場合は、誤差範囲を最小にするために、300~400人のサンプルが必要になります。僕自身、より多くの人に話を聞くように心がけています。
しかし、300~400人に話を聞くのも大変です。だからこそ、本やインターネットを通じて、成功談、失敗談をより多く収集することです。
実は、ビジネスに関していえば、成功談はもちろん役に立ちますが、失敗談も大変役に立ちます。
失敗談を話すことは、恥ずかしさもあり、なかなか表に出てきません。また、スタートから失敗するまでにコストがかかっているので、なかなか人は教えてくれないものなのです。
すぐれた経営コンサルタントは、経営者から失敗談を引き出し、ストックしておきます。
なぜなら、コンサル先の経営者の多くが、同業者の失敗談を聞きたがるからです。
成功者の方法は真似する、失敗した人のやったことはやらない。これを徹底するのも、ビジネスで成功するためには大切なのです。
だからこそ、リサーチには時間をかけてください。何かを始めるときには、3日間は調べる時間に使うのです。
そして、4日目には必ず何かしらの行動をとってください。
リサーチはとても大事ですが、行動をしなければなんの変化も生まれないからです。調べてとにかく行動する。これが、時給が高い成功者が徹底していることでもあるのです。
時給が高い人は作業をしない
時給を上げるには、作業する時間をなくす。これは、僕が時給を10倍にする上で、徹底して守ってきたことです。
年収300万円の人は、上から言われたことをやる人です。年収1000万円の人は、やれることを全部やる人です。
そして、年収1億円の人は、重要なことだけをやる人です。お金と時間の自由をつかむ人は、ビジネスの仕組みをつくる人か、投資をする人だということは繰り返しお話ししてきました。
働く時間と収入は反比例するのです。時間を減らせば収入が上がる。
だからこそ、自分がやる作業をなくすために人に任せ、本当に重要な仕事のみに集中するべきです。
僕が今やっている仕事は、お客さんの満足度を高める仕組みづくり、スタッフの教育、スタッフが最高の仕事ができ、夢や目標が実現できる仕組みづくり、プロデュースやマーケティング戦略の立案などです。
AKB48グループのプロデューサー・秋元康さんを例にお話しします。 秋元康さんは、プロデュースや作詞が仕事のメインです。新しい企画を出したり、AKBグループが売れるようにする策を考えることがメインの仕事です。
秋元康さんが、「僕もちょっと歌ってみる」と、AKB48や乃木坂46のコンサートに参加して歌うようになると、AKBグループの売り上げは当然落ちてしまいます。
稼ぐ仕組みをつくるか、投資をする人が時給を上げるのです。または、当然、両方をやる人の時給は高いのです。
時給を大きく上げたいのなら、ビジネスを始めるか投資をするという選択肢以外は基本的にはないと知っておいてください。
なによりマーケティング力を磨く
では、時給を上げるためには、どんな力を持つことが重要なのでしょうか。
あなたには、一生稼げるスキルを身につけてもらいたいと思っています。時代や景気などの外的環境に関係なく、一生稼げるスキルを身につければ怖いものはありません。
その一生稼げるスキルとは、マーケティングスキルです。このスキルをマスターした人は、時給が高く、稼ぎ続けることができます。
なぜなら、人脈がなくなっても、自分独自の商品がなくても、お客さんを集めるスキルさえあれば、またゼロからでも稼げるからです。
そして、新規のお客さん、見込み客を集める仕組みをつくるために必要なのが、マーケティングスキルなのです。
オンラインでも、オフラインでも、どうやって人を集めるか、ということがビジネスでは一番大事なのです。
マーケティングするために、任せる
従業員をたくさん雇って稼ごうとする人がいます。しかし、これはあまりいい方法ではありません。特に、ビジネスを始めたばかりの頃は、従業員はいらないと僕は考えています。
従業員を雇うのではなく、パートナーを見つけるべきです。簡単に言ってしまうと、一緒に組んで仕事をしてくれる人を見つけるということです。
作業をやってくれる人は、必ずしも従業員でなくてもいいのです。
僕は仕事を任せられる人を見つけて、その分、マーケティングに集中するべきだと思っています。
なんども言いますが、マーケティングさえできれば、一生稼げるのです。新しいお客さんを集められるということは、お客さんを持っているということです。
お客さんを持っている人には、色んな声がかかります。お客さんを紹介してほしい、この商品を売ってほしいなど、どんどん話が舞い込んでくるのです。
多くの人が、マーケティングに悩んでいます。だからこそ、その悩みを解決してくれる、マーケティングスキルを持つ人は貴重で、重宝されるのです。
仕組みがないと自分の時間以上の価値が生み出せない
僕が時給を10倍以上に上げることができたのは、収入の複線化に成功したところも大きいと思っています。
つまり、複数のお金が入る仕組みの構築です。
僕は、起業して2年目から、いくつかの柱となるビジネスの仕組みをつくり上げました。これには、お金を増やすこと以外にもメリットがあります。
それは、1つの事業がうまくいかなくなっても、他からの収入でお金の不安を感じることがなくなるということです。お金の安心が手に入るのです。
当然、本業を仕組み化しながら、同じようなビジネスをいくつかつくり上げれば、より大きな収入が手に入ります。安心と安定が同時に手に入るのです。
僕の会社は、3期目で年商が1億3000万円だったのですが、4期目で7億円と5倍以上に増えました。
しかし、働いている時間は変わっていないか、むしろ少なくなっています。これは、ビジネスを仕組み化したからなせる技なのです。
人に任せるときのポイント
僕は今、10個のビジネスを展開しています。これは、人に任せているからできること。
では、どういう人に仕事を任せていけばいいのでしょうか。
実は、能力ではありません。やる気を重視して人を選んでいます。
やる気のある人に「ポジション」を与えれば、質の高い仕事をしてくれます。
一緒に仕事をする上で、人が入れ替わり立ち替わりすることが多くあります。
人が離れる理由はいくつかありますが、ポジションを与えられないということが大きな原因の1つです。
ポジションを与えられないと、仕事にやりがいを感じられないし、報酬も上がらないので仕事をしたくなくなってしまうのです。
だから、人に任せるときのポイント1つ目は、なにかしらの「ポジション」を与えてあげることです。
会社でいうと課長、部長、役員といった役職に相当するポジションを与えてあげると、辞める人は少なくなります。
そういった優遇をしてあげることが大切です。やる気があって優秀な人は、ポジションを与えないと、あなたから離れていくということは忘れないでください。
そして、2つ目のポイントが、「報酬」をケチらないことです。やはり、収入が少ないと人は離れていきます。
そして、3つ目が、一緒にビジネスをすることで、能力が上がる、楽しい、「やりがい」があるなど、目に見えない価値を与えることです。
この3つに意識を向けておくと、人が離れていかないので、ビジネスがうまく回り続けます。
ターゲティングのワナ
ビジネスを立ち上げる上で大事なことは、誰に提供するのかということを間違わないことです。
つまり、ターゲティングです。ビジネスには、大きく3つの種類があります。
お金持ち、富裕層のお客さんがターゲットのビジネス。一般の人をターゲットにしたビジネス。お金がない人をターゲットにしたビジネス。この3つです。
では、あなたはどのターゲットに絞ってビジネスをするべきなのでしょうか。
実は、僕は、ビジネスを始める前には、お金持ち向けのビジネスが一番稼げるのではないかと思っていました。
なぜなら、お金をたくさん持っているから、高いものを買ってくれると考えたのです。高いものが売れたら、その分売り上げは大きくなるはずです。
しかし、これは間違いでした。稼ぐためには、全員がお客さんになるビジネスをするべきです。
とはいえ、1つのビジネスで、これらの客層を満遍なく拾うのは難しいものです。そこで、複数の事業を展開して、すべての客層を取り込むようにするのです。
ところが、最初のうちは複数のビジネスを始める体力はないでしょう。では、まずはどの層に向けてビジネスをするべきなのでしょうか。
それは、お金持ち以外の人向けのビジネスです。なぜなら、単純に統計から考えてお金持ちが少ないからです。
だから、一般の会社員に向けたビジネスを立ちあげることが最も良い選択になります。
これから始める人は、周りにお金持ちの知り合いがいない、もしくは少ない可能性が高い。その人がいきなりお金持ちに何かを販売するというのは、かなりハードルが高いのです。
お金持ちはいろんな経験をしています。色々と営業もかけられているしあなたより上手です。その人にいきなり何かを販売するというのは難しいのです。
だから、最初は一番統計的に数字が多い平均年収のお客さんが、悩んでいること、身につけたいこと、悩みを解決できるようなものを提案するビジネスをおすすめします。
動かなくてもお客さんが集まってくる
ビジネスを加速させて、時給を上げたいのなら、集客を自動化する仕組みをつくるべきです。
僕は、この仕組みをつくったことで、時給を10倍にしました。これこそ、最小の時間で最大の効果を上げる秘訣でもあります。
では、どうすれば良いのでしょうか。
僕は長年、この集客の自動化を磨き、今ではほぼ完成形に仕上げました。
インターネットを最大限に駆使し、自動的にお客さんが集まる仕組みをつくったことで、今ではモノやサービスが売れないということがなくなったのです。
とてもシンプルな方法なので、ぜひ参考にしてみてください。
たとえば、ユーチューブに動画をアップしたり、電子書籍を無料で配布して、僕が動かなくてもお客さんが勝手に僕のところに来てくれるようにしています。
このユーチューブ動画、電子書籍の他にも、ホームページ、ブログ、本、フェイスブック、インスタグラム、ポッドキャスト、インターネット広告、代理店の方からの紹介などのさまざまな入口をつくり、僕のことを知ってもらえるようにしています。
たとえば、ネット上の広告は今では、1日50万円以上を使っていますが、スクールの申し込みなどで広告にかけた金額以上の収入が入ってきます
しかも、これは僕がやる作業もゼロなので、確実に時給が上がっているのです。
いきなり50万円を広告に使うのは難しいかと思いますが、広告費はケチらないべきです。自分のできる範囲で最高の額を注ぎ込んでも良いでしょう。
金川 顕教(かながわ・あきのり)
三重県生まれ。東京都港区在住。偏差値35から大学進学を志し、2浪の末、立命館大学に入学。在学中に公認会計士試験に合格、会計事務所デトロイト・トウシュ・トーマツグループである有限責任監査法人トーマツに就職。新入社員から毎日の激務をこなしながら起業のための勉強を開始、給料の10倍を稼ぎ出し、軌道に乗ってきた2013年に独立。4年間で約9億6千600万円を売り上げる。